ヨガへの誤解

https://ameblo.jp/emkanayoshi/theme4-10033464658.html#main  より

私もそうだったのですが、多くの方のヨガへのイメージが偏っていることが分かりましたので払拭しましょう。ヨガ? ヨーガ? YOGA? まあ、いいや。

ヨガといえばややこしいポーズ、とても常人にはできそうもない何とかのポーズをとること だ という思い込みが問題でした。私がいま住んでいる家の大家さんがヨガの先生でして、体験してごらんなさいということで昨年度はじめに体験しました。ここで私も妻も別々の機会に同じことを質問してしまいました。みなさんもするでしょう。きっと。

わたし、身体が硬いのですがヨガができるのでしょうか

もう、この質問が出た時点で偏見の持ち主だということが分かります。体験後もヨガの先生の先生の指導を3回受けまして、ヨガの目的を完全にはき違えていることを知ったのです。ここでいう 知った ことは「ヨガに対する誤った認識」だけです。ヨガの神髄を悟った訳ではありません。ですから、ヨガに精通している方からすればチャンチャラおかしいことを書いているかもしれませんが、どうぞご容赦下さい。

ヨガの目的は自分の身体を通して内面を見つめる作業であるということです。だから、身体が硬い方が、、、実はヨガに向いているのだそうです。これはアーサナ( asana,姿勢)のお話しです。ああ、背中が硬くて曲がらないとか、腹筋の持久力が無くてプルプルするとか、バランスが悪く倒れそうだとか、先生と同じポーズがまるでできないから 恥ずかしいなあ という思いは破棄。おお 私の身体はここがこう硬くてココまでしか曲がらないのかあ とか、私の身体では同じポーズに遠く及ばないのかあ とか、私の腹筋はこの程度だったのか とか、私はバランスがこんなに悪いのか とかを知ることがたいせつなのです。

ですから、硬い自分が恥ずかしいとか、そんな姿を他の生徒さんにさらす「恥」という意識を破棄しましょう。隣の人は柔らかくて凄いなあ なんて集中を欠いている場合ではありません。それぞれが自分の世界に集中することが重要となります。転んでもだれも笑いやしません。もし馬鹿にする人がいたら、その人の方が遙かに恥ずかしい人となります。

ゆっくりと身体を動かして、刻一刻と自分の筋肉の動きが変化していることに意識を集中していますと、前面の筋肉が徐々に曲がり後面の筋肉が徐々に延びていくなという感覚が分かるようになります。これが大切なのだそうです。できなければ「できない」という自分を知るのです。それなのだと。

逆に、身体が柔らかくてどんなポーズでもできる人は、もの凄いポーズをしながら今夜の夕ご飯は何にしようと余計な事を考えるため、全くの注意散漫でヨガの目的を果たすことができない悪い生徒なのだそうです。だから、硬い人の方が集中力は半端なくヨガを行う事が出来るのだと教えて頂きました。

あと、ヨガの呼吸法(プラーナーヤーマ)も正しい指導を受けますと たいへん ややこしい。見よう見まねでは到底できません。初心者でもできる8種類の呼吸法を順繰りに教えて頂き、実行していきますと、過酷ではないものの汗が出ます。指導時間も含めて1時間を超える呼吸法を終えますと、心地よい気怠さを感じます。運動していないのに、とても心地よい疲れ、まったりとした 何とも言えない もう帰りたくない このまま居させて という感じです。

ヨガとはエクササイズ(運動)ではなくヒーリング(癒やし)なのだと先生はおっしゃっておりましたが、まさにそうでした。

なるほど これは はまる。

運動は辛いから続かないこともあるが、癒やしなら何度でもオッケーよー となるのだろう。

健康を考えたとき、「食・腸・心・動」の関わりが大切と講演会でもお伝えしておりますが、ヨガを行いますと、呼吸法は腸の動きを活発にしますし、癒やされてしまいますし、いい汗かいちゃいますので、3/4を網羅してしまうのです。アーユルベーダは食に関しても奥が深いので、インド恐るべしです。

さあ 身体が硬くてヨガに二の足を踏んでいる貴方!!

はじめてみましょうよ

コズミックホリステック医療・教育企画