https://www.nrt.ne.jp/original8.html 【自然治癒の原理--序編】より
■自然治癒力は医学の原点である!
一般に誰しもが怪我は治るものと信じて疑う人はおりません。
しかし、同じ怪我や骨折でも血流が悪く汚れた血液では怪我も骨折も順調に治りません。
自分の力で治すことを自己治癒力と言いますが、自己治癒力を高めるためには、血液をきれいにし、壊れた遺伝子を修復するポリメラーゼやリガーゼという酵素が働きやすい体内環境に整えるために、血液を浄化し、血流を回復させることが重要です。
そのためには、必須アミノ酸等間違いだらけの栄養学や、骨髄造血や病状に病名をつけて対症療法を行う病理学など間違いだらけの西洋医学の情報に惑わされることなく、正しい情報を選択することが重要です。
血液が浄化され白血球の動きが活性化することで、遺伝子情報が正常に働き、死細胞やプラークなどの老廃物を解毒し始めます。
解毒の終了後に健全な細胞がつくられ元の体質に戻す事ができるのです。
■血液は食べ物や環境の変化に応じて良くも悪くも瞬時に変化するものです!
自己治癒力には歴然とした原理があります。
その偉大な能力は、健全な生活習慣を維持することで誰もが限りなく向上するものです。 つまり万人に備わっている能力といっても過言ではありません。
上の映像の4枚目の様に血液が浄化され、白血球が活性化することで抗原抗体反応が始まり、自己にとって不要な死細胞や老廃物やウイルス等を両親から受け継いだ遺伝子情報に基づいて攻撃します。解毒が終わり次第遺伝子が正常に働き元の細胞に戻るのです。
自己治癒力が発揮できない原因として、夜型で過剰なストレスとの関わりで身体が歪み、鎮痛剤が離せない他、牛乳やチーズなどおやつの中に使われている乳製品を始め、農薬や食品添加物などの摂取をし、野菜や発酵食品が嫌いなど食べ物を含めた悪い生活習慣が必ずあります。
また、ストレスは全身の骨格を歪め同時に血液を汚します。歪んだ骨格は血管やリンパ管や神経を圧迫し新陳代謝を狂わせます。
また、リンパ管が圧迫されると老廃物を処理できず湿疹やアトピー性皮膚炎や他の病変組織がつくられます。
しいては呼吸が浅くなり二酸化炭素濃度が高くなることで靭帯の骨化が起こり、動脈硬化症や骨盤や内臓の癒着によるリンパ腫・子宮筋腫・前立腺がん・大腸がん・子宮がん・大腿骨頭壊死にまで至ります。
病状とは、これらの諸々の問題を取り除くために、白血球が不要な細胞を攻撃し、除去しようとした結果現れてくる生理的現象です。
これを西洋医学では「病理学」という講座で病状として学習し、抗がん剤やステロイド剤の大量投与や抗生剤の大量投与などで、免疫を抑制する事に焦点が置かれて、長引くほど排泄が悪くなり、新陳代謝が悪くなるのです。
ステロイド剤や抗生剤や解熱鎮痛剤や抗がん剤などの免疫抑制剤で抑え過ぎることは、病状は一時的に楽になっても、、免疫力が低下し、重度の貧血に至り肺炎などの感染症をひきやすくなるばかりか、自律神経や新陳代謝も狂い、悪化するばかりです。
https://www.nrt.ne.jp/original9.html 【自然治癒の原理--詳細編】より
■自然治癒の原理
この自然治癒の原理を理解するためには、糖尿病を例にすると理解が早まります。
糖尿病が進行すると止血する能力が低下し、手術もできないと いうケースが少なくありません。その原因は、本来、血液に備わっている治癒力が、血糖値が上昇することで血液が凝固し、血栓ができやすく組織に酸素や栄養素を送ることができず、ガス交感もできなくなるからです。
また、膵臓の支配神経は第五胸椎から第九胸椎から分岐していますが、姿勢が悪く背中が
硬直しているヒトは、例外なく神経が圧迫されている為内臓の機能も低下しています。
■ストレスと交感神経
日ごろからストレスを受けているため、エネルギーとなる糖分や油っこいものを早く食べる、沢山食べる、夜遅く食べるなど悪い生活習慣にあることは周知のとおりです。
つまり、過剰なストレスを負いながら、交感神経を過剰に働かせ、エネルギーの元となる糖分を常に燃焼させ、それを補うために過食する生活習慣が背景にあるということです。
交感神経を過剰に使うことは、糖分を分解してエネルギーを作った後、解糖後にできる乳酸が大量に発生し、血液や他の体液に悪影響を与えます。
