心と身体の安定ホルモン

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【心と身体の安定ホルモン】

こころの安定と免疫力には相関関係があることが分かってきました。

心がストレスによって不安定になると、自律神経とホルモン・免疫系のバランスが乱れ、大量の活性酸素を作ってしまいます。

神経伝達物質には、いろいろ種類があり、ストレスと関連が深いのは、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン、そしてセロトニンなどです。

心の状態を作る神経伝達物質は、それぞれ異なる情報を運んでいます。

アドレナリンは「恕」

ノルアドレナリンは「恐れ」

ドーパミンは「喜び」

を生み出します。

これらの感情を抑える方向に働くのが、セロトニンの役割です。

言わば、心の安定です。

セロトニンは心の状態だけでなく、健康を保つ上でも重要だという事です。

セロトニンを増やす方法は

① 日光を浴びる

直射日光に抵抗がある人は、朝起きたらカーテンを開けて日光を部屋に入れて下さい。

②ウォーキング

一定のリズムで歩く事を意識して下さい。

ジョギング、自転車でも良いのです。

出来れば20分くらいの目標が良いでしょう。

ガムを噛むのも良いと言われていますが、人工甘味料が必ず入っていますので多用はお勧め出来ません。

③ 食べ物

・バナナと豆乳

・冷奴にシラス、じゃこ、鰹節

・豆腐、油揚げ、ワカメのお味噌

上記は簡単に摂取出来る例です。

セロトニンの材料であるトリプトファンと生成に必要なビタミンB6の組み合わせなのでバランスの良い和食を心掛ければ自然に摂取出来ます。

また、昼間に残ったセロトニンは、夜には安眠に必要なメラトニンに変わります。

  

  「おどろくべきバナナの健康効果」

バナナに含まれているトリプトファンは、必須アミノ酸のひとつ。幸せ気分にしてくれる神経伝達物質セロトニンの原料となります。

バナナは、エネルギーとビタミン・ミネラルを提供してくれるトロピカルフルーツ。どんなダイエットにも加えることができる健康食品です。

バナナは、1サービング(約1/2本分)たった90カロリーしかありません。

適量さえ守れば、ダイエットプランに加えても減量のじゃまにはなりませんし、さまざまなメリットをもたらしてくれます。

今回は、おどろくべきバナナの健康効果についてお話します。

バナナの健康効果って?

バナナには、糖分とミネラル(カリウム・マグネシウム・鉄・カロチンなど)が豊富です。

また、食物繊維が多いのに加え、葉酸・ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンEなどのビタミンも多量に含まれています。

バナナは炭水化物もたくさん含んでいますから、身体のエネルギー源としてたいへんすぐれています。

これらの理由から、バナナは子どもたちの食事やおやつにぴったりです。

また、カリウムも豊富で、体内の余分な水分を排出するお手伝いをしてくます。

このため、身体のバランスを保ち、高血圧や痛風などの病気を治すのに役立ちます。

 「高血圧」

ナトリウム過剰でカリウムが足りないと、血圧が上昇する可能性がたいへん高くなります。

身体にはカリウムを十分補給する必要がありますが、バナナにはこのミネラルがたくさん含まれています。

ですから、毎朝バナナを1本食べることをおすすめします。この健康的な習慣をつづければ、血圧を理想的なレベルで保つことができるでしょう。

 「うつ病」

うつ病に悩む人の多くが、バナナを食べたあと、気分がずっとよくなると報告しています。

これはバナナが必須アミノ酸であるトリプトファンを含んでいるためであると、研究者たちは発見しました。わたしたちの身体はこの成分

を合成することができませんから、食品から十分摂取することが大切です。

トリプトファンは、精神の安定と幸福感をもたらしてくれる神経伝達物質セロトニンの原料となります。

この効果を得るには、バナナ1本で十分です。食べて数分以内に、リラックスでき、気分が高揚してくることでしょう。

「ストレス」

ストレスは、基礎代謝を乱し、カリウムのレベルを下げます。バナナにはカリウムが豊富に含まれていますから、このミネラルを

補充するためには、バナナを食べることです。

でもストレスに対するバナナの効能は、カリウムだけにとどまりません。バナナは、気分をよくし、心を落ち着かせるのにも役立ちます。

「便秘」

バナナはペクチンを含んでいますから、消化機能を向上させるのに最適の食品の1つです。

ペクチンは食物繊維の一種で、消化をうながし、体内の毒素を排出するのを助けてくれます。このため、バナナは便秘を解消した

り、消化スピードを遅らせたりするのにぴったりです。

さらに、バナナに含まれる消化酵素が、消化機能を向上させ、ガス・腹部けいれん・圧迫感などを軽減してくれます。

 「月経前症候群」

バナナはビタミンB6が豊富ですから、血糖値の調整によい効果をあらわします。

また一般的に言って、ビタミンB群はPMS(月経前症候群)の症状のいくつかをやわらげるのに役立ちます。

バナナを毎日食べると、PMSによく見られるむくみや腹痛を軽減するのを助けてくれます。

また、気分をよくし、PMSを体験しているあいだ緊張しがちな神経を落ち着かせるのにも役立ちます。

         (みんなの健康)より