体温と免疫力

http://kcreation.co.jp/new/20170109/  より

「体が冷える」とどうなるのか?

人間の体温は、1℃低下しただけで、免疫力が37%も低下してしまうと言われています

体温が低下すると共に体の細胞の活動が少しずつ停止していってしまうからだそうです。

生殖機能のある下半身は特に冷えやすく、体温が下がると卵管も収縮させてしまいます。そして子宮内膜症、子宮筋腫、不妊症などの原因にも繋がってしまいます

人間の体は、36.5℃~37℃の体温で最も良く働くようにできていると言われています。

ところが最近では、36℃前半,中には35℃台という人までいます。多くの病気はこの“体温低下”によって引き起こされているそうです。実は、ガンができるのも体温の低下と大いに関係があると言われています。

「身体を温める」と言うこと

本来人間は、その起源が熱帯のアフリカ大陸であったように、もともと暖かい場所で快適に暮らせるような構造になって生まれてきました。

ところが、環境順応性に富んだ生物であることと、また、さまざまな道具(衣類、火など)を発明・工夫してきたことによって、現在では熱帯から寒帯まで、地球上のあらゆる場所で生活する事が出来るようになりました。

しかし動物としての見地からみると、熱帯にはなかった涼しい環境、「冷え」が人間の身体にさまざまな悪影響を及ぼして来ているのです。

冷えは万病の元

昔から「冷えは万病の元」と言われるように、身体を「冷え」させる事により以下のような症状を引き起こします。

・手足の指先が冷たい

・肩こり、頭痛、腰痛

・疲れやすい気がする

・季節の変わり目に風邪など病気にかかりやすい

・足がむくむ

・トイレが近く、熟睡できない

「冷え」は、血液の循環が悪く、新陳代謝が充分に行われないために起きる、熱量不足の症状なのです。

特に女性は、皮下脂肪が男性に比べて多く、寒さに強そうなのですが、脂肪は熱を通しにくく、体温を上げるための筋肉量も少ないため、一度冷えてしまうと温まりにくいのです。

不思議かもしれませんが、夏場のあいだにも、温めるサポーターのご注文があります。女性や冷え性の方が買われるようで、夏場の冷房がついているオフィスや意外に冷える朝晩に、足元を温めたり、腰やおなかの冷えを防止する目的があるようです。

「私は暑がりで汗かき」という方でも、手や足は冷たくないでしょうか。もし当てはまるようであれば、あなたは立派な「冷え性」であると言えます。

自覚症状のない冷え性の方が、事態は深刻かもしれません。

現代生活は冷房をはじめ、冷たい飲み物、一年中あるアイスクリームなど、冷たい、もしくは冷やしたものにあふれています。当たり前のようになってしまっているこれらの「冷たいもの」は、昔にはなかった、もしくは珍しかったものです。自然と体の調和を目的にしているヨガでは、身体を冷やす冷たいものを禁じているそうですが、現代人は「冷たいということ」に慣れすぎ、感覚まで鈍くなってしまっています。

常に冷たい状況に慣れた身体は、活発に身体が動く、本来の人間と言う動物としての正常である「身体が暖かい」という感覚を忘れてしまっているのです。

人には動物のような体毛がありません。そのため暑さに耐えられるように、汗をかくと言う体熱を下げる体温調節機能は備わっていますが、寒さに対しては大変弱く、体が冷えると免疫力も低下して、さまざまな病気にかかりやすくなるといわれています。

普通、健康な人の体温は36.5度といわれています。36度になると、震えが起きてきます。これは震えることで熱産生を促すため。35度はがん細胞がもっとも増殖しやすい温度といわれています。

30度で意識が消失。29度で瞳孔が拡大してしまいます。

このように体温が0.5度下がるだけでも深刻な影響があります。死に近づくわけです。

一般的に36度未満の体温のことを「低体温」と呼んでいます。人間の身体は本来正常であれば、常に36度~37度くらいを保てるようになっています

この低体温は、女性が多い傾向にあったのですが、最近では子どもや男性にも見られ、体にさまざまな悪影響を及ぼす原因となっています

冷房の効き過ぎる部屋もそうですが、食生活、運動不足やストレスなども原因となります。ストレスは、血管に大きく影響し血流の流れを妨げ、自律神経の働きを悪くしてしまいます。

