神聖幾何学・5輪塔とプラトン立体


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幾何とは数量・程度の不明・不定なことをいう語

幾何学とは、図形について考察する数学の一分野である。

幾何学が扱う図形は所謂"幾何学的"な整然とした図形だけでなく、全ての図形を扱う。

概要

発祥は非常に古く、古代オリエントのナイル川流域における測量に端を発すると言われている。

ナイル川流域は年に一度氾濫を起こし、氾濫が終わった後には肥沃な土壌を上流から運んでいた。しかし、氾濫により一帯が全て洗い流されてしまうため、氾濫後には土地を元通りに配分しなくてはならなかった。このような背景の下、古代オリエントでは測量術が発達し、測量術から派生する形で幾何学は誕生した。ラテン語でGeometria、英語でGeometryと表記するのもその名残(geo- : 土地の -metry : 測定法)である。

この時代の有名な発見物として、辺の長さの比が3:4:5の直角三角形がある。この三角形により、簡単な整数比から直角を作ることが可能となった。

その後古代ギリシアに於いて研究が進み、大きな発展を遂げる。特筆すべきは証明という手法を導入した点にある。現在から考えれば当たり前のような手法かもしれないが、僅かな前提(公理・公準)から、当然とは思えないような結論(公理)を厳密な演繹により導き出すこの手法は、当時としては画期的な手法であった。この時代の主要な人物としてはターレス、ピタゴラス、ユークリッドなどが挙げられる。中でもユークリッドは『原論』を著わし、この時代における証明の手法を完成させたと言われる。

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https://www.youtube.com/watch?v=Q3WHKRhx_l0

神聖幾何学図形・比率は建築物、アートにも活用されてきました。

それ以外にもよく目にするものがありますが 何でしょう?

梅本龍夫さんのTwitter投稿記事を観ました。

‏@Tatsuo_Umemoto

空海とプラトンの思想的交流を確信したのは、五輪塔にプラトン立体の造形を見出したときです。

プラトン立体は、五大元素である【地・水・火・風・空】に、5つの正多面体の【正6面体・正20面体・正4面体・正8面体・正12面体】を配当したものです。

五輪塔は方形・円形・三角形・半月形・宝珠形の石材を順に積み上げてつくります。

宝珠形(空)

半月形(風)

三角形(火)

円形(水)

方形(地)

仏教による五大要素は、宇宙の構成要素・元素と考えられた五大を象徴する地・水・火・風・空で成り立っています。

これには、黄・白・赤・黒・青という色が配当されます。

『五行論』は、「木・火・土・金・水という5種の"気"が、互いを生み出し、互いを拮抗しながらバランスを保つ」という考え方。

木は火を生み、火は土を残し、土は金を造り、金は水を導き、水は木を育む…

これを「五行相生(そうせい)」と言います。

木は土を穿ち、土は水を堰き止め、水は火を消し、火は金を溶かし、金は木を切る…

これを「五行相克(そうこく)」と言います。

「相生」と「相克」がバランスを取り合い、循環する事で安定を生むという"動的平衡"の

考え方がタオそのものと言えるのかもしれません。

プラトン立体は、数学で正多面体と言われるもので、全ての面が、同一の正多角形で構成され

かつ全ての頂点で接する面の数が等しい凸多面体のことで正3角形4枚の正4面体、8枚の正8面体、20枚の正20面体。そして正4角形6枚の正6面体、正5角形12枚の正12面体の、五つのみです。

ピュタゴラス学派では「正六面体:立方体(キューブ)は土、正4面体(テトラヒドロンは火、、正8面体(オクタヒドロン)は空気・風、正20面体(イサコヒドロン)は水、正12面体(ドデカヒドロン)はエーテルと対応している

と見なされています。

【正多面体の折り紙工作・綿棒で作るマカバ】 (正12面体、20面体)

見本作成 「はじめての多面体おりがみ」コピー

十字を六本作れば良いです。後は接着です。画用紙に十字と、15. 4mmの線を書いときます。その上で作業します。

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