マニ宝珠

マニ宝珠の膨らみは潜在意識に、先は顕在意識にたとえられます。意識をクリアリングした時その底に光が在ることが解ります。

山門へ登れば茂る宝珠かな  高資ー 場所: 雲巌寺

チベットで最も愛される観音菩薩の真言「オームマニパドメフーム」。

この真言は「蓮華のなかにましますマニ宝珠」という意味を持ちます。

雫のような形のマニ宝珠は潜在意識(球)と顕在意識(氷山の一角と表現される)が一つになった象徴(故に願望実現の象徴ともいわれます)です。

風薫る重軽石の白さかな  高資

かんながら重軽石の涼しさよ  高資

草茂る重軽石の軽さかな  高資

私たちはいろいろな願いを持ちます。そして「真実の願いは叶う」とか「100%願えば叶う」と言われます。

100%願うとは??

「願いを持ち続けている」とはその願いが「真実のものではない」または「100%願っていない」ということになります。

人の意識は顕在意識、潜在意識に分かれていることは良く知られています。

潜在意識も個人的無意識、普遍的無意識にわけられ普遍的無意識の力も考えると潜在意識は顕在意識の9000倍の力を持つともいわれます。(顕在意識が水面に浮かぶ氷山の一角に例えられたりもします。)

顕在意識でどれほど強く願っても潜在意識の願いが反していれば、アクセルとブレーキを同時に踏むが如く無気力(エンコ)になるしかありません。

それでも、潜在意識を無視して顕在意識で願い続け、努力し続ければ、懸命に努力するほどに、目的を達成できない自分への嫌悪になり、自責の念になり、ついには自殺に至ったりすることもあります。

自分を嫌悪し、責め、殺すことになります。

叶わない願いがある時、それが真実の願いか否か自問してみましょう。(「潜在意識も同調した願いは必ず叶えられ続けている」ということです。まさに「自己一致のマニ宝珠」は「願望実現の象徴」とされると言えます。今の現実は潜在意識を含めた意識が引き寄せているものです=波動共鳴。それ故現実から潜在意識を観る事もできます。)

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