https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/life/kyodo_nor-2020051901001427.html
【息災祈る「黄ぶな」で広がる輪 宇都宮の郷土玩具、お守りに】 より
新たにデザインされた黄ぶなのTシャツを持つ野口英里さん=12日、宇都宮市
(共同通信)
新型コロナとの闘いが長期化する中、無病息災を願う郷土玩具「黄ぶな」にちなんだ取り組みが地元の宇都宮市で広がっている。医療支援に活用され、関連グッズも登場。見た目の愛らしさも市民の心の支えになっているようだ。
黄ぶなは、和紙をにかわなどで魚の形に固めた張り子人形。江戸時代に天然痘が流行した際に川で黄色のフナが釣れ、病人が食べると治癒したとの言い伝えがある。今も正月に軒下につるし、神棚に供える習わしが残る。
栃木県看護協会などは、黄ぶな形の折り紙を添えたお守り約千セットを作り病院に届けている。宇都宮市内のTシャツ店は鮮やかな黄色のデザインTシャツを製作した。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/36252/ 【<新型コロナ>疫病退散 黄ぶなキーホルダー ボランティア団体が作製】 より
新型コロナウイルス感染症予防の願いを込めて、宇都宮市のボランティア団体「宮まちづくりネットワーク」が、市内に伝わる疫病よけの伝説「黄ぶな」をモチーフにしたキーホルダーを作った。市役所や県庁の売店などで一個五百円(税別)で販売している。(原田拓哉)
地元で郷土玩具としても親しまれる「黄ぶな」。天然痘がはやった昔、市内を流れる川で釣れた黄色いフナを食べたら疫病が治った、との言い伝えがある。新型コロナウイルス感染症の広がりを受けて、関心も高まっている。
キーホルダーは、黄ぶなのデザインに加え、「コロナ退散」などのメッセージが添えられている。袋詰めの台紙にはQRコードが印刷され、スマートフォンなどで読み込めば、黄ぶなの由来を伝える紙芝居や、郷土玩具を作る工程を紹介する動画にアクセスできる。
キーホルダーの作製には、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、企業などからの受注が減少している市内の福祉作業所も加わっている。
同ネットワークは、黄ぶなキーホルダーのほか、県マスコットキャラクター「とちまるくん」をあしらった新型コロナウイルス感染防止PRキーホルダーも作った。「不要不急の外出自粛」「大切なマスクエチケット」など、感染予防対策のメッセージを込めている。
同ネットワーク代表世話人の坂本安男さんは「新型コロナウイルスは、すぐに収束するのは難しい。新たな生活様式を根付かせ、さらに若い世代にあまり知られていない黄ぶな伝説を広めたい」と話している。
https://www.tochinavi.net/feature/home.shtml?id=9351 【今できること。心穏やかにSTAY HOME♪ @黄ぶな運動】 より
黄ぶなは、昔天然痘が流行した時に、田川で黄色のフナが釣れ、病人が食べて治癒したという伝説があります。
その後「黄ぶな」の張り子を飾って厄よけや、無病息災を願う風習が受け継がれています。
皆さんがステイホーム中に、心安らかにそして未来に明るい希望を感じられる時間を過ごしていただけるようにと願いを込めて、宇都宮の「黄ぶな」をモチーフにしたグッズをご紹介いたします。(※栃ナビ!オリジナルデザインです。)
黄ぶなグッズを身に着けたり、部屋に飾ったりして、自分にも他の誰かにも優しく思いやれるような、心のよりどころにしていただければと願っております。
https://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/200508/lif20050816570030-n1.html 【宇都宮版アマビエ? SNSで無病息災「黄ぶな運動」 新型コロナ】 より
天然痘から人々を救ったという伝説から生まれた宇都宮市の郷土玩具「黄ぶな」に新型コロナウイルス感染収束の願いを込める「#黄ぶな運動」が広がっている。いわば、全国的に話題になっている疫病退散に御利益があるとされる妖怪「アマビエ」の宇都宮版。インターネット上に「#黄ぶな運動」を付けた写真などが次々と投稿されているほか、関連グッズを配る店舗が増えている。
宇都宮では、江戸時代に天然痘が流行した際、川で釣り上げた黄色いフナを食べたところ治ったという伝説があり、黄ぶなは無病息災を願う郷土玩具として親しまれている。茶を販売する「銘茶関口園」(同市馬場通り)の関口慶介社長(33)が3月に会員制交流サイト(SNS)で始めたところ、多くの店舗や市民が賛同した。
いまでは「#黄ぶな運動」を付けて、黄ぶなにまつわる商品の写真が投稿されているほか、「家にも黄ぶなを飾った」「黄ブナパワーでウイルス撃退」などの声があがっている。また、エレベーターのボタンなどに黄ぶなの折り紙を付けて手洗いを注意喚起する動きも出ている。
栃木県内では週明けの11日から大半の業種で休業要請が緩和されるが、予断を許さない状況が続いている。関口社長は「願いはみな一緒。早く沈静化して、お店に来てもらいたい」と早期収束を願いつつ、「黄ぶなのつながりが、伝統文化の継承にもなれば」とも話している。(松沢真美)
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