https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=7040&id=51291928 【佐賀城のお堀に、ハスは必要でしょうか?】 より
先日、佐賀城公園の南堀に、近くの小学校で育てられたハスの苗が
植えられたというニュースがありました。
かつては、ハスの花が咲いていた光景をもう一度というのがこの運動の
趣旨だと思います。
確かに、かつてハスの花が咲く時期には可憐な花が咲き、見る者の目を
和ませていたのは事実で、私もハスの花はお盆な雰囲気はするものの、
美しいと思っておりました。
しかし、お堀の美観という点で、ハスを植えることが本当に良いのか、
私は疑問に思っています。
確かにハスの花などが活き活きとした姿は、見る人に活力を与えるかも
しれません。ところが、そんな時期は1年を通しても半分もあるか?という
期間に過ぎないのではないでしょうか。
秋が深まればハスは枯れ、茶色く朽ちた姿をさらします。
その姿は、桜が満開の頃にもそのままで、せっかくお堀に桜が美しく
映えるような時期なのに、堀の真ん中には枯れ果てたハスが無残に残り、
せっかくの風景が台無しになっていました。
私は、外来種の亀がハスを食べたというのを聞き、内心喝采を送っていました。
これでお堀がすっきりと綺麗になると。
ハスを植えるというのであれば、植えることだけをせず、枯れたらちゃんと
その後のケアをして、お堀を汚くしなければまだいいと思います。
しかし、単に昔に戻すということなのであれば、あの汚い堀に戻るということ
ですから賛成できません。
ハスを戻す活動をしている方は偉いと思いますが、どうかその辺も考えて
お堀にハスを戻してほしいと思います。
皆さんは、どうお考えでしょうか?
コメント
[1] かっきー
堀に蓮が生えてるのは佐賀では昔からごく当然のことですよ?城内のお堀以外にも昔からあるクリークには蓮は咲いています。枯れたら汚いからケア?そんなのにお金使えますか?
[2]
わたくしの実家はあの堀のすぐそばにあります。
毎年蓮の花が咲くのを楽しみにしておりました。いつのまにか、ほんとにいつのまにか蓮がすっかり無くなったんです。
亀の仕業なのでしょうか?良くわかりませんが、桜も毎年堀際で花見してますが、蓮が朽ち果てて?汚いと思ったことは一度もありませんでした。
年代の差もあるのでしょうか。。。
あの堀に蓮が無いのは寂しいです。
[3] けいこ
佐賀を出てもうすぐ40年近くになりますがハスの花が見られなくなってさびしく思っていたので、又前の様な景色が見られるのは大賛成です。
枯れた所も又風情があって良いと思う寝ですけどね。
[4]
お堀って臭くないですかぁ
雨が降ると特に酷くかんじます)
図書館、市村体育館付近はカラスのふんが
[5] かこぴん
枯れたハス=無惨、って発想は私にはないです。
美しい自然の営みだと、愛おしく眺めます。
[6] マーチャン初級介護人
お堀の管理は、干して泥を肥料として利用していたサイクルがあってこそだと思います。
蓮を植えるのだけが目的になってしまうとしたら残念ですが、近代化の中で途絶えた堀干しによる「有機物の循環」の復活を視野に、佐大農学部とか農業大学とかに今後期待したいです。
今回の堀干しでにおいも少しは改善されるのでは。。
[7] ねぎ伸び蔵
お堀の蓮で、季節を感じていたものの一人です。
花が咲けば、美しいと感じ、枯れれば、憂いを感ず。
蓮があっていいのではないでしょうか?
造花ではない、生死があるから美しく感じると思っています。
[8] かすどーす
熊本の青井阿蘇神社のお堀にも、蓮があります。
枯れてる時期の方が長いですが、浄化する作用があるせいか、くさいと感じたことはないですね。
[9] サイボーグ【JJ】
夏の蓮は成長しすぎて「キレイ」どころか、「異様」にも見えるのは俺だけですか!?
