#赤木さんを忘れない。佐川と国の逃げを許すな‼️

Facebook・玉井 昭彦さん投稿記事 #赤木さんを忘れない。佐川と国の逃げを許すな‼️

*「真実ありのままを。私はひかない」 森友改ざん、財務局職員の妻語る

森友学園への国有地売却に絡む公文書の改ざんを強いられたとする手記を残し、自死した財務省近畿財務局(近財)職員の赤木俊夫さん(当時54)の妻雅子さん(49)が朝日新聞の取材に応じた。雅子さんは15日から始まる裁判に向け、ある「決意」を語った。

俊夫さんが亡くなった2018年3月7日の朝、雅子さんはいつものように仕事に出かけた。俊夫さんは玄関まで出てきて、「ありがとう」と口にした。ふと不安がよぎり、その日何度かメールをやり取りしたが、夕方になって返信が途絶えた。

俊夫さんの手記によると、改ざん指示は17年2月。遺品の手帳の記載では、その年の4月にかけて終業時間が午前1~2時を回る日も少なくなく、午前3時10分に達した日もあった。それでも午前7時半には毎朝家を出た。「なんとか体を動かして出勤している状態だった」と雅子さんは振り返る。俊夫さんは手記に「現場として私はこれ(改ざん指示)に相当抵抗しました」と書き残した一方で、「指示には誰も背けないのです」とも。

財務省の調査報告書(18年6月)では、改ざんの方向性を決定づけたのは佐川宣寿・元財務省理財局長とされた。雅子さんは改ざんの指示を含めた問題全体の構図が矮小(わいしょう)化されているのではと疑問を抱き、佐川氏に弁護士を通じて書面で経緯説明と謝罪を求めた。だが、昨年9月に弁護士経由で聞いた答えは「返事はお出しできないが、しっかりと読ませて頂いた」というものだった。

それならと、俊夫さんの公務災害認定(19年2月)の経緯や理由がわかる文書の開示を人事院に請求したが、昨年12月に出てきたのは大半が黒く塗りつぶされた文書約70枚だった。抑えてきた気持ちが爆発した。「何これ、ひどい!」

今年3月、国と佐川氏を提訴した。俊夫さんの手記や遺書も公表した。安倍晋三首相や麻生太郎財務相は従来の調査結果と大きな食い違いはないとして、雅子さんの求める再調査には否定的な考えを示した。

提訴時点では匿名でコメントを出すにとどめた雅子さんは、実名を明かして裁判に臨むことを決めた。

15日に始まる国などに損害賠償を求めた裁判では、法廷で自ら意見陳述に立つつもりだ。

「私が求めるのは佐川さんたちに『誰かを忖度(そんたく)せず、真実をありのまま法廷で話してほしい』ということ。私は絶対にひかない。匿名じゃ、その覚悟が相手に伝わらないでしょう」

(朝日新聞7月14 日阪本輝昭、遠藤隆史)#赤木さんを忘れない。

佐川と国の逃げを許すな‼️


https://iwj.co.jp/wj/open/archives/376135 【特別投稿】動物をヒトのために利用――!? 「動物愛護管理法」の大立役者・北村直人氏が浮き彫りにした加計学園新獣医学部設立の「真意」 思い起こさせるのは動物版731部隊「陸軍第100部隊」!】  より

日本獣医師会顧問として、「動物愛護」の観点から安倍政権の「加計学園疑獄」を批判する元衆議院議員の北村直人氏。2017年4月4日に岩上安身が北村氏に独走スクープインタビューをすると、その反響は想像以上に大きなものとなった。

▲北村直人氏

インタビューを行ったその日、岩上安身のツイッターに、配信を視聴した方から熱い思いのこもった投稿があった。

投稿者は、2006年に広島と大阪を舞台に発生した、「ひろしまドッグぱーく」の犬大量保護事件(事件の詳細は、文中注釈を参照いただきたい)に関わりをもった、上条茜(かみじょう・あかね)さん。

大阪で長年働いてきた上条さんは、インタビューを見て、北村氏がかつて自民党議員時代に、動物愛護管理法の改正に尽力した議員であったことを思い出し、日本社会全体の動物愛護に対する意識を大きく改善させた立役者である北村氏が、今回の加計学園新設獣医学部の問題に思い切って声をあげ証言したことに大きな感動を覚えた。

以下に掲載するのは、インタビューに対する上条さんの感激の思いと、北村氏に対する熱い尊敬の念がこもった投稿文である。ぜひ、ご一読いただきたい。

また北村氏へのインタビューは、近く「IWJ特報」としても発行予定のため、今しばらくお待ちいただきたい。

「特区の議論はすべて『加計ありき』」――「森友を超える」加計学園の疑惑をIWJだけにトコトンぶちまける!~岩上安身による独走スクープインタビュー 第735回 ゲスト 日本獣医師会顧問・北村直人氏(前衆議院議員)

