ホタカと安曇磯良丸伝説

https://amatuchitome.blog.fc2.com/blog-entry-68.html?sp 【恐怖のホタカと安曇磯良丸伝説】 より

ことしの博多祇園山笠。

飾り山笠「十ニ番 天神一丁目」は、「安曇磯良丸(あずみのいそらまる)伝説」だとコメントいただいた。

いつもの博多大丸ではなく、開業30周年特別企画としてはじめてイムズ(IMS)で公開されてるらしい。

三つの鳥居のトコにそれぞれいるのが綿津見三神。

顔を白い布で隠し、珠をもって海亀にのってるのが阿曇(安曇)磯良神だ。

 (津波かよっ)

阿曇磯良という神は、記紀神話には出てこない。

中世の文献に志賀島大明神として登場する阿曇氏の祖神。

なので名まえの最後に磯良丸と、当時流行った「丸」がついている。

福岡市東区志賀島の志賀海神社を中心に、対馬の和多都美(わたつみ)神社、鹿児島の鹿児島神宮、大阪の磯良神社(疣水神社)、福井の常宮(じょうぐう)神社などに祀られる。

神功皇后伝説で活躍する神なので、皇后の子、応神天皇の時代に海人宰(あまのみこともち)となった阿曇大浜宿禰(あずみのおおはまのすくね)のことじゃないかと思うんだけど、はっきりしたことはわからない。

豊玉姫の子とする伝承もあって、神武天皇の父ウガヤフキアエズ尊と同一視する説もある。

いずれにしても、人類初の核実験「トリニティ」ライン(北緯33度40分)の志賀海神社の今宮社に、古代海人族阿曇(安曇)氏の祖神として、穂高見命(宇都志日金析命)とともに祀られている。

北アルプスの穂高見命+阿曇磯良+α=当ブログのいうところの「志賀大神」だ。

(トリニティ実験=ナガサキ型原爆ファットマン)

『山形県沖震度6強 』にこう書いた。 

>安曇といえば、6月6日の「恐怖のホタカ」。

 ホタカ=志賀大神。

 その主要アイテムは、潮満と潮干の珠。

 すなわち、「津波」だ。

6月6日の丸山穂高議員の糾弾決議で示された「恐怖のホタカ」は、恐怖の津波を意味する。

で、そのアイテムというのが、安曇磯良丸が両手に持ってるこれ。

ぱっと見津波っぽい飾り山だけど、一応この場面では海を鎮めてるらしい。

そりゃ津波起こしてるトコなんて、縁起でもなくて描けないよね。

それにしてもさ。

ったく、なんだろうね。このシンクロニシティは。

博多祇園山笠で阿曇磯良なんて、いままでやったかなぁ?

歴史ものは多いけど、中世の戦記物ばっかだし。

松浦佐用姫や百合若伝説はやるのに、なんでイソラやんないんだって思った憶えあるもん。

もちろんコメントで教えていただいたわけだし、毎年しっかりチェックしてるわけじゃない。

それでも「恐怖のホタカ」のこのタイミングで磯良丸って、どうよ。

偶然にしては、なんかスゴくない?

