https://www.yonesoba.com/kanzarashi 【下野新聞に「権現水用い寒ざらしそば」についての記事が掲載されました。】
-東照宮が特別協力-
鹿沼市の製麺・製粉業者やそば店で組織する「栃木SOBA研究会」は、9年前から寒ざらしそばの生産に取り組んでおり、東照宮に奉納するなどしている。昨年は国宝「陽明門」の修理完成式典で参列者に振舞った。
広く普及するため本格生産を検討していたところ、東照宮が境内の「洗心池」の使用を勧めた。
池の水は日光連山からの伏流水を用いた世界遺産エリア独自の上水道を引き込んでおり、研究会は「権現水が使えるのは画期的」としている。
20日は研究会と推進協の10人が参加し、神聖な白衣を身に着けて2回目の仕込み作業を行った。
完成した寒ざらしそばは、4月下旬に日光、鹿沼両市のそば店約20店で販売する。【平成30年1月24日下野新聞記事抜粋】
日光例幣使そば街道 寒晒し蕎麦とは?
秋に採れた日光山麓産の良質な玄そば(殻つきのそばの実)を厳冬期の日光東照宮境内に流れる権現水(世界遺産エリア独自の上水道)に浸し、アク、雑味を抜き、その後、氷点下の寒風に晒しながら自然乾燥。
蕎麦の実が凍るまいとする生態防御本能により旨み成分のGABAが増加し、上品な甘みが際立ちます。最終乾燥まで冬の風のチカラのみで仕上げ、その後-2℃の熟成貯蔵を経て仕上げていきます。1月の大寒から100日をかける至高の逸品。4月GWから解禁いたします。
https://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/tochigi_event/event.cgi?rm=detail&event_code=2774
【寒ざらし蕎麦 権現水ひたし体験】より
世界遺産に登録されている日光東照宮で、寒ざらし蕎麦の水浸し&水揚げ体験をしてみませんか。
体験終了後には、日光東照宮の神職から敷地内を特別にご案内いただけます。
開催日 令和2年1月18日土曜日 8:00から11:30(予定)
集合場所および会場 日光東照宮洗心池(日光東照宮社務所前)
参加費 6,000円
用意するもの 長靴(長めのものをお勧めします)
定員 15名
参加特典 寒ざらし蕎麦の蕎麦粉1kg(当日ひたした蕎麦)を2020年4月下旬に発送します。
申込方法 岩崎そば生産組合あてFAXにてお申し込みください。申し込み用紙はちらし下部に用意しております。
申込締切 令和2年1月13日月曜日
※定員になり次第締め切らせていただきます
https://www.nikkoku.co.jp/entertainment/glossary/post-54.php 【門前そば(もんぜんそば)】 より
各地の寺社の門前町で提供されているそばを「門前そば(もんぜんそば)」と呼びます。
寺社とそばの関係は深く、そばは五穀に入らないため精進を宗とする僧侶たちの重要な栄養源となってきました。そのため、僧侶にはそば好き、そば通が多く、「寺方そば」としてお寺の中でもそばが振舞われてきそばがだんだんと門前町にも広がって「門前そば」となったとされています。
門前そばの代表として特に東京の深大寺、長野県の善光寺などが上げられますが、そのほかにも有名なのは福井県の永平寺、愛知県の妙興寺、滋賀県の延暦寺、長野県の戸隠神社、島根県の出雲大社などが上げられます。
https://www.nikkoku.co.jp/entertainment/sobajiten/029.php 【 一茶の句はキャッチコピーだった?】 より
「信濃では月と仏とおらが蕎麦」は、
本当におらが一茶の句だったか?
信濃の柏原宿(現信濃町)の農家に生まれた俳人小林一茶(1763~1827年)。一茶といえば「信濃では月と仏とおらが蕎麦」の句が浮かびますが、実はコレ、一茶が詠んだ確証はありません。これは一茶の「そば時や月の信濃の善光寺」の句をまね、後の人が信州そばのPR用に創作したいわばキャッチコピーで、これが一茶の句として一人歩きしたようです。一茶の他のそばの句は「雪ちるやお駕にはこぶ二八そば」「国がらや田にも咲きするそばの花」「江戸店や初蕎麦がきにはかま客」「しなの路やそばの白さもぞっとする」など意外に都会的で洗練されており、田舎育ちの素朴な一茶のイメージにはむしろ「信濃では~」の句がしっくりくるのが不思議ですね。
0コメント