体温が低下すると共に体の細胞の活動が少しずつ停止していってしまうからだそうです。

生殖機能のある下半身は特に冷えやすく、体温が下がると卵管も収縮させてしまいます。そして子宮内膜症、子宮筋腫、不妊症などの原因にも繋がってしまいます

では、「体が冷える」とどうなるのか、

人間の体は、36.5℃~37℃の体温で最も良く働くようにできていると言われています。

ところが最近では、36℃前半,中には35℃台という人までいます。多くの病気はこの“体温低下”によって引き起こされているそうです。実は、ガンができるのも体温の低下と大いに関係があると言われています。

低体温とガンとの関わりについて考えてみますと、

人間の体のうち心臓と脾臓にだけはガンができないそうです。心臓ガン、脾臓ガンというのはないのです。心臓は休みなく拍動しつづけていて、発熱量が多いところであり、脾臓も同様に熱をもっているところと言うのが理由だそうです。

心臓と脾臓は人体の中でもっとも体温が高いところなので、ガンにはならないということです。

では、反対にガンにかかりやすい箇所はどこでしょうか

胃、大腸、食道、卵巣、子宮、肺といった、管腔臓器が危険だと言われております。周囲に細胞があり、なかは空洞になっているので、臓器が冷えやすく体温が低いのでガンにかかりやすいそうです。

こうして考えると、病気のときに発熱するのは体が病気を治そうとしているからだと思えます。

ある病気が原因の発熱で、ほかのガンが治ってしまったという例もあります。現代医学ではそういった体の反応を局所的に見て、発熱はいけないことだと考え、解熱させようとします。しかしそれは誤りではないでしょうか。

体を温めるだけでこんな効果が

体温の上昇が、好中球をはじめ、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球などすべての白血球の働きを促進させる事につながります。

冷えは美容の大敵であり、体を温めることは、美肌の素でもあるのです

体温が上がると血流が良くなり、お肌の乾燥やむくみなどが改善され、基礎代謝が上がって消費カロリーが増え、痩せやすく太りにくい体になると言われています。

基礎代謝とは、呼吸などの生命維持のための活動で消費するエネルギーのことです。

特に運動していなくても、生きていくためにカロリーが消費されています。

この基礎代謝で消費するカロリーは、日常生活で消費するカロリーの7割を占めていると言われています。

冷えには首のつく箇所を温めましょう

「首」、「手首」、「足首」など、部位に「首」の漢字が使われる部位には太い血管が体の表面近くを通ります。そこを温めることで、温められた血液が手足の末端まで流れ、手先や足先まで温めることができると言われています。

体を温めると血液の流れが良くなる

「体を温める」と温熱による血管拡張作用で血行が促進されます。それによって内臓や筋肉への酸素供給や栄養補給が増し、腎臓や肺からの老廃物の排泄作用が促されます。その結果、血液が浄化され疲労を回復し、病気予防につながると言われています。また、温熱効果や血流促進により白血球の免疫機能が促進され、あらゆる病気の予防や改善につながります。ほとんどの病気で発熱するのは、この白血球の働きを高めて病気を治そうとする自然治癒力の表れであると考えられます。日頃から体を温める工夫をしておくことで、病気を防ぎ、改善することができると言えます。

体を温めると血管が拡張され、血液から細胞に酸素と栄養が十分に行き渡るようになります。血液の流れが円滑になることによって我々は食事によって外部から得た栄養を身体全体の細胞に行き渡らせる事が出来るのです。ですから、身体が冷えて血管が縮小すると、肌の細胞に十分な酸素と栄養が行き渡らず、肌トラブルの原因になります。

細胞は新陳代謝を行い絶えず新しい細胞に生まれ変わりますが、このとき同時に老廃物を生じます。この老廃物を排泄するために運ぶのも、血液の役目です。血行が良くなればその分、老廃物の排泄も促進されるのです。老廃物を体に溜め込んでいると、病気になりやすくなると言われています。

風邪を引いた時に熱が出るのも、風邪を早く治すための自然治癒作用だと言われています。がん細胞も熱に弱いことが、分かっているのです。つまり、体が冷えると免疫力が低下して風邪をひきやすくなるのです。

