https://rayoflight.exblog.jp/27137258/ 【破邪の剣とは?】 より
不動明王が右手に握っておられる利剣のことです。
>破邪の剣は、肉体を傷つけず、憑依する悪鬼羅刹を斬る宝剣の事です。
不勉強な私は、何故「剣」と言わずに「利剣」というのか不思議だったのですが
「利剣」には
1 鋭利なつるぎ。よく切れる刀剣。
2 仏語。煩悩(ぼんのう)や邪悪なものを打ち破る仏法や智慧のこと。「弥陀の―」
という、ふたつの意味がありました。
お不動様は、この宝剣の御力を持って、私たちを日々悩ます煩悩や、過度な欲求、憑依しているものなどを払ってくださるのですね。
また、この利剣には「倶利伽羅剣」という別名があり
仏法を護る八大竜王の一神である「倶利伽羅竜王」の変化した姿ともお不動様の化身ともいわれています。
参考資料 倶利伽羅竜王
倶利伽羅剣(くりからけん)
不動明王の立像が右手に持つ剣。三昧耶形では不動明王の象徴そのものであり、貪瞋痴の三毒を破る智恵の利剣である。剣は倶利伽羅竜王が燃え盛る炎となって巻きまとっていることからこの名がある。
三昧耶形(さんまやぎょう/さまやぎょう)とは、密教に於いて、仏を表す象徴物の事。三形(さんぎょう)とも略称する。
多くの場合、各仏の持物がそのままその仏を象徴する三昧耶形となる。
例えば不動明王なら利剣(倶利伽羅剣)、聖観音なら蓮華、虚空蔵菩薩なら如意宝珠など。
ちなみに三昧耶とはサンスクリットで「約束」、「契約」などを意味するサマヤ(samaya)から転じた言葉で、どの仏をどの象徴物で表すかが経典によって予め「取り決められている」事に由来する。
昔 図らずも唱えたマントラ「オン サンマヤ サトバン」を連想します。
善光寺のカイロプラクティクのワークショップでの体験です。
薄暗い会場には一本のローソクの炎の明かりがあるだけでした。いやでも意識が集中します。
一斉に唱え始めたマントラが「オン サンマヤ サトバン」でした。マントラを唱えながらいつの間にか深い意識に入っていました。
マントラですから意味を考える必要がないのかもしれませんが 調べてみました。
http://kotokan.co.jp/henro/know/sutra.html 【お経の解説】 より
三摩耶戒
おん さんまや さとばん
[解説]
仏様のいのちと三位一体の即身成仏の道を歩みます。
さんまやとは三位のことであって一つ成るという意味。
さとばんは自分と本尊が一つに成って、自ら仏に成るという強い誓いの心を表しています。
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