具体的には、酸化の影響を受け、赤血球が変成し、栄養素を運ぶことができなくなり、ガス交換の能力も低下してしまいます。
そのためにとても疲れやすくなるのですが、ほとんどの場合「年のせい」にしています。
■体液の酸化と免疫力の低下
また、白血球という免疫の細胞も、酸化によって遊走能が低下しています。
白血球の遊走能とは、自己免疫力そのものですが、このあたりから西洋医学では研究されておらず理解しにくくなります。
なぜならば、医学の常識では、血液の数だけを取り上げて正常か否かを判断しているからです。
私のこれまでの研究では、糖尿病に限らず、頭痛や腰痛や生理痛や生理不順や不妊症やがんやガンやリウマチの場合も同様に、罹患した時点では、ほとんど例外なく白血球が元気がなく遊走能が低下していることが血液画像分析によって明らかになっています。
この問題は、アレルギーの場合にもあてはまります。
■元気のない白血球が病気を招く
アレルギーの場合では、末梢血液中には不活性の白血球のほかに、あまり元気のない半活性の状態の白血球が多く見られます。
ここに、体質に関わる問題が発生します。
つまり、遊走能が低下した白血球は、血流に流され、毛細血管に詰まるということです。
毛細血管はティシュに水が浸み込むように、血液が浸透しなくては機能も低下しますが、遊走能が低下した白血球は血管壁に付着して進行することで、血栓となり、動脈硬化を促進し、血流を妨げ、エネルギー代謝が障害され、同時に二酸化炭素が充満し、最終的に細胞壊死に至り病変組織をつくります。
■酵素と体力
また、循環の障害から手足が冷えやすく、体温の低下や発汗の障害によって徐々に代謝が悪化してしまいます。
また、冷えによって代謝を司る酵素群の働きが不活性になり消化や吸収や排泄が悪くなります。
発汗の障害は、乳酸の解毒を悪化させ、酸性の体質を誘発します。 この時点でpHを計ると確認できます。
健常者の血液はpH7.45といわれておりますが、酸性体質は一部を除き、多くの患者に共通する因子です。
酵素が不活性になると、消化、吸収、排泄、遺伝子の修復などが不調になり、体を構築するすべての細胞の膜が傷つき質や寿命にも影響が及びます。
つまり、糖尿病に罹患している方は、毛細血管そのものの新陳代謝が悪くなり、破れやすくなっているのと、白血球の働きが弱く、細菌やウイルスなどのほかに、不要となった細胞を除去する能力も低下しています。
■白血球の役割
また、白血球の能力の低下が、自律神経にも悪影響を与えていることは近年の免疫学によってすでに解明されています。従って、解熱鎮痛剤や抗がん剤などにより免疫を抑制されることで自律神経も狂います。
白血球は、それ以外にも重要な役割をしています。
たとえば、骨代謝や造血反応にも関わっていますので、白血球の不調は体調の不調そのものになるのです。
つまり、糖尿病で手術もできないという状態は、毛細血管に元気のない白血球や死んだ古い細胞や変成した赤血球が詰まることで、血管はやぶれやすくなり、傷を治すだけの能力が低下するのです。
ゆえに、食生活を見直し、就寝時間を早くし、体液の酸化を中和し、浄化した血液が循環しやすいように骨格の歪みも改善し、白血球を活性化することが重要なのです。
血液は、食べ物や、食べ方でも変わりますし、酵素反応は体温の変化でも変わり、また睡眠の内容にも影響されています。当然、熟睡するほど疲れが取れますが、眠リが浅いというだけで疲れは解消できません。
睡眠の浅い人は、一晩中交感神経が働きエネルギーを消耗して血液を汚しているからです。
従って、食べ物や体温だけではなく、睡眠も自己治癒力を高める条件となるのです。
しかし、睡眠薬や他の化学療法に依存することは、自殺を企てるなど副作用の問題から危険です。
化学薬品に依存する前に、肩こりなど睡眠障害の原因を取り除くことです。
特に、鎖骨の歪みは迷走神経の伝達を障害し呼吸が浅くなり、酸欠にいたる原因となる他に頭部の血流を直接悪化させることから脳細胞が酸欠にいたり萎縮したり、壊死する原因となることが多く、改善することが重要です。
しかし、この問題にも西洋医学的な盲点があります。 鎖骨と迷走神経に関する研究が国際的に行われておらず、ほとんどの医療関係者に理解されていないからです。
