【ブリーフシステム】無意識の選択を変える・2

http://shinjisaito.blog.jp/archives/71569437.  より

私たちは無意識のコンフォートゾーンに対してホメオスタシスが働いています。このホメオスタシスは生命維持をさせるために働く無意識の力のため超強力に働くのです。

【ホメオスタシスとコンフォートゾーン】無意識の超強力な力がかかる

ホメオスタシスを味方にできれば、次々とゴールを達成させていくことが可能となるのです。そのためには現状のコンフォートゾーンを抜け出せばよいのですが、まずはブリーフシステムを変えていく必要があります。

◎ブリーフシステムとは

ブリーフシステムとは、私はこういう人間だという、「信念体系」のことです。過去の体験や他人からの評価を受け入れることで出来上がっています。

他人からの評価と書きましたが、受け入れなければブリーフは形成されません。しかし親から「あなたは落ち着きがない」など言われる続けるうちにどこかで受け入れてしまうと「自分は落ち着きがない奴だ」というブリーフが出来上がってしまいます。

これは親からに限りません。他人から「お前は〇〇だ」と言われるのを受け入れてしまうとブリーフシステムが形成されてしまうのです。

他人のネガティブな評価は一切受け入れる必要はありません。逆にポジティブな評価はどんどん受け入れていけばいいのです。

このようにブリーフシステムがあなた自身の信念体系を強固にしているため、現状のコンフォートゾーンに縛り付けているのです。このブリーフシステムを変えていかなければ現状に縛られてしまい、ゴール達成の妨げになってしまうことがあるのです。

ですが、現状のブリーフシステムを変えていく簡単な方法があります。

◎無意識の選択を変える

ハビット・アティチュードと言いますが、それぞれ「癖、習慣」、「態度、心構え、気持ち」と訳されます。

私たちは普段多くの選択の場面があります。しかしそのうちの多くの選択はハビット・アティチュードによって無意識のうちに行われているのです。

例えば「コーヒーにしますか?紅茶にしますか?」と問われたらどう答えますか?

私は多くの場面で反射的にコーヒーを頼んでしまいます。この時点で、提供側が季節に応じた紅茶を用意してくれていたとしてもそれを味わうことはなくいつもと同じコーヒーを味わっているだけなのです。

もう少し詳しく言えば、「いつも通り」というアティチュード(心構え)が形成されているのです。

◎ブリーフシステムを変える

ブリーフシステムを変えるには、このハビット・アティチュードを変える必要があるのです。

しかし、それは簡単にできます。

◎いつもと違うことをする

正にコーヒーばかり頼む人は紅茶を。紅茶ばかりの人はコーヒーを。さらに選択肢があるのならば、今まで頼んだことのないメニューを選択してみるのです。

頼んでみればわかりると思いますが、不思議な感覚が生じるはずです。

それは今までのブリーフシステムが書き換わるためです。当然ですがスコトーマも外れ、新たな感覚が入ってきます。

◎選択を広げていく

飲み物だけでなく、食べ物、お店を変えてみるのは簡単にできると思います。

普段、歩いたことのない道を歩くのも非常に有効です。

そのときどのようなことにRASが働いているかも観察してみてください。あなたの重要度がわかってきます。

そして、話したことのない人と話してみるのも面白い発見があります。

趣向が変わり、スコトーマが外れていくことが体感できるはずです。

新たな選択をして、嫌だと感じたらそれはそれで大丈夫です。それが意味することは、思い込みだけでなく「実際に私には合わなかったんだ」と認識できたということです。

それよりも大切なことは一つのことに固執せずに新たなことをどんどん受け入れるアティチュード(心構え)を持ち、ハビット(癖)を変えていくことで新たなブリーフシステムが形成されていくのです。

そしてこれが現状のコンフォートゾーンを抜け出して、ゴールを達成させていくマインドにつながっていくのです。

ゴールを達成させているあなたはどのようなあなたでしょうか?

ハビット・アティチュードを変えブリーフを書き換えていきながら、なりたいあなた自身のイメージを作っていきましょう。

あなたが望む“あなたらしさ”は作ることができるのです。