宇宙人が残した秘密の暗号

http://zarabkemul.blog.so-net.ne.jp/2017-07-19  より

宇宙人が残した秘密の暗号・1 [古代の宇宙人]

イギリスのストーンヘンジ、エジプトの大ピラミッド、メキシコのテオティワカン、そしてペルーのマチュピチュ。古代人は、世界各地に目を見張るような記念碑を立てた。こういった巨石遺跡が造られた場所や時代には、大きな隔たりがある。

それにもかかわらず、数々の古代文明どうしに結びつきがみられる謎は、刻まれた秘密の暗号によって解き明かされると、作家のフィリップ・コパンス氏は考えている。

『古代の人々が造った遺跡は、まるで地球のパワーが利用できる場所を指し示すかのように建てられています。たまたまその場所が、建設地として選ばれていたのでしょうか。それとも、何か目的があったのでしょうか。

現代では見られることはありませんが、古代文明どうしが世界規模で交流し、独自の様式を共通して持っていたことは、明らかです』

神聖な建造物と地球の電磁エネルギーが集まるパワースポットとの間に高い相関関係がみられることは、研究者によって発見された。現在、電磁エネルギー波は、可視光線、無線や移動体通信、マイクロ波、およびエックス線などとして使用されている。

物理学者のマイケル・デニン氏が語る。

『科学でいうエネルギーとは、何かに働きかける力や物を動かす力といった物質の持つ特性を意味します。

つまり磁力や電力や重力、又、物を動かしたり熱を加えたりする力、これらはすべてエネルギーだと言えます。地球には磁場が存在しますが、磁場は異なった場所どうしを結びつけています』

地上には重力異常や磁気異常といったおかしなことが起こる地域があって、地殻の歪みが引き起こされることもある。地図上にこういった場所を記して結んで行くと、幾何学模様が出来上がるのである。

作家のデビッド・チルドレス氏が語る。

『古代の人々は異星人の力を借りて、地球全体の特別なパワースポットやエネルギーが渦を巻く場所を、認識していたように思われます。

スポットがあるのは島や山の上、ジャングルの中など様々ですが、全体でみると、幾何学的な配置となっていて、緯度や経度にも関連がみられます』

これが、ワールドグリッド説である。古代宇宙飛行士説では、古代人は意図的に、エネルギーネットワークの網の上に記念碑を立てたと考えるが、これを結ぶと、ある重要な模様が浮かび上がると、作家のデビッド・チルドレス氏は次のように言う。

『ワールドグリッド説では、地球は巨大な結晶体から出来ていて、その周りをエネルギーが流れていると考えます。このエネルギーが交差する部分が、世界各地にあるそうです』


紀元前4世紀。ギリシアの哲学者で数学者でもあったプラトンは、地球の基本構造はある立体図形を基に出来ていると言った。この図形が、「プラトンの立体」である。ワールドグリッド説を始めて語ったのは、おそらくプラトンであると思われる。

プラトンは、地球が12個の正五角形をつなぎ合わせて出来ていて、表面には20の頂点を持つと言っている。これを地球に当てはめて、地図上に記してみると、幾何学的な構造になっていることが解かるのである。

人類学者のベーテ・ヘーゲンス女史によれば、プラトンは、宇宙霊魂というものが存在すること、そしてこれが120の等しい三角形で構成された球体であると書き残していると言う。

このモデルはそのまま地球にも当てはまることが考えられると、女史は述べている。三角形で作られた球体を、ヘーゲンス女史が作った15の円で分割した地球の模型を使って説明してもらう。

『ここには、10個の三角形が連なっています。プラトンは、こうした三角形が120あると言いました。他にも三角形が見えますね。三角形を作り出しているのが15の均分円、つまり地球の中心を通る円です。

どの方向から見ても、円は地球を一周しています。これが、プラトンが2500年前に発見した地球のエネルギーグリッドの幾何モデルです』

人間は、世界各地のパワースポットで得られる地球のエネルギーを使って、巨大建造物を建てていたのだろうか。地球の謎を研究する作家のヒュー・ニューマン氏に見解を訊いた。

『地球のエネルギーを使って、反重力を生み出していたという説があります。巨石を持ち上げて切り出し、長い距離を移動出来たのはこのエネルギーの為だというのです。

ワールドグリッドと関連する場所でエネルギーを使うことが出来たからこそ、巨石建造物が造られたのかもしれません』

どのようにして、古代人は地球のエネルギーを得ていたのだろうか。また、どうして、電磁場が発生する場所を知っていたのだろうか。作家のマイケル・バラ氏はこのように考える。

『古代人は、こういった所に神聖な建造物を造れば、地球や宇宙と良い位置関係を保てることをきちんと理解していたのです。エネルギーの流れも整い、理想的な崇拝の場だったと思われます。

この知識は、どこから得られたのでしょうか。高い文明を持った人々から受け継がれたのか、あるいは人より高等な者から授けられたのでしょうか』

古代の記念碑や祭祀の為の構造物が建てられた場所は、地磁気が発生するエネルギーグリッドと一致することが判っている。

人々はこういった場所そのものに秘密の暗号を込めて、古代文明が地球外生命体とどのような関係にあったかを、後世に伝えようとしていたのかもしれない。ジョルジョ・ツォカロス氏は、ワールドグリッド説について、こう語っている。

『宇宙人が私達の祖先に、ここにこれを造れといった指示を出して、古代の建造物が世界中に造られたのでしょう。それら一つ一つを線で結んで行くと、地球の上に偶然に出来たとは到底思えないような、ある完璧な模様が浮かび上がるのです。

古代人に、どうしてこんなことが出来たのでしょうか。答えは大きな謎ですが、一つ考えられるとするなら、遠い昔に現代の私達へ向けて、地球を訪れた宇宙人がメッセージを残していったのではないでしょうか』

古代人は、宇宙人から地球の強力なエネルギーを利用する方法を学んでいたのだろうか。そうだとすれば、研究者によって発見された地球のエネルギーグリッドは、宇宙人との接触を裏付けるものなのだろうか。古代宇宙飛行士説では、この二つの仮説を全面的に肯定する。