Facebook・清水 友邦さん投稿記事
子供達はこの世に光をもたらすために光の世界から光の身体を持って地上界に下降してきます。
自我が未発達の子ども達は暗示にかかりやすく、7歳くらいまでの子どもは透視、テレパシー、予知能力がありESP能力も多数報告されています。
しかし、その能力は8歳から11歳で頂点に達し14歳ころから衰えていきます。
子どもの頭に社会の信念体系が刷り込まれ、マトリックスの転換が進んで自我に覆われると、その能力は失われてしまうからです。
愛を与える両親が子供を深く傷つけます。
親は世間体を気にして子どもの自由なエネルギーを制限します。
子供の体は緊張し愛を感じる通路を封鎖してしまいます。
子供はあるがままの自分を否定して親に気にいられる良い子の仮面をかぶり自我を形成します。
そうして、いつのまにか自我を自分と思い込んでしまい本来の自分を忘れてしまいます。
親の口先より親のふるまい、親がどんな存在であるかの方がはるかに重要でしょう。
しつけ、教育という名の善意のもとに子どもの自然さは失われ、ハートを閉ざして愛を求める大人に成長していきます。
否定された愛は、分離して怒り、恐怖、悲しみとして記憶されます。
恋愛に傷つき、愛が冷めて終わりを告げたとき、愛は分離したエネルギーとなって憎しみ、不安、悲しみ、怒りが表出します。
深く傷ついた人ほど本当は愛に飢えています。
「子どもについて」
すると幼子を抱いた女が言った。どうぞ、子ども達についてお話しくださいませ。
アルムスタファは言った。
あなたの子どもはあなたの子どもではない 子どもたちは自らの命の希望に依って生まれでた娘、息子達だ。
子ども達はあなたを通ってやってくるだろう。だがあなたから来るのではない。
子どもはあなたと共にいても、あなたのものではない。
あなたは子どもに愛をあたえるがいい。だが考えを子どもに押しつけてはいけない。
なぜなら子どもには子どもの考えがあるから。あなたの家に子どもの身体を住まわせるがいい。だがそこは子どもの魂の住み家ではない。
なぜなら子どもの魂は明日という家に住み たとえ夢の中でさえも あなたはそこに住めないのだから
あなたは子どものようになろうと努めるがいい。だが子どもをあなたのようにしようとしてはいけない。
なぜなら生命は後戻りせず。昨日にはとまらないから
あなたは弓 子どもはその弓から生命の矢となって遥か彼方まで飛ぶ
射手は、無限のかなたの的を見て 力強く弓を引き絞る。
矢を遠く、遠く飛ばすために その射手にあなたを引いてもらうのは大きな喜び
なぜなら射手がその矢を愛しているのなら それを放つしっかりとした弓もまた、愛しているのだから。
レバノンの詩人 カリール・ジブラン「預言者」より
Facebook・清水 友邦さん投稿記事「7世代先の子ども達へ」
「迷いの世界に狂える人は、その狂っていることを知らない。真実を見抜けないものは、自分が何も見えていない者であることがわからない」
「わたしたちは生まれ生まれ生まれ生まれて、生のはじめがわからない。死に死に死に死んで、死のおわりをしらない」
「眼を病んでいる人が、空中に花をみたり、亀の苔(こけ)を尻尾とみあやまったりするように、人は自分の思考や肉体を本当の自分と思い込み、それにとらわれる。のどが渇いた鹿や馬が陽炎を水と思いあやまるように、自分の愚かな心に気がつかない」
「物質世界に取り込まれて、間違っていても正しいと思いこみ、それをふりかえることもしない。人は迷いの世界において生死を繰り返し、生きとし生けるものの世界をさまよう。」
空海「秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)」より
空海の言葉は現代の日本にもあてはまります。
原発事故を起こした日本がこれから成長するプロセスを空海の「十住心論(じゅうじゅうしんろん)」に例えてみました。
1、異生羝羊心 (いしょうていようしん)
お金に目がくらみ原発を推進する。都合の悪い放射能のことは考えない。餌に寄っていく羊のような心
2、愚童持斎心(ぐどうじさいしん)
原発事故が起きても、どうすれば良いのか、わからない、とりあえず、場当たり的な対策を繰り返す心
3、嬰童無畏心(ようどうむいしん)
どうして原発事故が起きたのか考えるが、どうすれば良いのかわからないので、わかっていそうな学者や原子力規制委員会にすがる心
4、唯蘊無我心(ゆいうんむがしん)
なぜ原発事故が起きたのか本当の
原因を探り、答えを探し求めていく心
5、抜業因種心(ばつごういんじゅしん)
原因を探求するうちに、真の原因がわかり対策を行じていく心
6、他縁大乗心(たえんだいじょうしん)
循環エネルギーの政策を実行し、世界中から頼りにされる心
7、覚心不生心(かくしんふしょうしん)
循環エネルギーが真実の道だとわかり安心する心。
8、一道無為心(いちどうむいしん)
地球のあらゆる生命体は互いに関連しあって生きているということを知る心
9、極無自性心(ごくむじしょうしん)
原発が五官からくる煩悩に覆われた自我が自覚がないままに作り出した偽りの夢だと知る心
10、秘密荘厳心(ひみつそうごんしん)
この世界はエネルギーでできており、エネルギーは無尽蔵にあり、エネルギーがつきることはなく、そのエネルギーを含んだ全体が自分の本性だと知る心
今、日本全国で原発を再稼働しようとしています。
原発再稼働、着実に進めるのが政府の考え方=梶山経産相
https://jp.reuters.com/article/japan-politics-idJPKBN27J2X7
事故を起こした福島原発のウランはオーストラリアから東電に輸出されました。
掘り出されれたオーストラリア先住民は警告していました。
「もし、この土地が侵されたなら、ジャンという名の死をもたらす力が解き放たれることになるだろう」
「ジャンが世界中を滅ぼすことになるかもしれない」
しかし、その警告に耳を傾けることはなく事故が起きました。
アメリカ先住民は自分達の行いのために子孫に負債を背負わせてはならないと7世代先の子孫のことを考えて暮らしてきました。
私たちの文明は危険な放射能を垂れ流し、7世代に及ぶ未来の子供達に放射能廃棄物を押し付けます。
自分の友達、家族、子供や孫が癌で苦しむ姿を見ても原発が必要といえるでしょうか?
原発によって先祖伝来の土地が死の町になり、離れなければならない苦しみ。
一万年以上危険な放射能を未来の子供達に押し付ける身勝手な行為をどのように弁明するのでしょうか。
「自分さえよければ誰が苦しもうが関係ない」
この病は深く現代社会を蝕んでいます。
このまま、自分の利益だけを考えて原発をやめずに突き進んで苦しんで倒れてしまうのか。
ここで気がつき、
自然循環エネルギーの生活に切り替えて健康な社会に移行するのか。
それが問われています。
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