リフレーミング(枠組みを変える)には意味のリフレーミングと状況のリフレーミングの二通りがあります。リフレーミングをゲシュタルト的にいえば図地反転・視点変更と言えるのかもしれません。
リフレーミングをすることで、私たちは物事の考え方の枠組みを変え、今までとは別の角度から、物事を見て、解釈することができるようになります。
例えば、営業成績が芳しくないとして、その事実を「どうしてできない?」ではなく「どうすればできる?」とプラスの考え方を持つ事によって、選択の幅を広げ、自分自身の可能性をさらに広げる事ができます。
意味のリフレーミング 例
長所=短所 即断・即決=短気 慎重=優柔不断etc.
性格のリフレーミングの仕方をご紹介します。
あなたの欠点は?できるだけ沢山挙げてみてください。
次は「欠点と思っていることに隠された長所」を探して下さい。
例えば優柔不断が欠点と思っているとします。
隠されていることは?
「優しい」「慎重」「熟慮」…色々考えられると思います。
「それは素晴らしい私は優しい」と言ってみましょう。
自分で数えあげた欠点の全てに隠された長所があることが納得できるまで続けましょう。
次は欠点の反対語を考えます。
「優柔不断」が欠点と思っている人は「即決即断」を理想的なことだと思い込んでいるかもしれません。
その理想に潜む 一番避けたいことを探します。
「独善」「独りよがり」「孤立」…
これも色々考えられると思います。
「それはいけませんね。独善的な人」と言ってみましょう。
性格は個性であり 長・短がないこと、単なる好みであることが納得できるまで・・・・
誰かと一緒にやってみると ありのままの自分を愛し受け入れる手助けに なりますよ。
自分の想念、信じ込みから自由になり 本来の自分を取り戻す喜びを体験してください。
状況のリフレーミング例
水害⇔サハラ砂漠 (昔は水害で肥沃なデルタ地帯が生まれた。)
人に対するストレス⇔山の中で人に会う
雨が降った時に嫌だなと思う方が多くいるかも知れません。しかし、水不足の農家の方にとっては、これ以上ない恵みになります。
「今の悩みや心の制限は、別のj状況においては強みや自信にできる」ということが分かってきます。
状況により、意味が変わってくるということを理解することで、不必要に悩むことなく、可能性にフォーカスすることができるようになります。
0コメント