https://ameblo.jp/cielo123/entry-11177562643.html より
統合医療の第一人者 アンドリューワイル博士の講義を聞きました。
「グルって言われるけどグルじゃないよ。 ハッハッハッ グッド!」とお腹から出る バリトンの第一声。
典型的なSulphの印象像です、
情報量が多く 分かりやすく明るい授業でした。
(実際 名著『人はなぜ治るのか』 は 強烈な腹痛に悩まされたワイル氏が 制酸剤でも何でも治らなかったのに、ホメオパシーのSulph.のレメディで すっかり治癒し心底 驚くという記述から始まります。)
アンドリューワイルはハーバード大の医学部生の時、現代医療の大半が『病気の根本的な原因にはタッチせず、いまある症状を抑えてるだけだ。』と気づき失望して、世界中を旅してホメオパシーをはじめとした 伝統医療や薬草、シャーマニズムなど、自分の体で実験して旅をします。
人間はなぜ病気になり、そして治癒とは、健康とはなにか?
あくなき探求で 現代のホリスティック医療の立役者となった人物です。
「80年代 ホリスティック医学の学部を作りたいといっても 誰も興味を示さず支援もなかったが、現在ではハーバードを含め優秀な医学部に専門に学べる学部が沢山出来た。
短期間で。すごいね!
だから あななたちも 今誰も同じ熱意でやる人がいなくたって 10年後はあななたちが考えてる事が主流になるよ。(*^ー^)ノ」とエネルギッシュに授業は続きました。
日本もそうであることを願います。
アンドリューワイルが 現在のこの統合医療☆1 のブームの流れ で大事に考えていることは、
1 健康、薬、病気、癒し の。考え方を変えていく事
病気になると 「誰か(医者、薬)に治してもらわなきゃ!」とすぐに考える 今のパターンから体は 自然治癒力があるから、自動で治っていく再生力がある。という事実を皆が思い出す。=症状は理由があって出ているもの。不摂生を続けていざ病気になったら、医者の所。の考えから→「健康は自己責任」の時代へ。
2 人間は体だけの生き物ではなく、精神、肉体、感情、スピリチュアルな存在であること。現代医学は病気を 物質としての体からしか見ていない。しかし本来病気の要因は体だけではなく様々なバランスの崩れである。主にライフスタイル。
3 健康をすべての生活様式(食事、エクササイズ、休息、睡眠、楽しみ、社会的環境、人間関係)を総合に考えていく。
4 患者と施術者との信頼回復が大切だと言っています。
現代医学の問題点としては
・本当の病気の原因を 予防できていない。(病気を成立させる介在の研究ばかり。)
・健康になっていかない。
・患者と医師との関係は ほぼ 薬の処方 だけの関係になっている。
・薬には研究費がかかり高価であるために、医療費のコントロールできない上昇がどの国も問題になっている。
病気の真の原因は ライフスタイルにあって、薬では予防できない。
ワイル氏が30年 世界中をフィールドワークしてだした健康への近道の食事は、
・小食にして、
・精製した食品はさけ、
・工場でできた食べ物はたべない。
基本はシンプルなもの。アンドリューワイル式抗炎症食事は上図。
自律神経を整える呼吸法を実際にやったのでご紹介です。
1舌先を 上の前歯の裏側と歯茎のさかえ目あたりにつける。息を吐くときは舌のまわりから空気を出すように。
2まず ふーーーっと音と共にすっかり吐き切り。8秒
3口を閉じて、鼻から息を吸いながら 4秒
4息を止めたまま 7秒
5また ふーーっと音をたてながら吐いて8秒
吸う4:止める7:吐く8
本は色々読んでたので、そのダイジェストな感想でしたが、 講義がうまく、聴いてる人達のエネルギーもぐっと高まる感じです。とっても勉強になりました。面白かった。
今日の一言アンドリューワイル
「人体の細胞や組織のあるものには猛烈な再生力がある」
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