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【造化三神】 より
【有る様で無い、天地開闢に神様】
古事記に最初に現れた神様、アメノミナカヌシ、次にタカミムスビ、次にカミムスビ。
造化三神はパッと現れてパッと消えた。
そこにあるがない。
まさに引力や遠心力の様な存在である。
さらに男女の区別がない独神。つまり、自然そのものである。
西洋では宇宙全てを作った神様のことを全知全能の神と呼ぶ。
古事記では天地はあったのだから宇宙は初めからあったと考える。西洋の神様は無かったものを作ったのだから、いずれなくなると考える。
これが善や悪、白や黒、生や死、二者択一に繋がる。しかし、日本では初めっからあったのだからなくならない。
つまり、初めっから感謝があれば善も悪もなくなると考えた。
では、この宇宙とはなんなのか?
この宇宙は霊(たましい)である。
この霊が最初に現れたアメノミナカヌシに宿り、命が誕生する。
アメノミナカヌシは山や海や森といった自然界に霊を分ける。
これを分御霊と呼ぶ。
こうやって自然のありとあらゆるものに神様が宿った。
これを八百万の神と呼ぶ。つまり、全てはひとつである。
また、この霊に優劣はない。
それぞれに価値があり、そこに上下はない。生まれる前に罪を犯したわけでもなく、死んで地獄に落ちるわけでもない。
今ここに精一杯生きる。神道とは【中今を生きる】と言う。
しかし、この霊が離れるとふた心を持つ。それが自分と他人。他人と思った瞬間に不平不満、愚痴嫉妬と責めたくなる。
しかし、裏を返せば他人を責めているようで自分を責めている事になる。
その自分を責めている状態を穢れと呼ぶ。気が枯れると穢れる。
気が枯れると人はどうなるのか?病気になる。だから、気の病と書く。
癌が体の病なら病体と書くはず。しかし、病気と書くのはやはり気の病だからである。
この病気には兆しがある。その兆しさえ分かれば病気にはならない。その兆しこそが怒・苦・悲・憂・恐と言った感情である。この感情を穢れと言った。
ある様でないもの、無い様であるもの。それこそが自然の真理であり、私達のその自然の恵みによって活かされている。
アメノミナカヌシは天の中心の神様。タカミムスビとカミムスビは進化発展の神様。
内に引き寄せる力と外に反発する力。
つまり、宇宙そのものであり、平和と繁栄の象徴の神である。
【和魂】調和・融合『全ての根源はあなたの中にあります』
あなたは無限の可能性を秘めています。あなたの周りの力と調和してください。人、物、事、気、自然のエネルギー全てがバランスよく整っています。見えるものだけが存在するのではありません。あなたを取り巻くパワー・エネルギーと調和するだけで、物事が好転し始めます。
【荒魂】霊(たましい)『霊は全てに宿り、ひとつである』
自分から霊が離れると、ついつい相手を責めるものです。しかし、その責めている言葉が穢れです。怒りや悲しみを祓う事が出来るのは笑顔です。苦しい時や悲しい時ほど笑顔が必要です。霊はひとつだと思うことが大切です。
【神格】
アメノミナカヌシ 宇宙の根源神 タカミムスビ 生成神 カミムスビ 生成神
【御利益】
安産、長寿、招福、出世開運、学業上達、技術向上、縁結び、海上安全、厄除け、病気治癒、中風病退除、養蚕守護、諸願成就開運招福
https://note.com/hikariken3/n/ne108f3cb29c6 【【驚愕】アマテラスの祖造化三神の秘密】より
造化三神とは高天の原(宇宙)に最初に成り出た独り神の三柱
アメノミナカヌシ 天之御中主 タカミムスヒ 高御産巣日 カムムスヒ 神産巣日
国生みの神として有名なイザナギ、イザナミの前に宇宙に出現した万物の租となる神がいたんですね。
天皇家の祖先で神道における最高神とされているアマテラスはイザナミの左目から生まれ、右目からはツクヨミ、鼻からはスサノオが生まれたと言われています。
深堀していきます。
アメノミナカヌシ
最初に生まれたアメノミナカヌシはありとあらゆる全ての中心。
つまり、うちに引き戻す力と外へ反発する力のバランスが整った時、この世が生まれた。この世は陰と陽のバランスで整っている。
進む力と止める力。アクセルとブレーキと同じである。
スピードはいくらでも出るが、それに伴うブレーキがなければ崩壊する。
これは、平和と繁栄に例えられる。このバランスを無視して、己の利益だけを追求すると、必ず歪みが生まれる。
この中心から外へ向かう様にタカミムスビとカミムズビが存在する。
人の器は次の中から選ぶことが出来る。
目先の為、自分の為、家族の為、仲間の為、組織の為、地域の為、国家の為、世界の為、人類の為、未来の為。自分は何の為に命を燃やしているのか?それによってその人の器が決まる。育てるとは何の為にあるのか?自分の為なのか?それとも未来の為なのか?
