また...旅が始まる

新年明けましておめでとうございます!!

旧年中はいろいろとお世話になりました。

本年もよろしくお願い申し上げます。


https://www.minyu-net.com/serial/hosomichi/FM20200330-473310.php  【【 大垣 】<蛤のふたみにわかれ行秋ぞ> そして、また...旅が始まる】

芭蕉が船に乗り伊勢へ旅立った船町港の跡。船町港は、大垣城下を巡る水門川に設けられた川港で、水門川は揖斐川と合流し、大垣と桑名の間を船が行き交った。奥は元禄時代に建てられた住吉灯台、川に浮かぶのは小鵜飼舟=岐阜県大垣市

 とうとう、ここまで来てしまった。「おくのほそ道」(以下「ほそ道」)の旅の最後の地、大垣(岐阜県大垣市)である。

 大垣は、敦賀(福井県敦賀市)から約60キロ南東に位置する。松尾芭蕉の記述は、この距離を一気に飛ぶ。1689(元禄2)年8月21日(陽暦10月4日)ごろ、芭蕉は、敦賀まで迎えに来た門人の露通(斎部)とともに「駒にたすけられ」美濃国「大垣の庄」に入り、如行(近藤。元大垣藩士の門人)や河合曽良ら親しい人々にいたわられ、旅の疲れを癒やした。

 戻ってきた現実

 芭蕉の時代、大垣は戸田家10万石の城下町で、東海道と中山道をつなぐ美濃街道の宿場町、桑名宿(三重県桑名市)との間を揖斐(いび)川経由で船が往来した港町でもあった。そして現在は人口16万の岐阜県第2の都市。東海道線の大垣駅を降りると、駅ビルの通路には「奥の細道紀行330年記念」の横断幕が掲げられ、ベンチには「奥の細道むすびの地 大垣」の文字があった。

 大垣では、地元を「奥の細道最後の地」とは言わない。「むすびの地」と言う。物語の締めくくりの地という意味だ。

 大垣の手前、敦賀の人によれば「ほそ道」の「旅の舞台」の最後は、敦賀だ。大垣は「旅の舞台」ではない。では大垣は、と言うと、旅という非現実的な世界を体験してきた芭蕉が、そこから帰還し、やっと戻ってきた「現実の地」なのである。

 「ほそ道」の大垣の場面、「多くの親しい人たちが日夜会いに来て、まるで生き返った人に会ったように、喜び、いたわってくれる」(意訳)と、芭蕉自身も、あの世からの帰還を連想させる言い回しをしている。

 さて、駅の観光案内所で芭蕉ゆかりの地を聞くと、駅南口から水路沿いに約2キロ南へ行くと「大垣市奥の細道むすびの地記念館」があると言う。雨模様だが「水路沿いは歩くとすてき」と言う職員に従い歩き始めた。

 遊歩道「四季の路」は、大垣城の堀を整備した水路「水門川」沿いを巡り、芭蕉が「ほそ道」で詠んだ句の石碑が点在していた。行き過ぎる風景は、桜には早いが、すでに春だ。ハクモクレンが真っ白な花を開き、柳が浅緑の枝を揺らしている。

 穏やかで親しみやすい街だ。だから芭蕉は、この大垣を「むすびの地」に選んだのだろうか。到着した、むすびの地記念館で、同市教委の山崎和真学芸員に尋ねると「大垣には元々、芭蕉と親しい人々が多くいた」のだと解説してくれた。

 芭蕉が大垣を初めて訪れたのは1684(貞享元)年、「のざらし紀行」の旅の折。同地の中心的俳人で船問屋の主人、谷木因(ぼくいん)の招きで訪れた。芭蕉は、その後も何度か大垣を訪れ、友人や門人も多くいたという。

 さらに、芭蕉が「ほそ道」の旅で大垣訪問を早い段階から考えていたことを示唆する資料もある。まず旅の出発前、芭蕉が熱田(名古屋市)の門人に出した1689年2月15日付の手紙には、すでに美濃訪問の予定が記されていた。一方、芭蕉が美濃・岐阜の門人2人に出発数日前に出した3月23日付の手紙では、美濃行きには触れていない。

 当時、美濃国内の芭蕉の門人は、岐阜と大垣に比較的多くいたが、この3通の手紙から、芭蕉は早い段階で岐阜ではなく大垣訪問を決めていたのではないか―と考えられている。

 親しい人...次々と

 いずれにしろ大垣は、俳聖に愛された町である。この時、芭蕉は約2週間滞在した。その間の朗らかさは「ほそ道」からひしひし伝わってくる。途中別れた曽良が駆け付ければ、名古屋の門人、越人も馬を飛ばして来た。地元の門人、前川子(ぜんせんし)と荊口(けいこう)の親子も―と、芭蕉の元に集まった親しい人々の名が次々と上がる。敦賀の人の言葉を借りると、まるで映画の最後に出演者の名前が流れるエンドロールだ。それもハッピーエンドの。

 さらに言えば、最後の最後は、映画の「フェイクエンディング」(偽の結末)である。エンドロールの後、旅を終えたはずの芭蕉が、再び旅に出ると言う。大垣・船町の川港で船に乗り、遷宮が行われている伊勢神宮を目指して。そして「終」マークの代わりに〈蛤(はまぐり)の/ふたみにわかれ/行(ゆく)秋ぞ〉蛤が蓋(ふた)と身に分けられるつらさ。私も同じ思いで皆と別れ、行く秋にも別れを告げ、二見(伊勢の二見浦)に向かって旅立つの意―の句。

 物語は終わっても旅は続く。人生は簡単には終わらない...そんなことを芭蕉も考えたのだろうか、と思いながら「まわり道」の旅も一区切りである。

Facebook・ごとう 孝二さん投稿記事「12.22〜風の時代のポイントとは」

〜グレートコンジャンクション〜

地の時代と風の時代ってそもそも何なの?と思いませんでしたか?

