健康への身体作り(簡易まとめ)

https://ameblo.jp/emkanayoshi/entry-11453693952.html    より

予防医学というと堅苦しいですが、ひと言で表すならば「自然治癒力を発揮し続ける事」です。殆どの方は、その能力を最初から持っています。病気になったと言うことは、自然治癒力が落ちたか、それを上回る被害を及ぼしていることになります。

自然治癒力を落とす原因は現代にはたくさん有ります。食品添加物やトランス脂肪酸などの食問題、活性酸素発生生活(喫煙、糖尿病、ストレスなど)、電磁波や放射性物質などの環境問題と、上げれば切りがありません。その中で健康を維持して、増進させていくのは大変です。右肩上がりで発症数が毎年増え続けている「がん」は、その結果であるとの認識が必要です。

*参照: ◆ トランス脂肪酸は身体に悪い

お手軽になればなるほど、健康からは離れると思った方が無難です。便利さの代償として健康を差し出しているという自覚を持ちましょう。だからと言って、全ての文明を捨てろと言う事ではありません。可能な限り悪い事を避け、良い事を取り入れることです。

「腸を制すれば健康を制する」と言っても過言では無いので、その為には発酵食品(善玉菌)+善玉菌の餌(繊維質)は欠かせないのです。腸内細菌の恩恵は果てしない。繊維質=お野菜さんは、豊富な栄養素を含み、抗酸化物質も豊富です。もっとも豊富に含まれている場所は「皮と成長点」です(大地といのちの会:吉田俊道氏より教授)。タマネギで言うと「茶色いところ+根っこ」です。捨てるところですね。いろいろなお野菜さんの「それ」を集めて、コトコト煮てスープにすれば、著しく豊富な抗酸化物質を得られます。これがあれば、高いサプリメントは無くても大丈夫と言ってもよいくらい。抗酸化物質は栄養素スカスカ野菜を作る見た目重視の慣行農法では得られませんし、ましてや皮を使うとなれば有機野菜が必須です。

*参照: ◆ 腸内細菌の凄すぎる恩恵

自然治癒力を上げる=代謝力を上げる方法は、補酵素を補給し続ける事です。「補酵素=ビタミン+ミネラル」です。すなわち、お野菜さん、果物さん、種子類(穀類、大豆、ゴマ、などのタネ)、海藻類を摂取することです。玄米や雑穀が健康に良いと言われるのはこのためです。大切なミネラル源でもある「お塩」も忘れてはいけません。

*参照: ◆ 御塩は大切 again

*酵素は自動生産なので気にせず、酵素を助ける「補酵素」を摂る。これが重要です。

あと、大切な酵素と補酵素を無駄遣いしてはいけません。やらなくて良い代謝をすれば、せっかくの貯蓄(酵素と補酵素)が目減りします。いわゆる不摂生という行為ですね。化学物質(アルコール、添加物、薬剤など)を摂れば解毒の負荷がかかります(お酒はほろ酔いまで)。食べ過ぎや糖分を摂りすぎれば消化酵素に負荷がかかります。喫煙や糖尿病、ストレスにまみれると活性酸素が発生して消し続けなければなりません。無理をすれば壊れた部分を新陳代謝させて修理しなければなりません。摂り入れたら無駄遣いしない。

体温を上げることは基礎代謝を上げることなので、手っ取り早く代謝力全体を上げられます。が、やり過ぎると燃え尽きて「消耗」となるので「適度」が大切です(適度=気持ち良い)。これは、運動も同様です。

抗炎症もしておいた方が良く、簡単に言うとω-3系統の脂肪酸を摂取した方がいいでしょう。

*参照: ◆ 良い脂肪酸

笑う門には福来たるのは科学的にも分かっていて、免疫活性が2割増しになります。楽しいと、ドパミンやセロトニンなどの「幸せ物質」が脳内で増えます。これはストレスを相殺する事にもなり(ストレス発散方法は各自の趣味でOK)、自律神経の安定化に繋がります。

上記の大前提が「質の良い睡眠」です。寝れば良いのでは無く、安眠であり、熟眠です。修理ホルモンである成長ホルモンの分泌(22~2時に分泌)、自律神経の安定化、最初の3時間は必ず熟睡(脳の回復)、もろもろ。自分なりの眠りの儀式を持ちましょう。

* 参照: 健康自立力(ブログでは書いてなかった)

お買い求め:発想の転換で元気に長生き 健康自立力

1日30品目以上の食材摂取が目標 というような「規則」を作ると縛られて身動きが取れなくなる人がいるので、「方向性」で良いのです。北緯何度東経何度という事では無く、「東の方」でよいのです。

要点だけを簡単に書きましたが、良い身体作りの本質を理解して、色々な情報に惑わされないで、自分のライフスタイルに合ったやり方で、

楽しい人生を!