人を人間にする

お互ひに傘を差し出す蕈かな  五島高資

— 場所: 高原山

Facebook・近藤裕子さん投稿記事

《 有耶無耶 》 うやむやこれは 仏教用語です。

普通はぼんやりしていて はっきりしない様子を表す言葉です。

私達は 全ての物事に対して 分析したり理屈で明確にしようとしますが世の中には

有 とか 無 とか を決めつける事が出来ないことが沢山有ります。

是か非か 善か悪か 嘘か誠か などなど。

仏教の世界では はっきり答えの出ない事を〈 有耶無耶〉(有りか無しか)と表現します。

大切なのは他人の価値観に依らない自らの〈信の心〉を持つ事です。


Facebook・草場一壽 (Kazuhisa Kusaba OFFICIAL)さん投稿記事

断じることなく

人が見るのは一面ですから、そのことをわきまえておかないとなりませんね。善人だ、悪人だ、いいわ、わるいわと、断じることが多い世の中です。

たとえば近しい人、親しい人などが亡くなって、悲しみのあとにくるのは、自分はその人をどれだけ知っていただろうかということです。私にとって、その人は常に「私が知っている範囲の人」だったのです。むろん、それで十分な触れ合いもあったのですが、すべてではありません。それぞれに立場や役割もあれば、人に見せない思いもあるというものです。

好きだ、大事だ。まるごとだ・・・と言っても、自分が見た限りの「まるごと」です。存在そのものを尊いものと思いながら、存在の一面がおぼろげに見えるだけです。それでも(見えない部分がいかに暗くても)よしとするのが愛ですが、見ているのが一面であることは覚えておくべきことでしょう。

人を批判し、断罪することがたやすく出来ます。ゴシップ的なことで人格を否定するようなことも多々あるようです。一部を見ての人格への言及や能力について言葉(特に否定的な)は、こころを壊しかねません。特に子どもたちには配慮が必要ですね。

 私の尊敬する井口潔先生(九州大学名誉教授、医学博士・理学博士)は「ヒトを人間にするのが教育だ」と仰っています。先生の言われる人間とは、よりよく生きようとする存在のことです。「よりよく生きるとは上手く生きるとは違います・・・」。すでに知っているはずのその答えを人生として歩んでいくのが人間です。

 完成されたいのちの中には、無限の可能性があり、未来があり、そういうものとして、よりよく生きる。「おちこぼれ」も「間違い」もありません。それがまずは大前提です。すべてが「ある」。にもかかわらず、「ない」ものに目を向けようとすると互いが苦しくなります。

知っていることは、ほぼ、知っている「つもり」のことです(なにごとにおいても)。卑屈になったり、気兼ねして生きることはありませんが、「在る」ことへの敬意をもって、ものごとに接したいものです。


Facebook・ごとう 孝二さん投稿記事「岡本 太郎からあなたへ!魂のメッセージ」

人間は精神が拡がるときと、とじこもるときが必ずある。

強烈にとじこもりがちな人ほど逆にひろがるときがくる。人間にとって成功とはいったいなんだろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。

同じことを繰り返すくらいなら、死んでしまえ。

自分の価値観を持って生きるってことは嫌われても当たり前なんだ。

ぼくは口が裂けても、アキラメロなどとは言わない。いいんだ。岡本太郎の責任でやるんだから。

自分が何をやりたいか、何を伝えたいかが分かっていたら、技術は後からついてくる。

信念のためには、たとえ敗れると分かっていても、おのれを貫くそういう精神の高貴さがなくて、何が人間ぞと僕は言いたいんだ。

自分の中にどうしても譲れないものがある。それを守ろうとするから弱くなる。

そんなもの、ぶち壊してしまえ!心の底から平気で、出世なんかしなくていいと思っていれば、遠くの方でちぢこまっている犬のようにはみえないんだ。手なれたものには飛躍がない。常に猛烈なシロウトとして、危険をおかし、直感に賭けてこそ、ひらめきが生まれるのだ。友達に好かれようなどと思わず、友達から孤立してもいいと腹をきめて、自分を貫いていけば、本当の意味でみんなに喜ばれる人間になれる。

誰のために創るんだろう。考えたことあるか。自分のために?そんなの甘っちょろいよ。

植木づくりでもやるんならそれでいいんだ。

金のために?だったら創るより早いやり方がいくらでもあるだろう。

自分の姿をありのまま直視する、それは強さだ。

愛の前で自分の損得を考えること自体ナンセンスだ。そんな男は女を愛する資格はない。

自分が自分自身に出会う、彼女が彼女自身に出会う、お互いが相手の中に自分自身を発見する。それが運命的な出会いというものだ。恋愛だって芸術だって、おなじだ。

一体なんだ。全身をぶつけること。そこに素晴らしさがある。

女には、生まれつき筋をつらぬく面がある。男よりずっとしっかりしているよ。

まっさらな目をもて!そして目的を捨てろ!ぼくはいつも自分が純粋に感じたこと、

考えたことを、理解されようがされまいがダイレクトにぶつける。

でたらめをやってごらん。口先では簡単にでたらめなら、と言うけれども、いざでたらめをやろうとすると、それができない。

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