私たちの住むこの地球と言う物質の世界は火・空気(風)・水・土(地)の4つの元素から構成されていると言われています。

誰でも知っている身近な12星座。

12星座もこの4つの元素に振り分けられます。

牡羊座、獅子座、射手座は 火

山羊座、牡牛座、乙女座は 地

魚座、蟹座、蠍座は    水

水瓶座、双子座、天秤座は 風

の要素をもっています。

太陽がその星座に居るタイミングなので1ヶ月ごとに変わります。

私たちは各惑星からの影響を日常的に受けているのですが今回は「風の時代」に関係する木星と土星についてだけ触れますね。

木星と土星は社会や概念の変化といった集団に対して作用する惑星だそうです。

今年の12月に土星が水瓶座に入ります。

そしてその後を追うように木星が水瓶座に入り12月22日に最接近します。

木星は約1年かけて星座を移動し土星は約29年かけて12星座を移動します。

つまり同じ星座に位置するのは20年に1度。

惑星がホロスコープ上で同じところに位置することをコンジャンクションと言います。

そして特に木星と土星が同じところに位置することをグレートコンジャンクションと呼び

それがこの12月以降は250年ぐらい風の星座でしか起こらないんです。

1821年 牡羊座の火の時代を最後に1842年 山羊座の地の星座で木星と土星が重なりました。

ここから幕末、明治、大正、昭和、平成の間はずっと地の星座でグレートコンジャンクションが起こっていました。

火は活性、水は鎮静、地は安定、風は活動とそれぞれ特徴的なエネルギーを持っています。

安定が重視されていた地の時代から活動の風の時代へ。

1981年 風の星座である天秤座で木星と土星が重なり

2000年には地の星座である牡牛座で木星と土星が重なりました。

もうすでに40年前にふわっと風の時代の流れが入ってきて1度地に戻りましたが2020年12月以降はもう戻ることはありません。

なのでこれから先はどんどんと風の性質が強い時代となっていくということなんです。

積極的に行動を起こしていく事が必要となります。

【地の時代から風の時代の違いは?】

私たちの身の回りがどのように変わっていくのかをザクッと見ていきましょう。

まず物質主義から精神主義にかわっていきます。

地の時代ではお金に価値基準がありました。

ですが風の時代では情報やネットワークなど目に見えないものや精神的なものに価値が移り変わります。

所有から共有へ。

もうすでに実際に今でもシェアオフィスやシェアハウスなどシェアリングと言う形で共有する概念がどんどん広がってきていますよね。

新しい時代にはこれまで闇に葬り去られてきた夢のエネルギーであるフリーエネルギーが世界に解禁されるなんて話もあります。

フリーエネルギーについては『フリーエネルギーとは 夢のエネルギーは果たして実現するのか?』の記事でご確認ください。

そして今までは上下関係や権威を重んじて一部の人にしか中々チャンスは掴めませんでした。

ですがこれからは平等で誰にでもチャンスが訪れる世界。

出る杭は打たれる制限のある窮屈な世界から風通しの良い爽やかな世界へと時代はどんどん変化していきます。

生きている全ての人にとって初めての大きな基盤の転換期。

この風の時代に乗り遅れないようにしっかり順応していきたいものですね。

【風の時代に乗るポイント】

ではどうすれば風の時代に乗ることができるのか?

地の時代ではリーダーが舵を取って行く方向を決めていました。

でも風の時代ではリーダーに頼るのではなく個性を出していかないといけない時代です。

すなわち依存から自立へ。

なので今までの時代よりも自分軸が大切になってきます。

自分と向き合う時間をもって心の声を聞いてください。 

『自分がどうありたいか』

『自分の望みはなんなのか』

『どんな人たちと過ごしたいのか』

『人生をどう歩んでいきたいのか』

ちゃんと自分自身が知っておかないと軽やかに動けないですよね?

そして目に見えない精神的なものに価値を置く風の時代のキーワードは

情報やネットワーク、知識、コミュニケーションになります。

自分自身が一番自分を理解していないと自分という人間を人に伝えることはできません。

情報がこれだけ溢れた世の中。

自ら検索して情報を掴みにいく姿勢も大切になってはきますが

心そして個性を出して表現して自分から発信いかないといい情報も人脈も入って来にくくなります。 

今はちょうど時代が移行する期間となっています。

しっかりとこの移行期間に自分と向き合う時間を持ってください。

そして軽やかな風の時代に乗れるように重い荷物は思い切って地の時代に置いていきましょう。

物質だけではなく感情なども含めてとにかく全てにおいて身軽になれるように。

そうすれば行きたい時に行きたい場所に行けるそんな時代がきます。

みんなと同じ道を歩けば安心だと思われてた安定の時代はもう終わっていきます。

風の時代はとにかく身軽にしていつでも

風に乗っていけるようにしましょう。

イメージで言うと風の谷のナウシカのメーヴェ(笑)

もちろんコントロールするのはあなた。

自分が決めればあなたは好きな場所へ行くことが出来ます。

これから社会全体の概念が大きく変わってくるかと思います。

今まで当たり前だった事が当たり前じゃなくなる。

そんな事ももうすでに起こってきています。

今までの考え方ややり方に固執せずどんどん変化を受け入れる勇気を持ってくださいね。

自分の内側に意識を向け頭で考えるのではなく心で感じてください。

これからは精神や心の時代と言われる風の時代が始まります。

矢島奈月妃ブログより。