四つ葉は4大元素を連想させます。
https://www.amorc.jp/blog/201812141425_2001.html?tc=melma181214?utm_source=haihaimail&utm_medium=email&utm_campaign=emailmagazine&utm_content=mailid-586 【4大元素の瞑想】 より
椅子に座ります。できれば椅子の背にはもたれないようにして、背筋を軽く伸ばしてください。
大きく3回ほど深呼吸をしてリラックスします。
そして通常の呼吸に戻して、これからご説明する場面を頭の中に思い浮かべていきます。それほど複雑な状況ではありませし、説明と完全に同じでなくても構いませんので、気楽に、できれば大まかに記憶して進めていってください。
多くの方は、目を軽くつぶって行うのがやりやすいようですが、特にそうでなくても構いません。
1.水
天気の良い、夏のある日のお昼ごろです。あなたは雑木林をゆっくりとハイキングをしています。
歩いている道のすぐ横には小川が流れていて、水の心地よい音が聞こえています。
道は少しだけ登りになっていて、あなたはゆっくりと小川に沿った道を上流のほうに歩いて行きます。
すると、川がよく見える心地よさそうな場所に、ベンチが備え付けてあります。
ちょっと休憩することにして、そのベンチに腰掛けます。
まわりには、新鮮な薄緑色の葉をした広葉樹の林が広がっています。木もれ日が川面に反射して、キラキラと輝いています。
水が澄んでいて、冷たそうです。
小川の水には、清らかなエネルギーが含まれています。そのエネルギーのおおもとは、海です。
私たちは生きものとして、数十億年前に海で生まれ、少しずつ進化してきました。ですから私たち人間の体の大部分は水でできています。
小川の水のエネルギーと清らかさが、あなたの体を満たしていくのを思い浮かべてください。
そして、水の音が、あなたの体の中にある不純なものをすべて洗い流してくれると、しばらくの間、想像してください。
2.土
あなたの靴底は土に触れています。きっとこの土は、まわりの木々から落ちた葉が分解してできたのでしょう。少し柔らかくてふかふかとしていて、心地よく感じます。
この土の養分によって、林の樹木が育っています。土に含まれている力強いエネルギーを感じてください。
土のエネルギーのおおもとは、母なる大地です。地球という青い美しい惑星が、そこで暮らしているすべての生きものを育んでいます。
大地のエネルギーが、左右の靴底を通して、あなたの中に入ってくると想像してください。
このエネルギーによって、あなたの体中の骨、筋肉に力強さが与えられていくのを、しばらくの間、思い浮かべてください。
3.空気
周囲に、木々のかぐわしい薫りをかすかに感じることができます。座っているあなたの顔を、優しいそよ風が、ときおりなでていきます。
新鮮な空気のエネルギーによって、あなたの肺が満たされているのを思い浮かべてください。
空気に含まれているエネルギーは神秘的です。世界中の古代文化が、息と命のことを同じだと見なしていました。
空気のエネルギーが両肺から、あなたの全身に広がっていくのを思い浮かべてください。
ぞくぞくとするような活力が、体の細胞の一つ一つに与えられるのを、しばらくの間、感じてください。
4.火
あなたの頭と手には、優しい木もれ日があたっています。かすかに暖かさを感じることができます。
木もれ日に太陽のエネルギーを感じてください。
古代人は太陽のことを、火のもっとも偉大な現れだと考えていました。
そして、フェニックス(火の鳥)が火の中から生まれるように、火は若返りの象徴でした。
太陽のエネルギーによって、地球上のあらゆる植物が育まれています。
太陽のエネルギーがあなたの体に満ちていくのを、思い浮かべてください。このエネルギーによって、周囲の新緑と同じ若々しさにあなたが満たされていくのを、しばらくの間、感じてください。
水と土と空気と火のすべてのエネルギーに、あなたは満たされています。その充実感と、そして、周りの自然とあなたがひとつになっているのを、しばらくの間、感じてください。
その心地よさを十分に味わったら、ゆっくりと現実の世界に戻ってきてください。
まばたきをします。手を軽く握ったり開いたりします。肩を上げ下げしてください。
いかがでしょうか。
この実習は、紀元前5世紀のギリシャの哲学者エンペドクレスが唱えた、四大元素という考え方に基づいています。
四大元素という考え方を、今の物理学の原子論と比べて、未熟で役立たない考え方だと見なす人もいるようです。
しかし、この実習に実際に取り組んでいただくと、それとは異なる感想をお持ちになるかもしれません
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