https://ameblo.jp/pianissimo-love/entry-10813779900.html より
丹田というのは「気功」の中の概念であり、チャクラの概念が出てきた体系とは別のものなんですね。
ですから、基本は別物です。
でも、その場所や働きなどには相関関係があり、両方を良く知ることで、効果的に使い分けることができます。
丹田の場所や作り方はこちら
丹田は、下腹部に作るエネルギーのボールであり、人間の生命エネルギーの核となるものです。
「気が上がりやすい」、
「緊張しやすい」、
「いつも頭ばかりで考えてしまう」、
といったタイプの人は、丹田を鍛えることで、いつも地に足をつけてしっかりと安定することができるようになります。
現実を創造するパワーも、ズバリ、丹田のパワーです。
丹田が据わっている人は、オーラの広がり方も半端なく大きく、引き寄せのパワーも凄いです。
ですから、丹田をしっかり強くすることは、願いを叶える意味でとても効果的なのです。
それに比べて、チャクラは少し概念的に違います。
チャクラは背骨から出ているエネルギーの渦のことを指します。
第一チャクラは生命エネルギー、第二チャクラは生殖と深い関係があります。
全身のエネルギーの流れ的なものと密接に関係しているので、ひとつのチャクラだけが活性していても、バランスが悪くなるだけです。
また、呼吸法等で第一チャクラばっかり刺激すると、精神的な成長という準備のないままにクンダリーニが昇華して、心身バランスが崩れて、人格が崩壊する場合もあります。
第一チャクラばかり開発する危険性は様々な密教の訓練体系で注意が促されています。
私が個人的に気に入っているダスカロスの体系では、第一チャクラ、第二チャクラ、第三チャクラは、初心者には分けて教えてもらえません。
危険が大きいというのが、その理由です。
ですからダスカロスの瞑想では、それら3つを一つの大きなエネルギーボールとして、瞑想していく方法が取られています。
その位、第一チャクラだけをいたずらに刺激することは、危ないことなのです。
丹田も、第一チャクラに非常に近く、エネルギーの質感も似ていますので、生命力は非常に活性化します。
でも丹田は、第一チャクラそのものではありませんので、よほど特殊な修行をしない限り、危険はありません。
安心して、丹田を作り、ご自分をしっかり整えてくださいね。
http://makaula.blogspot.jp/2010/11/blog-post_18.html より
チャクラと丹田の違い
よくチャクラと丹田が混同視されることがあります。
それは三つの丹田の位置が、第三の眼のチャクラ(第六チャクラ)、ハート(第四チャクラ)、そして、おヘソのチャクラ(第二チャクラ)と同じ部位に存在するからです。
しかし、チャクラと丹田は同じものではありません。
チャクラと丹田はお互いに関係があり、それぞれが連動して機能していますが違った波動域に存在していています。
チャクラは身体の皮膚から少し離れた位置に存在するのに対して、丹田は身体の皮膚からおよそ5センチくらい奥の内側に存在しています。
またチャクラの媒介する波動はサラサラとした非常に細かいのに対して、丹田の媒介する波動は粘着質な液状のものです。
形状的にも違いがあり、チャクラはペラペラとした非常に薄い花びらのようなペタルが細かく振動しながら扇風機のように光速回転を行っていますが、丹田は粘着質の高い液体のような波動が集まって、小さくて柔軟性のある球体のように貯まっています。
チャクラは基本的に脊髄に沿って色彩波動を取り込むのに対して、丹田は生体波動を集め、基本的には身体の臓器に関係します。
三つの丹田
丹田というのは気功や太極拳などの中で頻繁に使われる用語で、「気から成り立っている丹を耕す田」、「気の田」のという意味です。
昔の中国では不老不死の薬のことを「丹」と呼んでいた時代がありました。
「丹」とは「水銀」を意味し、地名の『丹生』といった『丹』がつく場所では水銀の産出や、水銀にかかわる地域だったと考えられています。
一般的に気を練るという鍛錬を続けると、気はトロトロと粘っている密度の高い液体や、または液球のように感じられることから、水銀と関係づけられていたのでしょう。
そして「田」は経絡に関係し、体を上下に直線的に走る衝脈と、腰回りを一周する帯脈が、三つの丹田の下丹田の存在する臍の辺りで交叉して田に見えることが由来になっています。
丹田には身体の位置に応じて様々な種類があります。
一般的に三つの丹田に重きが置かれ、
眉間の奥に位置するものを「上丹田」、
胸の中央に位置するものを「中丹田」、
そして、おヘソの下約5センチの位置にあるものを「下丹田」と言います。
この三つの丹田はそれぞれ違った方向性の気を宿し、
上丹田は「神(しん)」、
中丹田は「気」、
下丹田は「精」と呼ばれる気を宿していると説明されています。
そして三つの違った気の種類である「精・気・神」は、「三宝」とも呼ばれます。
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