意識を向けるということは、そのものにエネルギーを与えるということ

http://www.el-aura.com/herapist20180220/  より

「意識を向けるということは、そのものにエネルギーを与えるということ」

「嫌よ嫌よも好きのうち」と申しますが、あの言葉をエネルギーで説明しますと、本当のことを言っているのですね。

「嫌!」と言っている時点で、その人のことが気になって仕方ない、「嫌い! 見ているだけで腹が立つ」

ということは、意識はその人へと向いているわけです。

〈自分の意識を向けているということは、目線をその人に向けているということ〉

私たちの目線はそのものへとエネルギーを注入することができます。

目線は自分の意図ですので、自分の目線の先には、自分でも気づかない、深層意識の矛先があります。

目線によってエネルギーをそのものに注ぐと、自然とその対象が自分の意識の中でエネルギー的に大きくなります。

気にするという行為を何回もしていると、意識下でエネルギーが増大してしまうのですね。

〈エネルギーの流れを本当に知っていたら、無駄なものに注目や意識を向けることは避けるべき〉

例えば、ネガティブな考え、「もし、病気になったらどうしよう」「もし、事故になったら心配」などの心配をすればするほど、そのものにエネルギーを与えてしまいます。

でも、私たちの次元は、考えたことがすぐにも実現することは難しいので、こういうネガティブなことを考えたとしても、すぐさまそういうことになりはしませんので安心してください。

しかし、私たちには「宇宙の自由意志の法則」が課せられていますので、

何度も何度も意識をその「事故になってしまう……」という方向へとむければ実現への道がひらかれてしまうのです。

ですから、本来であるならば、注目して拡大してしまうエネルギーをもっと有意義な方向へとむけるべきなのです。

〈離れたいのに離れられない意識があったとしたら……〉

本当に心の底から離れたい事柄があったら、そのものにエネルギーを向けるのではなく、「気にしない」ということが、エネルギー的に離れられるということなのです。

それでも、気になって仕方ないのであるならば、それはあなたのハイヤーセルフが、「そのものを見て、新しい気づきを得なさい」と言っているのかもしれませんね。