善玉菌をどんどん増やす?NHKも注目する「納豆菌」の正体に迫る!
https://sonomono.jp/nt/kiji/1ohrmr_y_ycd/wmpref=ycd&wmpkey=1oh_y_img006text013&aso=yahoo&ame=display&aca=%25E3%2580%2590DN%25E3%2580%2591-CD_1oh_y_ycd より
青汁、酵素、ヨーグルト、オリゴ糖、いろんなものを試したけど、なかなかスッキリすることがない・・・。
何年も続くこんな頑固な悩みに、とりあえずセンナやキャンドルブッシュ入りのお茶を飲むといった急場しのぎを繰り返していませんか?
溜め込むのがツライ、でも自然に出せない。だからといって手軽さから刺激性のものに頼りっぱなしの人は要注意。 実はその間違った使用法が、カラダ本来の出す力を弱めている可能性があるかもしれません。
自然なスッキリのカギを握る
体内環境○×クイズ!
和漢茶は天然成分だから、いくら飲み続けても大丈夫?
正解は「×」
ドラッグストアなどで手軽に手に入るセンナ、キャンドルブッシュ、アロエ、キダチアロエ、大黄などアントラキノン系の刺激性成分を含んだお茶やサプリメントは、長期的に使い続けることで本来の出す働きを弱らせてしまい、それを飲まないと出すことが困難になるといったことがあります。 刺激性の成分に頼ってばかりの人は、これらの使用はなるべく控えて、 自然なスッキリを目指すことが大切です。
腸内フローラの菌の構成は人によって違う?
正解は「○」
私たちの腸内には1000種類以上の細菌が600兆個~1000兆個もいるとされており、それはまるで植物が群生している「フローラ=お花畑」のようにみえることから、腸内フローラと呼ばれています。その腸内フローラの菌の構成は人によって違い、誰一人として同じものはないそうです。
ヨーグルトを食べたら善玉菌(乳酸菌)は増える?
正解は「△」
ヨーグルトを食べても実感がない人は、いろんな乳酸菌の種類にチャレンジした方がいいと聞いたことはありませんか。それは、人それぞれ乳酸菌の種類が違うので、人によって合う、合わないの相性があるからだそうです。なので増える、増えないも人それぞれです。
出典:腸内細菌の脅威のパワーとしくみ 著者:鞭野義己
自分がもっている善玉菌を増やすことが大切?
正解は「○」
私たちは、乳酸菌やビフィズス菌などの良い影響を及ぼす「善玉菌」、ブドウ菌やウェルシュ菌など悪さをする「悪玉菌」、そして善玉菌と悪玉菌のどちらか優勢な方に味方をする日和見菌がもともと体内に棲んでいます。これを「常在菌」といいます。この常在菌のバランスを善玉菌優勢に保つことで自然なスッキリを手に入れることができ、美容や健康への近道ともいわれています。
出典:腸内細菌の脅威のパワーとしくみ 著者:鞭野義己
いわゆる「過敏性」は腸内細菌バランスが関係していた?
正解は「○」
「外出先でトイレがないと不安…。」
「重要な会議や試験の前に調子を崩しがち…。」
今、多くの人が悩みを抱えていると言われている 「過敏性」。大事なときや急いでいるときに限って調子が乱れるため、生活の質を著しく低下させるとして、非常につらい悩みとなっています。今までは、不安などのストレスからくる心の問題といわれていましたが、最新の科学的知見では、常在菌の腸内細菌バランスの乱れが深く関わっているとして、研究がすすめられています。
腸内細菌が「体内酵素」を作り出す?
正解は「○」
「生命あることろに、酵素あり。」と言われているように、私たちが生きていくためには、酵素は欠かせません。中でも重要なのが「体内酵素」。実は、大部分の「体内酵素」を作り出しているのが腸内細菌(善玉菌)だと最近の研究でわかってきました。他にもビタミンの合成や、心を穏やかにするセロトニンにも深く関わっているといわれています。
腸内フローラの研究は、世界で盛んに行われています。
昨今、健康な日本人の腸内細菌叢の特徴が解明され、平均寿命の高さへの関連も示唆されています。
自分の善玉菌を増やすためには、乳酸菌のエサとなる食物繊維やビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖をとること、そして悪玉菌をやっつけてくれたり、乳酸菌を増やしてくれたりする菌を毎日摂り続けることが大切です。
自分の善玉菌を育てる「育菌」なら、日本のスーパーフードがいい!
納豆は、「育菌」に必要なものがすべて摂れる!
●乳酸菌のエサになる食物繊維が豊富
●ビフィズス菌のエサとなる大豆オリゴ糖が豊富
●「納豆菌」は生きて腸まで届いてスーパーマンのように働く
●「納豆菌」は乳酸菌やビフィズス菌などの「善玉菌」を増やす
●納豆菌がもつジピコリン酸という成分が、悪玉菌を抑制する働きがある
中でも善玉菌を増やすキーマンは「納豆菌」
納豆菌は体にいいといわれる発酵菌の中でもレベルが違うんです。
その強さは、納豆の昔ながらの製法から垣間見えてきます。
その工程は、
①大豆を茹でる。
②熱湯で茹でた藁で包む。
③40度前後の温度で発酵させる。
注目したいのが②の工程。
藁に多く棲む納豆菌だけを残す方法が、なんと熱湯で藁を茹でる。そう、納豆菌は100℃でも生きています。そして納豆菌だけが生き残った藁で包むことでおいしい納豆が出来上がります。
納豆には塩も一切使いません。味噌や醤油は麹菌と塩を使って腐敗を防ぎますが、納豆は大豆を納豆菌だけの力で発酵させています。
しかも、納豆菌は食べる菌の中では珍しく、胃酸に強く生きて腸まで届いて、善玉菌を増やす働きもしますので、私たちの体にもともと棲んでいる腸内細菌のバランスにも大切な役割を果たしてくれる菌なのです。
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