https://www.sankei.com/west/news/170601/wst1706010069-n1.html 【ハス群生地「再生は事実上不可能」 草津市の琵琶湖 消滅受け研究者が調査】 より
全国有数のハスの群生地だった滋賀県草津市の琵琶湖で昨年、原因不明のままハスが「消滅」した問題で、市の依頼を受けて調査した研究者が「人間の力で、短期間のうちに群生地を復活させるのは事実上不可能」との見解を示していることが分かった。
熱気球の「観光フライト」や、モーターボートの「ハスクルージング」などで多くの観光客を集め、観光産業として期待されていたが、調査結果をまとめた報告書は自然の力を主として「長期間にわたる対応」を求めており、打撃は避けられなさそうだ。
ハスが群生していたのは同市の烏丸半島の周辺一帯(広さ約13ヘクタール)。昨年ハスが急に姿を消し、市などが調査に乗り出していた。同市はさらに再生の可能性を探ろうと、最初の調査には加わっていなかった「滋賀自然環境研究会」代表の小林圭介・滋賀県立大名誉教授らに調査を依頼した。
粘土質が砂地に
小林名誉教授らは、約20年前の調査結果などとも比較し、消滅理由として、湖底の泥の中のメタンガスが増えた▽湖底の土壌が、ハスの生育に適した粘土質から砂地に変化した-ことなどを新たに指摘。要因が複合的に関連していることもあって「(ハスが生育できる)諸条件をかつての状態に戻すことは不可能」などとする報告書をまとめた。
小林名誉教授は、産経新聞の取材に「100%ないとはいえないが、短期間のうちに群生地が再生される可能性は低い。人間が力を加えるのは必要最小限に抑え、長いスパンで、できることを模索していくべきだ」としている。一方、報告を受けた草津市環境課は「関係機関と調整しながら、ハスの再生を検討していきたい」としている。
https://ibuki.shiga-saku.net/e1343372.html 【草津ハスの群生地調査結果】
昨年、突然のハスの消失。あれほど、湖面を彩っていたハスの花が姿を消しました。草津市はその原因を追求すべく、調査を依頼していましたが、結果も、これも突然NHKニュースで発表されました。ニュースを見てびっくりです。
「人の手では無理?!」ヨシは良くてハスはだめ?!
これから、自然と対話し、どうして行くのが良いのか、考えていかなければならないと思います。
(NHKHPより)
全国有数のハスの群生地として知られてきた滋賀県草津市のびわ湖で、去年、ハスがほとんど育たなかった原因について、市から依頼を受けた専門家が、ハスの生育に欠かせない粘土が湖の底からなくなっていて、人の力でハスの群生地を取り戻すのは難しいとする報告書をまとめたことが分かりました。
びわ湖南部の滋賀県草津市の烏丸半島の周辺一帯は、35年ほど前からハスが群生し、おととしは、13アールほどにハスが育つ全国有数の群生地として知られてきましたが、去年はほとんど育たず、調査した草津市や滋賀県は、大量に枯れたハスが湖の底に堆積して土壌が酸欠状態となったことが原因としていました。
一方、群生地を再生させる手だてがないか探るため、草津市は、びわ湖の環境に詳しく、20年前、同じ地点で水質や土壌を調査した、滋賀県立大学の小林圭介名誉教授に調査を依頼しました。
その結果、以前は湖の底を覆い、ハスの地下茎の生育に必要な粒の細かい粘土がほとんど確認出来ず、砂地に変わっていたことが新たにわかりました。
また、水中のメタンガスが20年前と比べて、多いところで8倍、少ないところでも5倍に増えていることも確認され、このガスがハスの成長を妨げた可能性があるということです。
ハスに代わって砂地を好むヨシの群落が大きく拡大していて、小林名誉教授は、人の力でハスの生育環境を復元し、群生地を取り戻すのは難しいとする報告書をとりまとめました。
小林名誉教授は「人が手を加えると、水質の悪化や生態系の撹乱を起こしかねない。あくまで基本的には自然の力に任せ、試験的な取り組みを少しずつ進めるべきだ」と話しています。
【これまでの調査の経緯】
滋賀県草津市のびわ湖では、例年、6月下旬ごろから湖面を埋め尽くすようにハスが育ち、全国各地から観光客が訪れる名所となっていました。
ハスの群生が見られるようになったのは35年ほど前からで、おととしは群生地が、30年前の2倍にあたる13アールまで広がりました。
ところが、去年は7月を過ぎてもハスの姿がほとんど見られず、草津市や滋賀県は外部の専門家の意見を聞いたり、やはりハスが育たなくなった岐阜県海津市の国営公園と連携したりして、原因の調査を進めました。
当初は、▼カメやザリガニによる食害、▼細菌による病気、▼湖の底の土壌の環境の悪化、それに、▼ハスの寿命による老化といった複数の要因が考えられていましたが、草津市は去年10月、湖底に堆積した枯れたハスが土壌を酸欠状態にしたことが原因だったとする調査結果をまとめていました。
【観光関係者は危機感】
草津市では、民間の業者が15年前からびわ湖のハスの群生地の周辺を船で巡るツアー「ハスクルージング」を行っています。
このツアーは、おととしはおよそ1300人がハスを観賞しました。
しかし、ハスの姿がほとんど見られなくなった去年はキャンセルが相次ぎ、利用客がわずか80人まで落ち込みました。
こうした状況を受けて、運営会社では別のツアーを検討しているということです。
ツアー運営会社の畑源代表は、「夏の仕事の柱なので大打撃です。
今後は“ハス”という名前を変更して営業するしかない。早く元に戻ってほしい」と話していました。
