自己肯定感を高める方法

http://globo-site.com/jikokouteikan-up/ より

自己肯定感を高める方法1 セルフ・カウンセリングのやり方

自分への質問で自己肯定感を高める方法です。

自己否定に陥っている時は、「どうして自分はこんなにダメなんだろう?」という疑問を持ってしまいます。

たとえば、私だったら「どうして私は自分でやろうと思ったことを続けられないんだろう?」という疑問があります。早起きとか、甘いものを控えようとか、ダラダラとネットサーフィンするのはやめよう、とかですね。

で、その答えを探してみると、

飽きっぽい性格だから

ヤル気が足りないから

我慢が足りないから

今までも何も続けられなかったから

親が甘やかしたから

などと、どうにもならないことをグルグル考えて、更に自分を攻めたり否定したりするだけになってしまいますね。

過去に誰かに言われたこと・されたこと・してもらえなかったことや、失敗した体験を思い出してますますネガティブモードになることも。

そんなときに、次の質問を自分自身に投げかけてみてください。

自己質問してみよう

何か自分の許せないこと等について…

1.それは絶対に真実だと言えるか?

自分を低く見積もりすぎていたり、逆に期待を大きくし過ぎたりすることはよくあります。この質問を考えると、過不足なく自分を見ようとすることになります。

例えば、「私が飽きっぽい性格なのは、絶対に真実だと言えるか?」ならば、答えは「はい」です。これは間違いない客観的事実のように思われます。(自分の判断でOKです。)

「今までも何も続けられなかったのは、絶対に真実だと言えるか?」に対しては「いいえ」になります。会社も8年でやめちゃいましたけど、8年続けられたとも言えるからです。

イエスでもノーでも、どちらでも構いません。本当にそうかな?と一瞬だけ冷静になって考えられれば大丈夫です。

2.もしも、それを許せるとしたらどんな気分か?

ポイントは、無理に許す必要はなく、「もしも許せるとしたら」をイメージして気分だけ味わうことです。

もしも私の「飽きっぽい性格」を許せるとしたら、自由に次々始めては飽きますが、それでオッケーなので楽な気持ちになるような気がします。

物事を長く続けなきゃいけない!と思うので飽きっぽい自分の性格が許せないのですが、許せなくても許したときの気分になってみることは意外と簡単です。

そして、その気分のままでなるべく長く居続けるようにすると、だんだん自己肯定感が身についてきます。

自己肯定感を高める方法2 言葉でアファメーション(宣言)する

ちょっとアホらしいと思われるかもしれませんが、自己肯定感を高める言葉をアファメーション(宣言)することも、意識を変えるのには非常に有力です。

直感的に自己肯定感や無条件の愛を感じられそうなフレーズを、毎日、朝晩繰り返し言います。

ただボソボソつぶやくだけではなく、本当にそうなった気分やイメージをしながら、気持ちを込めて宣言しましょう。

以下にオススメの例文をご紹介しますが、一言一句真似する必要はありませんし、全部一気にやらなくて大丈夫です。

自己肯定感を高めるアファメーション例文集

私はあるがままに感謝しています。

私は私自身を信頼します。

私は守られている、大丈夫。

何が怒っても、私は、私です。

私はかけがえのない存在です。

私には無条件の愛が備わっています。

もっとしっくり来るような、あなたのオリジナル「アファメーション」を作ってみてください。

おかしいぐらい、本気で、その言葉のイメージを感じながら、力強く宣言するほど効果が出ますよ。

自己肯定感を高める方法3 バランスシート

上記の2つはフィーリング重視の人はやりやすいと思いますが、理屈っぽく考えてしまう方には次の方法がオススメです。

1.自分の許せないところを1つ、紙に書きます。

例)

朝、目覚ましが鳴っても起きられない。

2.その許せないところによって被っている不都合やデメリットを思いつくだけ書きます。

例)

時間を無駄にする

約束の時間に遅刻する

怠け者だと思われる

夜寝られなくなる

体が痛くなる

3.デメリットと同じ数だけ、メリットを書きます。

例)

夢をたくさん見るので楽しい

たっぷり休まる

遅刻すると注目してもらえる

怠け者キャラが頑張ったときは褒められやすい

夜中まで起きていられる

メリットとデメリットを同じだけ書き出してみると、寝坊すると「あー、またやっちゃった・・・」と落ち込みつつ、実は案外嬉しいことがいっぱいあるのが分かります。

人の気を引くことができるとか、よく寝てゴキゲンになるとか、無意識に受け取っているものに気づくだけで良く、ただそちらを「選択した」のだと思っておきましょう。そうすると自分を責めることが減っていきます。

完璧にバランスが取れた時、どちらでもよくなるので、寝坊しない方も自由に選ぶことができるようになりますよ。

ぜひお試しいただき、自己肯定感を高めていただければ幸いです。