体を温めると代謝力が上がって、脂肪が燃焼しやすくなります。ダイエットをしているのになかなか痩せないという人は、この代謝力が落ちている恐れがあります。体温が1度下がると、代謝力は12~13%以上低下すると言われています。

体の冷えと病気は相互に関係しあっていると

いわれています。これは漢方医学の見解です。

体を温めると血行がよくなり、いろいろな病気も

改善されていくそうです。

過食やストレス、運動不足といった、体を冷やす要因に事欠かない現代では、だからこそ意識的に体を温め、体温を上げることが必要なのです。

フェースブック内海聡の内海塾よりシェア

【体温をあげる方法】

1.砂糖や精製穀類などの精製物の摂取をやめる

これらはやってみるとすぐにわかりますが、砂糖は麻薬の言葉通り一番難しかったりします。

また砂糖は止めれたけど精製穀類は止めれないという人がたくさんいますが、GI値も高く砂糖に近い組成なので要注意です。

【GI値】とはグリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、その食品が体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードを計ったもの。

  ブドウ糖を摂取した時の血糖値上昇率を100として、相対的に表されています。 このGI値が低ければ低いほど血糖値の上昇が遅くなり、インシュリンの分泌も抑えられます。

2.筋肉量を増やす 

これはイメージはわきやすいでしょう。

スポーツ選手やむきむきキン肉マンで低体温の人はまずいません。

筋肉は発熱機関であり第二の心臓でもあります。

内側の筋肉を鍛えなさいなんてよく言いますね。

3.添加物や農薬や経皮毒類など化学物質を遠ざける。これも分かりやすいでしょう。

これらは抗生物質やクスリに近い作用があり、ホルモンを乱し体温を下げる傾向があります。 

コンビニやジャンクフードばかり食べていれば病気になりやすいのは当たり前。

4.動物性食品を食べる

動物性食品は悪いという人がいますけど、人類の歴史は動物性食品摂取の歴史であり、質を選べば悪いということはありません。多種な栄養素とタンパク質を含み体を作るのに役立ちます。肉にこだわらず魚貝や卵も重要です。

5.野菜は要注意

野菜=ヘルシーと思っている人がいますけどこれも要注意です。

野菜には特に旬がありますので体を冷やすモノがあると東洋医学では教えます。

にんじん、ごぼう、大根などの冬野菜や根菜は体を温めるといい、ナス、ピーマン、トマト、ゴウヤなどは体を冷やすと教えます。ただ、だからといって夏野菜が悪いわけではありません。

6.温めなさいでよいのかどうか

よく温泉に入りなさい、半身浴しなさい、服を何枚も着なさいというのがありますけど良いとばかりいえません。 
これらは外的に温めている部分が強く、体がそれに適応してしまう可能性があります。 

野生や生物の原則から考えれば着すぎは問題です。 

暖衣飽食病の元という言葉もありますから要注意。 

ちょっと寒いと思えるくらい一枚減らすことを私は勧めています。

7.冷暖房を使い過ぎない 

これも同様の考え方で要注意です。 

ヒートアイランドの都会では必要かもしれませんが、昔は冷房がなくても脱水になどなりませんでした。 

季節を感じられないほどの空調は体を壊しますので要注意です。

8.常在菌を多く保つ 

これは腸内細菌を多くするという意味と、 皮膚や口の中の菌を殺菌しないという二つの意味が含まれます。 

アレルギーは清潔病であるという藤田紘一郎氏の有名な言葉もありますね。


27.0℃:死体の体温

30.0℃:低すぎるあまり意識を失う

33.0℃:冬山で遭難したときなどに幻覚症状が出てくる

34.0℃:溺れた人が救助された後回復できるかどうかのボーダーライン

35.0℃:がん細胞がもっとも増殖する

35.5℃:日常的に続くと、排せつ機能の低下、

    自律神経失調症、アレルギー症状が現れやすい

36.0℃:震えることにより筋肉を動かし、熱の産生を増加させる

36.5℃:健康体、免疫力旺盛

37.0℃:体内酵素が活性化

37.5℃:菌やウイルスに強い状態 

38.0℃:免疫力が強くなり白血球が病気と闘う

39.6℃:乳がん細胞死滅

40.0℃:ほとんどのがん細胞が死滅する

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