電磁波が身体に悪い理由

http://love-resonance.com/column02_4.html  【電磁波が身体に悪い理由】より

電磁波が、身体に悪いというのですが、その理由についてこれからお話ししていきましょう。ただし、これからお話ししていくことは、推定の部分もかなりあります。何せ、人体への影響は、そんなに短期間でわかるものではありません。また、そんなにすぐに人体への害がわかるとすれば、電磁波を出すような商品は、すぐに使用禁止、という事態になるに違いありません。こういうことを念頭に置いて、これからお話ししていくことについて、思いを巡らせてください。その結果、私は、<電磁波の障害など信じない>という人がおられても、それはその方の判断であり、ご自由です。

前回にもお話ししましたように、人の脳は、1~30ヘルツの周波数で活動するのですが、神経回路に現れる電流は、10億分の1アンペアという超微弱な電流です。ですから、この強さと同程度ないしはこれを越えると、人の持っている交信機能の負担が大きくなり過ぎ、人の神経系の情報伝達機能が妨害されかねないのです。また、類似の外的な信号は、誤って、大脳からの伝達情報と見なされたり、伝達物質が、間違って解読した命令を遂行してしまう可能性があるのです。実際に、電磁気インパルスが膵臓のインシュリン産生を変質させうる、という研究者もいます。また、外界からの低周波インパルスが、人間の有機的生命活動による内部からの情報と間違えられて、腫瘍やガンなど、細胞の異常増殖を引き起こすか、促進させるかもしれない、とも言われています。

殊に、網膜から入るパルス電流は、骨などの場合と比較にならないほど大きな生物学的作用を引き起こし、ホルモン代謝に影響を与えるようです。そして、さらにその奥にある《松果体》も、電磁波インパルスを受けることによって、メラトニンというホルモンの産生が低下するのです。

メラトニンというホルモンは、日常のバイオリズム、成長、生殖を調整しますが、特に、免疫防御の調節に関わっています。ですから、メラトニンの産生が抑えられるということは、免疫防御が崩壊することにつながります。そして、免疫防御力が、持続的に邪魔されたり弱められたりしますと、自発性のガンが生じたり、潜伏していたガンが表面化する可能性があります。

ところで、松果体は、主に睡眠中にメラトニンを産生します。松果体は、神経系や免疫系の活動を調整し、時間感覚を制御するため、昼夜のリズムが攪乱されると、メラトニンの産生に影響を及ぼしますが、特に夜間の光に反応します。海外旅行をされた方は、時差ぼけの経験があると思いますが、これはまさに、昼夜のリズムが乱された結果、松果体が正常に働かなくなった結果なのです。妨害のない夜の熟睡こそが、メラトニンの分泌を正常にし、若さを保つ源泉となりますので、夜更かしは避けるべきでしょう。また、睡眠中に、視野に入る小さな光源でさえ、メラトニンの産生を抑えてしまうようです。さらには、睡眠中の頭の近くに磁場が起きる状態も望ましくありません。

ですから、寝るときに、頭のすぐかたわらに壁(配線からの電磁波)があったり、目覚まし兼用ラジオやテレビがあったりするのは、メラトニン産生には良くありません。また、スプリングコイル入りのベッドのスプリングは、色々な発生源から出た電磁波の格好の伝導性素材になり得ます。後の号で改めてお話ししますが、できるだけ、電磁波スモッグの発生源を取り除くようにした方がよいでしょう。

次回は、電磁波スモッグの対処法のお話しに入っていきたいと思います。次回まで、健康で、楽しくお過ごしください。(^‐^)


http://love-resonance.com/column02_5.html  【電磁波対策-寝室】 より

早速、電磁波対策のお話しに入っていきましょう。

完全な対策は、電気を断つことですが、前にもお話ししましたように、この方法では、現代生活ができなくなります。では、方法がないかといえば、完全ではないにしても、電磁波の害を軽減することは可能です。それは、私たちの決断次第です。その具体的な方法について、お話ししていきます。実行可能なことは、試してみられるのも良いでしょう。ただ、電磁波の影響を受けにくい方は、効果のほどを検証することは難しいと思いますが。

まず、ご自身の寝室から見ていきましょう。ベッドを使っていますか。ベッドは、スプリング入りでしょうか。ベッドの頭側に目覚ましラジオ(ステレオ装置を利用)はありませんか。頭側に読書灯がありませんか。『電磁波シンドローム』では、ハロゲン灯を記載していますが、これは、変圧器とペアになっているようです。ベッドは、壁際(あるいは窓際)にありませんか。その壁に電線が配線されていませんか。テレビはありますね。どれくらい離れているでしょうか。冬には、電気毛布、電気敷布を使っていませんか。『電磁波シンドローム』によると、ドイツでは、赤ん坊を別室に寝かせているようですが、ベビーフォンという無線受信機で、赤ん坊の眠りを監視しているようです。調光器(照明の強さを調整できるものです)はありませんか。

これらのすべてが、眠っている間も、ほとんどの家庭では、電気が接続されており、電磁波スモッグが、夜間私たちを覆っているのです。電気毛布を使うような季節になると、朝起きたときに、頭痛がすることはないでしょう。もしあったとすれば、電気毛布による電磁波によるものと考えて良いでしょう。

寝室での電磁波スモッグによるものと考えられる、症候群をあげてみましょう。

● 睡眠障害 ●不眠症 ●性的意欲の喪失 ●朝起き抜けの虚脱感 ●ノイローゼ

● 集中力の欠如 ●頭痛 ●めまい感 ●意欲薄弱 ●免疫不全

 お心当たりの症状はありませんか?

そこで、このような寝室での応急対策について、考えていきましょう。

●スプリング入りベッドへの対処

・フォームラバーのマットレスに替える。

・木製のベッドに換える。

・スプリング入りの場合は、電気機器、電線から2m以上離す。また、水道管、暖房管などの配管類から1m以上離す。

●ベッドの頭側の目覚ましラジオ(ステレオ装置)への対処

・最善策は、目覚ましラジオをやめて、目覚ましを電池式に変えるか、ねじ巻き式目覚ましに替える。

・次善策は、目覚ましラジオ等やスピーカーボックスをベッドから1~2m離す。そして、コードを張りめぐらすときに、東部から1m以上離す。

●ハロゲン灯及び変圧器への対処

・変圧器を寝る場所から2m以上離す。

・寝る前に、ハロゲン灯の電源プラグを抜くか、押しボタンで電気が切れる複式コンセントを使用して、電気を切る。

・電源コードには、撚り線を使用する。

・白熱灯に置き替える。

●睡眠場所にテレビ(特にブラウン管式)を置く場合の対処

・テレビを観るときは、4m以上離れ、画面の正面から外れた横から観る。

・ブラウン管の高電圧は消してから取り除かれるまで長時間を要すので、寝床に入る3時間前に消す。

・湿った空気中で、大気のイオン構成が迅速に正常化されるので、湿度を保つ。

・長時間テレビを観ないときは、スタンバイでなく、完全に切るため、電源プラグを抜くか、複式コンセントのスイッチを切る。

●電気毛布、電気敷布への対処

・寝る前に、寝床を温めておく。

・寝るときは、電源プラグを抜くか、複式コンセントのスイッチを切る。

●無線ベビーフォンへの対処

・やめる

●調光器への対処

・普通の照明スイッチに替える

以上の対処をすることで、寝室での電磁波スモッグは減少します。

今回は、少し長くなってしまいました。申し訳ありません。次回は、浴室編です。次回まで、健康で、楽しくお過ごしください。(^‐^)