また、群生地の近くにある草津市の「水生植物公園みずの森」では、去年7月と8月の来園者が前の年の60%にとどまりました。
このため、ことしは7月下旬に行われる恒例の「ハス祭り」を中止し、別のイベントを実施するということです。
竹中勉副公園長は、「ハスがなくなったことを受けてイベントを変更しますが、園内ではハスを育てているのでぜひ見に来てもらいたい」と話しています。
ハスの群生を夏の観光の呼び物にしようと取り組んでいた草津市商工観光労政課の中村秀史課長は、今回の調査結果を受けて、「ハスが復活しないと市の観光に大きな影響を与える。別の資源で観光客の呼び込みを進めなくてはならない」と危機感を表していました。
【訪れた人“早期の回復を”】
ハスの再生のメドが立たないことについて、群生地を訪れた人からは早期の回復を望む声が相次ぎました。
毎年、群生地に写真を撮りに訪れるという滋賀県栗東市の60代の男性は、「改めて群生地を眺めてみると景色が一変している。ハスの再生が難しいと聞き、とても残念だ。きれいな姿がよみがえってほしい」と話していました。
大阪・東大阪市から釣りに訪れていた30代の男性は、「初めて来ましたが、ここにハスがあったなんて思いもよらなかった。ハスが復活すればまた来たい」と話していました。
https://www.city.tambasasayama.lg.jp/news/2019/11579.html 【4度目の正直!南堀ハス再生へ 種レンコン移植(ささやま写真新聞)】 より
4月16日(火曜日)、篠山小学校6年生23人が篠山城跡南堀に種レンコンを植え付けました。
南堀では、かつて一面にハスが広がっており、多くの市民や観光客の目を楽しませてきましたが、2005年ごろに姿を消してしまいました。
2012年に篠山小学校の児童の皆さんから、お堀にもう一度ハスを咲かせたいと提案をいただき、市で再生に向けた取り組みを進めています。
これまで3回種レンコンを植え付けましたが、開花には至っていません。
この日は、京都花蓮研究会副会長の金子明雄さんの指導のもと、種レンコンを植え付けました。
専門家の方にご協力いただき、水位の調整、土壌の改良、日照不足の解消、肥料の施用、外来生物食害防護柵の設置、南堀の環境に適した品種など、生育に必要な条件もクリアしつつあります。
「令和」「丹波篠山市」が誕生する今年こそ開花することを期待しています。
http://www.sotai-salon.jp/blog/2017/05/hasu-may.html 【不忍池の蓮が再生中!】 より
ゴールデンウィークがあけて、カンザン桜も散り、これからは蓮の花が楽しみな季節になりました。
不忍池の蓮は、2月~3月頃「生育不良のため、現在展示をしておりません」という表示がされ、枯れてしまった蓮を刈る作業が続けられていました。
伐採作業が半分ほど進んでから、しばらく進展がなかったので心配していたのですが、気がつくと新たな蓮の葉が転々と、水面から顔を出し始めてきました。
開花が非常に楽しみです。
不忍池の「大賀蓮」は、大賀一郎博士(1883 - 1965)が、昭和26年(1951)、千葉県検見川の東京大学総合運動場(当時は東京大学厚生農場)の地下の青泥層より発掘したハスの実を発芽・開花させて得られた系統です。発掘されたハスの実は二千年以上地中にあったと推定されています。そのため、古代ハスなどと称され、各地のイケや公園で栽培されています。 不忍池の大賀蓮は、発掘後、東京大学で大切に育てられてきた大賀蓮の根(蓮根)を分けていただいたものです。 鮮桃色の大輪の花を咲かせ、優雅な美しさと悠久の時を越えた生命力が尊ばれています。
湖山池公園 大 名蓮再生会 - 鳥取市(Adobe PDF)
www.city.tottori.lg.jp/www/.../47203103002.pdf
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公. 園. に. あ. る. 限. り. 大. 丈. 夫 ! 湖山池の大. だいみょうはす. 名蓮を. 後世に残したい. 左 井 上 健次郎 さん. Kenjiro Inoue. 右 花 房 泰 正 さん. Yasumasa Hanahusa. 湖山池公園. 大. だ い み ょ う は す. 名蓮再生会. 8. とっとり市報 2007.11 ...
復活のハス今年も元気 「もう一度名所に」角田・手代木沼 ...
www.kahoku.co.jp/tohokunews/.../20190718_15042.ht...
-キャッシュ
2009年にハスが壊滅し、地元の行政区長ら住民有志が再生活動に取り組む角田市高倉の手代木沼で、昨年に続いて今年もハスが咲いた。花の数は、10年ぶりの開花だった.
3.課題抽出と 向性 - 矢吹町(Adobe PDF)
www.town.yabuki.fukushima.jp/.../1538097518_doc_17_3.p...
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見出していく。 ○ボランティアや企業CSR、. 農商工連携など多様な連携・協. 働の仕組みを実践し検証する。 大池公園の魅. 力を. 活 ... また、再生については、 大賀ハス再生プロジェクトが進行しており、このプロジェクト. との連携・調整 ...
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