しかも令和時代最初の山笠に、今回のシクミのはじまり=福岡県西方沖地震の志賀島大明神、なんてさ。

ちなみに飾り山笠には見送りと呼ばれる裏側があって、そっちのタイトルは「記紀神功皇后」。

『国生み第2波と、9人死傷暴走事故(1) 』で紹介した佐和良臣(さわらのおみ)の祖、武内宿禰が皇后の赤ちゃん(応神天皇)を抱いている。

神功皇后出産神話のワンシーンだ。

こっちもぱっと見は津波っぽい。

例の世界一おろかな鳥居の生田の森(神戸バス暴走事故)の、神功皇后。

「令和」の大宰府をふくむ、「水蛭子のうみの十字」ともつながる飾り山だ。

天神一丁目の「天神」の由来は菅原道真公。

「水蛭子のうみの十字」のクロスポイントは、皇后出産の地の宇美八幡宮。

おまけに神功皇后の出産神話といえば、朝鮮半島への三韓征伐。

参院選を視野に入れたこのタイミングで、安倍が韓国に対して輸出規制やんの前もって予知してたのかねぇ、つくった人たち(笑)。

さて、この文章をニュースではなく個人事象に分類したのは、昨年の飾り山シンクロのことがあるから。

去年の櫛田神社の飾り山笠は、「日本武尊征熊襲」だった。

櫛田神社は祇園のスサノヲを祀る。

つまり「火の禊の十字」の、スサノヲ+日本武尊の構図だ。

 2018日本武尊征熊襲

うずまき模様の盾が目につくと思う。

これ、「隼人の盾」だ。

この作者は熊襲=隼人と見なしているということになる。

熊本じゃなくて、鹿児島だと。

その隼人の桜島をバックに、「闇」の安倍が西郷どーんばりの総裁選出馬表明(=この夏いちばん怖いニュース)をやったのが。去年の8月26日。

そのあと僕は飾り山笠の予告どおりに、日本武尊事象+最後にどーんの流れに取り込まれ、結果、ことし3月19日の事故にいたる。

そこには日本武尊のオワリの地、能褒野(のぼの)を通過した台風24号チャーミーもからんでいて、そのチャーミーが富士山頂の久須志(くすし)神社も崩したわけで、その辺のことをいま『崩壊神オオナムチと火の禊の十字』ってタイトルでちょうど書いてたトコ。

でもこの記事をさきにUPしたのは、スサノヲ+日本武尊VS オオナムチととともに、もうひとつヤバい流れがあって、そいつが南九州の豪雨災害にもかかわってるから。

『恐怖のホタカ』にも書いた、この流れだ。

>丸山議員は大阪府堺市の出身。

 堺市といえば、和泉国一宮の大鳥大社。

 祭神はもちろん日本武尊。

 穂高VS日本武尊。

 日本武尊事象に取り込まれて「ホタカの障り」を受ける僕と似たような構図をヤツは

 抱えていて、その辺りが「穂高」としての攻撃性をより高めてしまってるんだと思う。

 その結果がこれだ。

 6月6日の穂高。

 6月6日のキーワードは、「恐怖の未来」だ。

1000ミリ超えの最高総雨量を記録したえびの市は、白鳥神社。

>「火の禊の十字」の日本武尊ってトコが、またなんとも.....。

って、書いたでしょ。

僕は個人事象としてスサノヲ+日本武尊VSオオナムチ、日本武尊VSホタカというふたつの流れを受けている。

ただし個人といっても全体のシクミの流れを反映してしまってるわけで、じっさいには公的な事象のほんの一部分ってことになる。

「恐怖のホタカ」につづいて「安曇磯良丸伝説」を示した大きな流れの、小さな小さなひとコマ。

南九州の豪雨災害は、その大きなひとコマだ。

「恐怖の津波」へと向かう、ヤバい流れのひとコマ。

はじまりが益城の土蜘蛛(熊本大地震)の「岩戸」川氾濫だったトコもポイントだろう。

もっとも7月3日の状況を見るかぎり、国生みのイザナミはいまのとこまだそっちには目を向けてない気がする。

東日本大震災のときのようには、「トリニティ」ラインの熊野那智大社と志賀海神社はいまいちつながってないなってカンジ。

とはいえ、恐怖のホタカにつづいて博多祗園山笠で安曇磯良丸と潮満、潮干の珠が示されるようじゃ、もうまちがいないなってトコまできてるんだけども。

7月4日、豪雨が去った鹿児島で、懸念してた桜島がさっそく噴火した。

3月14日以来だ。

やはり雷公計島噴火の「火」に対する「水」の事象。

「雷公の計」だったってことになる。

そして綿津見神族つながりの「安曇磯良丸」が天神で示されてるってことは、「雷公の計」にはニニギ尊とウガヤフキアエズ尊だけでなく、「令和」の太宰府の天満大自在天神道真公もしっかりかんでるって話に、なってくるわなぁ。

いまやシクミのオールスター夢の共演だわ、こりゃ。

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