http://tsukibank.jp/subconsciousness-overwirte/ より
潜在意識」という言葉をどこかで聞いたことがないでしょうか。
これは、人が意識していない、無意識の領域を言います。人の心には、自覚がある意識(=顕在意識)と、このように自覚がない無意識(=潜在意識)があります。実はその潜在意識が占める割合は、顕在意識よりも圧倒的に多いと言われ、ここをうまく使うことで、成功に近づくことができます。
今回は潜在意識を変えると人生が変わる、今日から始めることができる方法をご紹介していきます。
1.潜在意識を書き換えることの意味
1-1.こんな人は即実践!
例えば、マイナス思考な人は、潜在意識の働きかけをすることで、その思考を変えることができます。
変えようと自覚している段階では、無理やりでないと変えることができません。
しかし潜在意識に働きかけることができれば、無意識にプラスの思考に変えることができるのです。
基本的に、ネガティブな言葉は思考を汚してしまいます。ネガティブな言葉は、他者否定だけにとどまらず、自己否定にもつながります。そうすると、行動も消極的になってしまい、運もなくなってしまうのです。
1-2.潜在意識のメカニズム
潜在意識は、普段意識していないものになりますが、実は日常のあらゆるところで使われています。
例えば歯磨き、自転車や車の運転、料理など、あらゆる生活パターンが、潜在意識にプログラムとして組み込まれているのです。簡単に言えば、行動が意識に支配されており、知らない間に済ませてしまっているのです。
つまり「良い習慣」と「悪い習慣」、どちらも育ってしまう可能性があります。そのくらい、潜在意識の力というのは、凄まじいものがあります。
ここで注意点ですが、潜在意識は、実は変化を好みません。例えばあなたが「語学を始めたい」と思い、参考書をたくさん購入し、やろうと考えたとします。その時に難しい問題にぶつかり、「できない」や「面倒」といったネガティブな発想を持ってしまったりします。実はそれが、潜在意識の働きかけで、潜在意識は元のあなたに戻そうと働きかけているのです。
ではそんな潜在意識を、どう書き換えればいいのでしょう。
2.潜在意識を書き換える3つの方法
2-1.想像する
何かを始める前に、潜在意識に、変化が良いことだと思い込ませましょう。
習慣の変化を潜在意識が好まないのであれば、その習慣それ自体を、少しずつ変化させていけばいいのです。
まずは、自分がその目標や願望を達成しているイメージなどをできるだけ多く持つことが大切です。顕在意識は、一度考えたことや学んだことなどをそのままにしておくと、すぐに忘れてしまいます。
しかし繰り返し思い出し、再認識することで、少しずつ潜在意識に組み込まれていくのです。
2-2.潜在意識をクリアにする
潜在意識をクリアにすることで、より変えやすくなります。
マイナスな感情で満ちている時に、無意識下へ無理やり思い込ませようとしても、なかなかうまくいきません。ネガティブな思考で悩んでいる人は、できるだけ最初に、潜在意識を綺麗にしておきましょう。
具体的には、寝る前の時間を有効活用することをおすすめします。基本的に脳は、1日の情報整理を寝ている間に行います。寝る前までは脳という部屋にどんどん情報が詰め込まれており、新しい情報ほど、手前に来ています。
つまり寝る前の情報が一番新しいのであれば、この時にできるだけ楽しいこと、嬉しいことをイメージするようにしましょう。そうすればマイナスなものは埋もれて、プラスだけを残すことができます。これは快眠などにもつながります。
2-3.行動は少しだけ背伸びしたものにする
意識は行動によって変わっていきます。
つまり自分で願い、そこに行動を加えないといけません。その行動自体も、初めから高い目標を立てていたのでは、三日坊主になってしまうかもしれませんので、低いところからスタートすることが肝心です。
例えば「語学をマスターする」という目標を立てて勉強を始めても、なかなかその目標は達成できません。それは、その目標が難しすぎるからで、勉強する意欲自体なくしてしまいます。
できればすぐに達成できる、低い目標をイメージし、それをいくつも作りましょう。達成すれば「喜び」など、プラスの感情が生まれます。それが潜在意識に、変化が正しいことだと思わせる要因になります。
3.目指す目標別、潜在意識の書き換えシミュレーション
3-1.性格を変えたい
まず、アファーメーションを有効に使いましょう。
アファーメーションとは、自分自身に対して行う、「自己肯定宣言」のことです。これを効果的に使えば、なりたい自分に近づくことができます。アファーメーションは新しい言葉を繰り返すことで、新しいものに書き換える効果があります。
まず、どんな自分になりたいか、また何を実現したいか考えましょう。次にそれにあたって、何が足りないのかを考えます。今度はそれを文章で表現しますが、できるだけ肯定的な言葉を使うようにしましょう。例えば「私は人見知りだが、言い換えれば慎重に相手を見極めることができる」などです。
この用紙ができれば、朝と夜に、アファーメーション宣言をします。言葉を繰り返すことで、次第と潜在意識に組み込まれ、行動も自然とそんな理想に近づこうとしていくはずです。
3-2.お金持ちになりたい
引き寄せの法則をうまく使いましょう。
引き寄せの法則は、潜在意識にイメージをすり込む手法の一つです。会社経営者やスポーツ選手など、成功者の多くは意識的に、または無意識で引き寄せの法則を使っていると言われています。
具体的にまずは、リストを作ります。欲しいお金の額と、それで何がしたいのか(または買いたいのか)をよく考えましょう。リストはできるだけたくさん書ければいいでしょう。この時、それが夢物語だと思わないことが大切です。自分にはできると、言い聞かせましょう。
次に、目標に焦点を当て、ではそのために何をすればいいかを必死に考えましょう。ここではもちろん、明確な答えなど出なくても大丈夫です。潜在意識に強く働きかけることで、自然にお金持になるための行動を選べるようになるからです。あとはリストを見返し、行動を続けるだけです。
3-3.夢を実現させたい
基本的な方法は、引き寄せの法則にのっとったものになりますが、ここでは注意点を紹介します。
まず夢には、具体的な期限や数字を入れることです。期限が迫る緊張感が、より良いアイデアにつながったりします。
また、目標のことは、できるだけ秘密にしておきましょう。他人からの否定は、大きな壁になりますし、それが気の弱い人であれば自己否定につながるかもしれません。成功者の多くは、人知れず努力を続けています。
加えて自分を信じることはもちろんですが、「認めてあげる」ことも忘れないようにしましょう。たとえ他人から見て、微々たる目標達成でも構いません。そこまでまずは頑張った自分を認めることが、プラス思考につながります。
4.おわりに
いかがでしたでしょうか。潜在意識は、普段使われていないことから、なかなか馴染みのないものかもしれません。
しかし実は私たちの行動パターンや性格に、強く影響を及ぼしているものになります。潜在意識をよく知ることで、自分の将来を劇的に変えることができるかもしれないのです。全体を統括して、最も大切なことは、自分のイメージを信じることです。それができれば、自然と行動も伴いますし、成功にぐっと近づくことができるでしょう。
0コメント