天地開闢の神
アメノミナカヌシとタカミムスビ、カミムスビ。
そこに【有るが無い】つまり【空】しかし、私たちは大いなる力によって生かされている。
当たり前の様に有るものが突然なくなれば人はうろたえるものである。
この当たり前に感謝する。
http://www.ffortune.net/spirit/zinzya/kami/zoka.htm 【造化三神】 より
造化三神:天御中主神・高御産巣日神・神産巣日神
ぞうかさんしん:あめのみなかぬしのかみ・たかみむすびのかみ・かみむすびのかみ
古事記において最初に現れたとされる三神です。
天(之)御中主神(あめのみなかぬしのかみ)詳細
古書にはこの神に関する具体的な記述はほとんど無い。存在することにより全ての中心となる神であろう。
高御産巣日神/高(皇)産霊尊(たかみむすびのかみ) 別名高木神(たかぎのかみ)詳細
高天原の中心的な神。特に天孫降臨において司令塔的な役割を果たす。迩迩芸命の母の栲幡千々姫は高産霊神の娘。
神産巣日神/神(皇)産霊尊(かみむすびのかみ) 別名神産巣日御祖命(かみむすびのみおやのみこと)詳細
出雲の中心的な神。若い頃の大己貴神(大国主神)を助けた。少彦名神は神産巣日神の子。
古事記によればまだ天地も定まらず混沌として時に最初に現れた神は天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)であったとします。そしてその次に現れたのが高御産巣日神(たかみむすびのかみ)と神産巣日神(かみむすびのかみ)で、この三神を一般に造化三神(ぞうかさんしん)と言っています。
高御産巣日神と神産巣日神は本来同格の神と思われますが、前者の文字数が多いのは、これが皇室に直結する神だからです。基本的に古事記は皇室直系の神の文字数が多くなる傾向があります。
高御産巣日神は高木神(たかぎのかみ)とも呼ばれ、高天原(たかまがはら)の中核神の一人で、しばしば天照大神(あまてらすおおみかみ)とともに、各種の指示を出しています。
一方の神産巣日神は出雲系、つまり高天原の天神に対する地祇(ちぎ)の中核神の一人で、若い頃の大国主神(おおくにぬしのかみ,だいこく様)を助けるエピソードなどが語られています。
「むすび」とは「結び」つまり結合するということで、結合すれば様々のものが生まれてくるということから、全てを産み出した元ということになります。故に「産巣」といった文字が使われているわけです。
これら造化三神は通常は性別も超越していると考えますが高御産巣日神を男神、神産巣日神を女神と考える流儀もあります。そもそも天御中主神から高御産巣日神・神産巣日神への展開は、易でいえば太極から陰陽が生じたという思想に通じるものがあり、この二神に敢えて陰陽を当てはめれば間違いなく、高御産巣日神が陽で、神産巣日神が陰でしょう。
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