記事目次

加計学園問題の貴重な証言者・北村直人氏は、「動物愛護管理法」の大立役者

戦争で犠牲になるのは「ヒト」だけではない――「731部隊」と協力関係にあった生物兵器開発部隊「陸軍第100部隊」の話を父から聞かされて

産廃・広島県・大阪豊中市・動物…森友学園や加計学園問題で彷彿とさせられる動物愛護団体「アーク・エンジェルズ」事件

加計学園獣医学部が目指すのは隔離レベルの実験施設 頭をよぎるのは生物兵器開発やパンデミック

「動物実験」を声高々にうたう加計学園 動物を「ヒトの健康と福祉」のために利用したい意図がにじみ出る

加計学園問題の貴重な証言者・北村直人氏は、「動物愛護管理法」の大立役者

こんばんは、と言うよりは「おはようございます」の時間ですが、色々と興奮冷めやらずで、眠れぬままにこの時間です。北村直人先生のインタビュー、本当にありがとうございました。

「北村先生…北村先生…」と、どこかに引っ掛かりがありながら気づかず、深夜になってから、「北村センセイ!? 議員の!?」と慌てて調べて、「そうか、あの北村議員!!」と、インタビュー視聴中に気づかなかった自分の迂闊さを恥じました。

10年以上前の環境部会の小委員会(※)で委員長を務めて、その後の動物管理法改正に大きく貢献された北村センセイ(議員)は、与野党をまとめて念願の「動物愛護管理法」(※)を実現させた大立役者でいらっしゃいます。

※「環境部会の小委員会」:自民党政務調査会環境部会「動物愛護に関する小委員会」のこと。当時衆議院議員の北村氏が委員長を務めた。

※「動物愛護管理法」:2005年6月22日に公布、2006年6月1日に施行された改正動物愛護管理法。旧動物愛護管理法に「動物虐待の禁止」の観点が希薄だったことから悪徳業者が横行したことを受け、動物取扱業者を届出制から登録制に変更、虐待などをした場合の罰則も設けられた。その後2013年に再度改正。愛護動物を殺生した場合には、2年以下の懲役または200万円以下の罰金、飼育放棄や遺棄などをした場合には、100万円以下の罰金に処されると規定した。

 動物の戸籍の提唱をなさり、それは新法では見送られたものの、それまでの「動管法=動物管理法」にはなかった罰則規定を設けた、新法「動物の愛護管理法」を制定、その後2013年のさらなる改正の礎を築いた、北海道選出の議員の「北村センセイ」が、今日、(4月4日)IWJのインタビューで、加計学園の今治市獣医学部新設へ異議を唱え、文字通り「命を懸けて」貴重な証言をして下さった「北村直人先生(獣医師)」だったとは!

 …と、あまりの偶然? 必然? に、ただただ、感激しております。

 また、毎回様々な分野で、「その道」では知らぬ人はいないけれども、一般には知られていない、真の「識者」を、これ以上はないというタイミングで知らしめてくれるIWJ岩上さんの、人脈の幅広さと奥深さには、いつも驚かされます。今回は、改めて感嘆の旨をお伝えして、お礼を申し上げたいと思い、ペンをとりました。

戦争で犠牲になるのは「ヒト」だけではない――「731部隊」と協力関係にあった生物兵器開発部隊「陸軍第100部隊」の話を父から聞かされて

 ところで、今回のテーマである「国家戦略特区」、今治市に新設されるという加計学園の獣医学部への数々の疑惑、という本題に入る前に、少し個人的なことをお話しさせてください。

 戦後ほどなく進駐軍と入れ替わりで、この日本に生を受け、北村先生と同様、十勝に縁のある私は、戦時に農耕馬の徴用に泣いた祖父母を母方に持ちます。

 また、私の父は南洋の島でかろうじて生き残った一兵卒ですが、義兄(私にとっての叔父)が扱っていた軍用犬に深く思いを寄せていたと聞いています。

 そのような父母の元で育った私は、戦争になって酷い目にあうのは、一般国民である「人間」だけではなく、馬も犬も動物園の動物たちも等しく、大きな災厄に見舞われることを、散々聞かされて育ちました。

 十勝農家の母からは、戦時に徴用された馬が、戦後、どこをどうして帰ってきたものか、誰にもつき添われずにただ一頭だけで飼い主の家に戻った、という話を感動のうちに聞きましたが、その際に横で父が語った陸軍第100部隊(※)の話なども、とても印象に残っています。

 その話、当時は子ども心に恐ろしげな話としてぼんやり覚えていた程度でしたが、長じて、細菌部隊である731部隊につながる、軍用馬の防疫研究部隊が、その「100部隊」だったと知りました。

▲ハルビンにある731部隊跡地(ウィキメディア・コモンズより)

