https://ekamo.com/syunblog/19722.html/ 【ブルーベリーとビルベリーの違い】より
実の中まで青紫色に染まるビルベリー
ビルベリーはブルーベリーの一種で、野生ブルーベリーの仲間です。ブルーベリーと見た目はそっくりですが、果肉には大きな違いがかくされています。
生産地はフィンランドやノルウェーなど年間の日照時間が長いヨーロッパ。木の高さは20cm~60cmくらいと低く、果実は小粒で、柔らかく強い酸味が特徴です。つぶれやすいために生で食べることは少なく、ほとんどがジャムやジュース、ドライフルーツにされます。
また、ブルーベリーは皮が青紫色で、果肉の色は白色をしていますが、ビルベリーは中まで青紫色。
これは、夏に一日中太陽が沈まない白夜を迎えるヨーロッパのビルベリーは、24時間紫外線を多く浴びることで、果皮だけではなく果実の中までアントシアニンを蓄えて青紫色に染まるためです。太陽の紫外線から果実を守る為に、強靭な果肉に育ったのですね。
栄養豊富なビルベリー
実にたっぷりとアントシアニンを含んだビルベリーは、ブルーベリーの中で最も多くアントシアニンが含まれています。その量は、一般的に流通されているローブッシュブルーベリーの約2倍、ハイブッシュブルーベリーのなんと5倍のアントシアニンが含まれている優れたフルーツ。
そのため、ヨーロッパでは医薬品として商品化されるほど健康効果があるのです。
ビルベリーに含まれる成分と効果は、大きく分けて下記のようになります。
【1】眼精疲労に効果的
【2】抗酸化作用
【3】糖尿病性網膜症の予防
コラーゲンを強化する作用や傷の回復を早めたり、血液をサラサラにして血管の老化や循環障害を改善、筋肉をリラックスさせる効果。
くわえて、メタボリックシンドロームを改善したり花粉症を予防する効果も期待されるなど、ビルベリーは健康にたいして様々な効果をもたらしてくれるアントシアニンを多く含んでいます。
・・・とはいえ、どんな食材でもそうですが、「急激に視力が向上した・・・」といったことはありませんので、過度の期待は禁物です。
生食を味わうならブルーベリー
とれたての熟したブルーベリーを生食するのが、最も効率よく有効成分を摂取できるといいます。
カロリーも100gあたり約50kcalということですから、あまりカロリーを気にせずに召し上がっていただけますね。
生のブルーベリーならやはり国産品が一番です。フレッシュなままお届けが可能ですし、、7月~8月上旬くらいまでの短い期間限定ですが、それがかえって特別感がありますね。
味わい深いブルーベリーの生食を旬の時期に食べることの喜びや幸せを、かみしめていただけます。
いっぽう、ビルベリーを生でいただく機会は日本にいてはほぼないと思いますが、ジャムやジュース、冷凍品、またサプリメントでの摂取が可能です。
https://www.supkomi.com/univ/blueberry/blue-bilberry 【ブルーベリーとビルベリー
どのような違いがあるの?】 より
ビルベリーはブルーベリーの仲間で、その違いは野生種か栽培種か ひと頃に比べると果物売り場でよく見かけるようになったブルーベリーですが、日本で食品として食べることができるブルーベリーは、すべて品種改良された栽培種です。
一方ブルーベリーと同じ種類として扱われているビルベリーですが、正確にはブルーベリーの原種ともいわれる近縁種で、ノルウェーやスウェーデン、フィンランドなど北欧の森に自生する野生種です。調べてみると、ビルベリーが実をつける頃の北欧は白夜で太陽が沈まない季節。一日中注がれる太陽の紫外線から実を守る能力を高めるため、青紫色の天然色素“アントシアニン”をたっぷりと蓄えるのだそうです。果肉の色の濃さを比較するとブルーベリーは白っぽいのに、ビルベリーは中身まで濃い青紫色をしています。ビルベリーには、この“アントシアニン”が一般栽培種のブルーベリーに比べて2~3倍多く含まれています。
ビルベリーはフランスやイタリアなどのヨーロッパでは医薬品としても使用されています。
アントシアニン含有量がもっとも多いビルベリー
抗酸化物質であるポリフェノール“アントシアニン”はフラボノイド系ポリフェノールの代表格です。ブルーベリーやビルベリーだけでなく、赤や紫、青紫、濃い青などの色を持つ果実や野菜には、すべてこのアントシアニンが含まれています。
たとえばぶどう、リンゴやイチゴなどもそうですし、カシス、クランベリー、ラズベリー、プルーンなどの果実やナス、紫キャベツ、赤タマネギ、赤じそ、紫いも、黒大豆、そして多くの花にも多くのアントシアニンが含まれています。こうしたアントシアニンを含む食品のなかでもっとも含有量の多い食品が、ビルベリーであると言われています。
野菜や果実を紫外線などから守り、天然の防腐剤の役割を果たしているアントシアニンを効率よく摂取することができるのが、ビルベリーを原料としたブルーベリーのサプリメントであるのかもしれません。
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