笑顔

笑いが心身の健康に良いことは誰もが知っています。

口角を上げるだけでも 気分が前向きに変わります。

受付嬢、タレント・・・他者に好印象を与える必要が強い立場の人は笑顔(出なくても口角を上げている)を絶やしません。


「笑う」と体の中では何が起きるのでしょう?


笑えば

A10神経が刺激され 最強の覚醒物質であり、快楽物質であるドーパミンが放出されます。

「おなかを抱えて笑う」と言います。

笑いは腹式呼吸による効果も期待できます。

腹式呼吸は副交感神経の働きを助けて、自律神経を整えます。

自律神経は全身にはりめぐらされています。

交感神経と副交感神経の2種類あります。

常にどちらかが優位になってバランスをとっています。

簡単にいうと、交感神経は興奮の神経、副交感神経はリラックスの神経です。

交感神経が緊張すると、心拍数が増加し、血管は収縮、胃腸の働きは低下します。

一方、副交感神経が優位になると、心拍数は低下し、血管は拡張、胃腸の働きはよくなります。ストレスがたまってくると交感神経が緊張しっぱなしになります。

笑うと副交感神経が優位になります。

口を大きく開けて体全体で笑うとき 脳への血流が増え、脳に酸素がたっぷり供給されることで、楽しい気分になります。

楽しいから笑うんじゃなくて笑うから楽しくなるのです!