さらに、治癒力が低下する要因として「過剰なストレス」との関わりもあります。
■ストレスと歪み
私たちの肉体は、あらゆるストレスが過剰に働くことで、血液が汚れ、血流が悪化し、血管だけではなく、持続することで、すべての体細胞の新陳代謝が障害を受けます。
さらに過剰なストレスは、右側の骨盤を上に前に捻転するように働きます。
過剰なストレスが腸をつなぎとめている「腸間膜根」という組織を萎縮させるからです。これは骨盤の右側が上前方に歪む原理です。(詳細は「がんの盲点」という拙著を参考にしてください。)
歪んだ骨盤の中では、腸骨筋や大腰筋などの循環が悪く。腰椎が捻転することで腰神経が圧迫され、腰痛の原因となります。ここでも、西洋医学の常識では理解されていません。 ストレスと骨格の歪みについて科学的な検証がされていないからです。
骨盤や腰椎の歪みはX線やMRIで客観的に確認できることですが、歪みの改善は、医療点数に加算されておらず報酬とならないため、関心がないからです。
しかし、ヨーロッパでは自然療法でも保険の対象になっているところもあります。
血液は、様ざまな条件で変化します。 悪い生活習慣では、治癒能力が低下し、健全な生活習慣では治癒能力が向上してくれます。
病状に紛らわされず、以上の問題を解決することでがんや糖尿病などの慢性疾患の場合でも、血液の持つ自己治癒力を高めることで怪我が治るように、良好な結果が得られるのです。
■胸腺は免疫の組織
胸腺は、ウイルスに感染した細胞を攻撃するキラーT細胞を産生している外に、生まれながらにして持っているNK細胞やそれを援護するヘルパーT細胞産生しさらに、アレルギー体質に影響しているレギュラトリー細胞までをつくることで体を守っている免疫の重要な臓器です。また、胸腺は、鎖骨の間にあるため、鎖骨が歪むことで胸腺の循環が著しく悪化するため、免疫の細胞をつくる事が出来なくなるのです。
ゆえに鎖骨の歪みを改善することは、免疫力を直接高めることになるのです。西洋医学では胸腺は15歳をピークに退化する臓器と指導しているため、重要な臓器として認識されていませんが、胸腺が回復することで免疫力は高まるのです。従って、鎖骨の障害を改善し、胸腺の機能を高めることで健全な免疫の細胞がつくられるため免疫疾患や免疫不全など病名に関係なく治癒率を高めます。
■体液の酸化と遺伝子疾患
私達の体の70%程度は体液です。この体液が、疲れがたまることで汚れます。具体的には、交感神経を使うほど糖代謝が盛んに行われ、解糖後、乳酸が生じますこの乳酸も、循環が良ければ、肝臓に戻り、乳酸デヒドロゲナーゼという酵素の働きで、元の糖に還元されるのです。しかし、過剰なストレスは、還元能力を超えて乳酸を産生し、体液を強酸性に傾けますその結果、遺伝子を構成している「水素結合部」が破壊され「遺伝子が傷つき」遺伝子疾患が生じるのです。先天性疾患が生じるのも、母体の体液が酸化し、羊水の質が悪く、胎児の発育に障害を与えているからです。さらに、体液の酸化は、遺伝子疾患や免疫疾患以外にも他のあらゆる病気に共通した発病の因子として深く関わっているのです。しかし、体液の酸化が中和され、血液や隋液などの流れが回復することで、体温が向上し、遺伝子を修復するリガーゼやポリメラーゼなどの修復酵素が作られると壊れた遺伝子も怪我が治るようにして治るのです。
■総合免疫療法について
よって、健康を取り戻すためには、体液の酸化を中和することで、血液を浄化し、骨の癒着や歪みを改善することで自律神経の伝達を改善し、血管の圧迫を取り除くことで血流を安定させ、さらに、リンパ管の圧迫を改善することで排泄力を高める、免疫力を回復させることで新陳代謝を正常化し、遺伝子が修復する条件をそろえることが重要なのです。
私は、この健康法を「総合免疫療法」として開発し、下記のロゴは出願番号:商願2008-099616商標登録第5250720号にて、平成21年7月24日に特許庁より確定され商標原簿に正式に登録することができました。
総合免疫療法
府省共通研究開発管理システム登録研究機関
ナチュラルメディスン 代表理事 大沼 四廊
研究機関コード:6401329421
研究者番号:40539003
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