https://www.herb1.xyz/entry/2018/07/13/164854 【Dr.ワイルのナチュラルメディスン お医者さんが書いた健康法】より
Dr.ワイルのナチュラルメディスン
昨日ジョコビッチ選手のグルテンフリーの食事法について書いたので、健康法といえば・・・と思い出した、というか枕元においてある本です。
なぜ枕元においてあるかというと、辞書のように厚いので枕にして・・・ではなく、
眠れない時にパラパラと気の向くままにページをめくっています。
小説系は、続きが気になって寝る前に読むと最後まで読んでしまって、結局寝不足になるのですが、こういう辞書系のものは、私はだんだん眠くなって来ます。笑
1990年初版された本なのですが、1993年に増補改訂版が出され、私が持っているのは2011年の27版です。
家庭療法大全!
帯にあるように、食生活、呼吸法、運動、ハーブ、ビタミンの摂り方など体本来の治癒力を活性化するためのマニュアルなのです。
ワイル博士は、医師です。
医師でありながら、抗生物質やステロイドの使いすぎをすすめていません。しかしながら、全てを自然療法だけで、というわけでもありません。
伝統医学と現代医学をうまく統合した医学。現役のお医者さんにも読んでいただきたい本です。だってお医者さん、医食同源っという言葉があるのに、あまりにも食べ物のことや生活習慣についてのアドバイスをしないお医者さんが多い気がするからです。たまには、いますが(私がお世話になったお医者さんとか)全てのお医者さんがこうなったら・・・病人が減る?笑
健康法となると自然療法を盲信する方は、自然療法だけに偏りがちで、現代の医療を全否定したがために手遅れになるケースもあるようですが、必要なときは、治療をし医薬品を使うという、バランスのとれた健康法なので、安心して読めます。
(ハーブの項目は、ちょっと強めのハーブの紹介が多かった気もしますけれど)
いかに人間の持つ自然治癒力が大事かがわかります。
プリベンティブ・メンテナンス
この本の「はじめに」の項目の最初のセンテンスを引用させていただくと
この本は「プリベンティブ・メンテナンス」、すなわち病気の予防と健康の維持のための完全なガイドブックであるとともに、多くの症状や病気にたいして、安全で自然で効果的で、しかも病院で行う標準的な治療よりも安価に、読者が自分自身で治す方法を紹介するガイドブックでもある。「プリベンティブ・メンテナンス」ということばに馴染みのないひとのために、その意味を簡単に要約しておこう。それは、「自分の健康と幸福のために適切なエネルギーをタイムリーに投資しておけば、将来、莫大な悩みや痛みやお金が節約できる」ということだ。
28年前に亜麻仁油や荏胡麻油、玄米をすすめられている。
数年前に亜麻仁油や荏胡麻油、などが話題になりましたね。ココナッツオイルも。
このヒゲの先生、数年前に日本で話題になったオイルをすでに90年の初版の段階で勧められています。マーガリンはダメ!!とも!
(マーガリンはうちの父も子供の頃からダメ!といっていました。)
色々な食材について、なぜ良いか悪いか書かれています。
パンを食べすぎない事なども。
そして、玄米も勧められています。そして、一番良いのは和食だ!とも。
話題の呼吸法はワイル博士が勧める呼吸法だった
最近4・7・8呼吸法というものをネットで見かけたのですが、(最近というか、だいぶ前から何度も見かけるのですが)
それもこの本に載っている呼吸法ですね!!
ただ、ワイル博士は、4・7・8の比率と言っているのに、
ネットでの紹介では、4秒、7秒、8秒と変わって来ています。伝言ゲームの落とし穴。
ワイル博士は、4・7・8の比率です。
ここで紹介してしまうと、また一部抜粋になって形が変わってしまうかもしれませんので、やめておきます。
体の仕組みだけではなく心の持ちようなども書かれています
体の不調を治すには、心の状態をよくすることも大事、家族や社会とのつながりも大事ということが書かれていて、習慣や癖をどうすれば良いかということまでたくさんのページ使って書かれています。
出来ることから実行すれば、健康になれる気がします。
全てを実行するにはなかなか難しかったりします。
例えば、外食の時の注意点など、それは、ちょっとお店の方に嫌われてしまう!ということも書かれています。
パンをあまり食べないこと
パンにはバターをつけないこと
クリームをベースとしたスープは避けること
店のサラダドレッシングは使わず、別に少量の油と酢をもらうこと
調理にバターや油を使わないように注文すること
他にもいろいろあるのですが、下の 2つは、お店の方に嫌われそうです。 笑
ただ、上の3つは実行できそうですね。
他には、
愛すること
身体的接触
というような項目もあり
なかなか楽しんで読めます。
病気をしないために、どういったことに気をつければ良いかということが、びっしり書かれています。
また、ちょっとした不調の時などにも便利な本になっています。
(ハーブの項目は少し強めのハーブが多いので注意事項をきちんと読んでお使いください)
すぐにお薬に頼ってしまう人には読んでいただきたい本です。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!!
今日もかなり暑いですね。
熱中症に気をつけて、お過ごしください♪
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