https://www.amorc.jp/blog/202008071738_2689.html?tc=melma200807?utm_source=haihaimail&utm_medium=email&utm_campaign=emailmagazine&utm_content=mailid-761 【瞑想のやり方】 より
グーグルやインテル、ゴールドマン・サックス、P&Gなどの多くの大企業が社員研修にマインドフルネスという瞑想を取り入れてから、もう数年が経ちます。
その狙いは、瞑想のリラックス効果によってストレスを緩和したり、仕事の効率を向上したりしようということでした。そして、実際に望ましい効果を上げているようです。
別に仕事中ではなく休日でも、瞑想に取り組むのは楽しいことですし、健康にとっても心にとっても望ましいことです。
今は、リゾート地に出かけてのんびりと過ごすなどということも、なかなか難しいかもしれません。次の手軽な方法で、瞑想のリラックス感を楽しんでみてはいかがでしょうか。
1.椅子に座って、背筋を軽く伸ばします。両手の手のひらは膝かふとももに置きます。
2.呼吸をコントロールしようとせず、自然にまかせます。そして、入ってくる息、出ていく息、喉を通る空気の感触、胸の動きなど、呼吸という体の働きの全体に、緊張することなく、ただただ注意を集中します。
3.5分ほどが経ったら、体を少し揺すって、手を握ったり開いたりして、日常生活に戻ります。
ひとつも特別なところのない、とても簡単な行いです。しかし実際に行ってみると、ほとんどの方が、すぐに何か別のことを考えている自分に気づくことでしょう。
そのようなときは、別に自分を責めることなく、「雑念、雑念、もどります」と心の中で唱えて、呼吸へと注意を戻し、集中とリラックスとの両立を再び楽しんでください。
私たちの心には、あちこちに飛び回るように活動する性質があります。しかし時として、スムーズにひとつのことに集中かつリラックスすることができ、びっくりするような高いレベルや効率で何かがなし遂げられることがあります。
スポーツや楽器の演奏を熱心な趣味にしている方は、そのような状態になることがしばしばあり、「ゾーンに入る」と呼ばれています。
瞑想のひとつの効用は、「ゾーンに入る」ための練習になることです。
先ほど説明した方法の瞑想を何回か練習すると、人によって差はありますが、ゾーンに入る喜びが感じられてくることと思います。
ただここで、2点だけアドバイスさせていただきたいことがあります。
ひとつは、メリハリをつけるということです。瞑想はダラダラと取り組むのではなく、時間を決めて、「さあやるぞ」と始めて、きっぱりと終わって日常生活に戻ることをお勧めします。
もし瞑想が初めてでしたら、最初は1回5分程度にして、一日に2回以上は行わないようにします。馴れてきたとしても、1回40分以上の瞑想はお勧めしません。
長時間行うと、瞑想は妄想のようなものに変ってしまいがちになり、ろくなことは起こりませんし、そもそも貴重な時間の無駄です。
もうひとつのアドバイスは、すがすがしく貴い感じがするということを目安にするということです。
それは、瞑想とはある意味で、心を何かに同調させることだからです。心の世界には、同調することが望ましい対象もありますが、同調せずにやり過ごすべき対象もあります。
そして人間には、それを判別するための信頼に足る感覚が備わっています。それが、すがすがしく貴い感じがするということです。
この感覚を大切にしてください。
ですから極端な例ですが、あまり瞑想に慣れていない方が、たとえば、雑誌が乱雑に積まれ、食べ残しのカップラーメンが片付けられていないような机を前にして瞑想をするようなことは避けるべきです。
人間の心は、周囲の環境の影響を思いのほか受けがちだからです。
きちんと整理整頓された部屋とか、心地よい自然に囲まれた公園のベンチでも良いのですが、すがすがしい感じがする場所で瞑想するようにしてください。また、自分の部屋でしたら、何らかの小物を置いたりお香を焚いたりして貴い感じが演出できれば、瞑想にとってさらに望ましい環境になります。
さて、ゾーンに入ることはとても素晴らしい経験ですが、瞑想には別の効用もあります。
たとえば、あなたがお仕事や家庭で、なかなか解決できない難問を抱えているとします。
このような場合は呼吸に集中するのではなく、たとえば瞑想の時間を20分と決めたならば、前半の10分でその問題について徹底的に考えます。そして後半の10分は、考えることを止めて何かを待ち受けるようにします。
うまくいくと、思いも寄らなかったような解決策が、まるで天から降ってくるように思い浮かびます。
このテクニックは、芸術家の方が創作を行う準備にも用いられています。
以上、ご参考になりましたでしょうか。ただ、正直に言えば瞑想は、正しい指導を受けて行うのが最も望ましいことです。
もしあなたが、本格的に瞑想に取り組もうと考えているなら、ぜひ、信頼できる指導者を、慎重の上にも慎重に探すようにしてください。
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