※陸軍第100部隊:1933年に新京(現・長春)に設立された臨時病馬廠(しょう)が、1936年に天皇の軍令によって「関東軍軍馬防疫廠」となったもの。日本国内における陸軍獣医学校の下部組織として機能。表向きは、軍用動物の衛生管理のための細菌やウイルス実験を行っていたが、攻撃用の生物兵器(細菌兵器)の開発も進めていたと言われる。生体実験を行った関東軍防疫給水部本部(731部隊)と密接な協力関係にあり、陸軍第100部隊も人体実験を行っていたとする説もある(参照:http://bit.ly/2q8x8b8)。

 父はまた、義兄の飼っていたシェパード(軍用犬の子)を通して、犬には特別の思いを寄せており、幼い私に、直接、犬にビスケットなどを与えさせ、こんな話をしてくれました。

 「こんなに鋭い牙を持っているのに、小さな女の子の手を傷つけないように、そっと取って食べるよね? 柔らかい裸の皮膚しか持たないで生まれて、武器になる鋭い牙も爪もない人間への、神様からのプレゼントがイヌなんだよ」

 そう話しながら、その犬たちが軍用犬としてどのように利用されたかということを、子どもに刺激が強すぎない程度に薄めて、でも残酷さの一片は通じるよう、南国の恐ろしい病気の話とともに、聞かせてくれました。

▲大日本帝国陸軍の軍用犬(ウィキメディア・コモンズより)

 そのような両親のもと、「イヌは神様から人間へのプレゼント」と信じ込んだ私は、すっかり愛犬家として育ってしまい、捨て犬を飼い、地域猫活動や、自分にできる範囲での犬猫保護活動の端っこに加わって、「保健所に持ち込まれた犬猫」や「ペットショップで売れ残った犬猫」の末路も知るようになり、やがて、日本での「動物管理法」には「動物の福祉」という観点がないことを知るに至って、その法改正に目を向けるようにもなりました。

産廃・広島県・大阪豊中市・動物…森友学園や加計学園問題で彷彿とさせられる動物愛護団体「アーク・エンジェルズ」事件

 さてさて、やっと本題の加計学園問題のひとつ手前、北村直人先生に辿り着きました。

 私が議員北村センセイを知ったのは、2006年の、とある犬保護団体による「寄付金詐欺事件」の時でした。その前年に画期的な新法「動物愛護管理法」の制定を成し遂げた北村議員は、郵政解散で既に政界から引退されており、北村「獣医師」として、日本獣医師会の顧問をされていました。

 その当時は故・鳩山邦夫さんが、自民党の「どうぶつ議連」(※)の会長をされており、大阪で動物愛護団体を名乗る集団「アーク・エンジェルズ」が物議を醸していた件(※)で、その団体を糾弾するための資料を携えて議員会館を訪れた私たちは、直接は、鳩山邦夫議員に話を聞いていただきましたが、その際に、「北村先生がいればなあ」と漏れ聞き、日本の「動物管理」の概念を「動物の福祉重視」へと大きく舵取りして下さった北村直人獣医師の功績を、遅ればせながらつぶさに知った次第です。

※自民党の「どうぶつ議連」:2006年6月に設立された、自民党動物愛護管理推進議員連盟のこと。

※アーク・エンジェルズ:「動物愛護団体」を自称する団体。林俊彦代表。広島県の産業廃棄物埋立地を利用してつくられた犬のテーマパーク「ひろしまドッグぱーく」の閉園にともない、残された犬500匹以上を「レスキュー」するため、ボランティアに駆けつける姿がテレビなどで取り沙汰され、全国から多額の寄付金が寄せられた。/しかしその後、同団体が集めた寄付金を犬の保護に充てず、団体の活動資金に流用しているとして、寄付金の返還を求める訴訟を起こされた(その後、原告敗訴)。その他に、林代表が恐喝未遂で書類送検されたものの、不起訴処分となった。/また一時、大阪府豊中市で、同団体の保護する犬をかくまったトリマーショップに対し、譲渡を求め団体側がショップを訴えたこともあった。現在は、「特定非営利活動法人 動物愛護団体 エンジェルズ」と改称。

ひろしまドッグぱーく(wikipedia)

 まさか10年後に、戦後最悪の政権の、これまた最悪の大疑獄事件で、北村先生が告発者として現れ、その重要な証言を、IWJを通して聞くことになろうとは、想像もしていませんでした。

 10年後の今、私がこのような投稿をするに至ったのには、「閣議決定された名誉私人」である某夫人と重なるようで、口にするのもはばかられますが、それこそ「神様に呼ばれた」とでもいうような(笑)、因果を感じます。

 というのも、いくつかの符合するキーワードがあるからです。そのキーワード、事件の端緒としては、産廃・広島県・大阪豊中市・動物。そして、隠されたキーワードとしての、戦時思想・戦争・防疫(細菌研究)等々、こうして並べると、改めてその因果に背筋が凍る思いです。