[10] マーチャン初級介護人
> 釜飯どんさん
綺麗な写真ですね~
唐津市役所前のお掘(再生品)は、コンクリ張で毎年水抜き清掃&水の入れ替えで匂いもなく澄んだ水が入ってます。
そこにはプランタ植えの蓮はありますが、魚や鳥や虫たちの生命の営みはありません
残業ながら僕は全く「綺麗」とか「いいなぁ」とか思えません
機会があれば県庁の対比に見においで下さい。
[11] ぱぱんだ
ハスがあったほうが良いという意見のほうが多いですね。
ただ、私としては、頂いたご意見の中に釈然としないものもあります。
あそこは公園です。公園とは、一部の自然公園などを除いて人工的に管理されてナンボだと思います。ですから、例えば草花を植えて花を楽しんで、枯れれば除く、そして新たに何かを植える。もしくは次の年の準備をする、といった管理をするものだと思います。
川原でススキが枯れているのを見て風情を感じるのとはちょっと違うのではないかと思います。公園なんだから管理するのが当たり前だし、それにお金がかかるのは当然です。お金がかかるから管理するなというのなら、組織だったボランティアでもかかわらない限り、公園であり続けることは不可能だと思うのですが。
それから、佐賀城公園の南堀の西部分と西堀に昔からハスが栄えていたのは承知しています。私はハスがあることそのものが悪いとは思っていません。
はすが枯れた後、公園なんだから、きちんと刈るなりの処置をしてほしいと思っているのです。
ちなみに、昔の航空写真で佐賀城のお堀の様子を見ると、明らかに人工的にハスの繁茂する範囲を切り取って整備してある様子が伺えます。
はすが生える部分、生やさない部分を整備してあるように見えます。
生え放題ではなかったということが、まさにあそこが公園であるから、その点はちゃんと管理されたいたことを物語っていると思います。
唐津の城の話をされた方がいましたが、佐賀城の堀も公園です、自然の一部ではありません。佐賀城の掘も護岸はコンクリですよ。私の子供の頃に比べたら今の堀端はコンクリだらけで、堀の生き物はぜんぜんいなくなってますよ。
ハスを生やすための管理と、枯れた後の管理は、一体じゃないのかというのが私の考えです。ヒマワリを夏に咲かせて、秋に枯れ、冬から春にかけて放置して風情があると本当に思うのでしょうか?繰り返しますが、あそこは公園です、
その辺のクリークとは違います。
最後に、どうしてハスは南堀には生えていて、北堀にはないのでしょうか。
県庁の目の前の堀にはコイが住み、水鳥はいます。しかし、ハスが生えているのは
ついぞ見たことがありません。
北堀の東側には昔貸しボートがありましたが、今はありません。
そこにハスを生やそうという話も聞きません。なぜでしょうか?
佐賀城の堀にはハスが生えているのが当たり前なら、どうしてそういう話にならないのでしょうかね。
私は、ハスが生えていること自体も、見る人によって捕らえ方がちがうから県の玄関口にはないんじゃないかと思いますが。
お城の堀は、皇居の堀じゃないですがあるがままに堀として美しく整備保存してほしいというのが私の本音ではあります。
ところで、ハスを再生させる行動の様子をテレビで拝見しましたが、とても大変そうで、かかわった方は偉いなと思います。
特に、「ごみくい」の様子は印象的でした。
堀は昔からあんなに浅かったのでしょうか?
私は30年以上前に、南堀でよくヘラブナ釣りをしていましたが、昔はもう少し水深があったのではないかと感じました。
堀の底にあったぬかるみの様な泥は、作業する成人男性の腰ぐらいまではゆうにあり、有明海のガタのようでした。
ハスの枯れたものの除去と同時に、堀の浚渫もまた、本来の城掘の姿を残すためには必要なのかもしれないと思いました。
航空写真を見ると、過去に西堀の一部を浚渫した様子も伺えます。
ハスを望む人がいるのは解りましたが、秋以降の堀の美観のため、枯れたら刈ってほしいです。
[12] かっきー
蓮が枯れたやつ刈ってるとことかあるんですかねー?水面から上だけ刈るんだったらあんまり意味ないですよね?
[13]
私はお堀の横の学校に通っていましたが、枯れた蓮を不快に感じたことはありません。あれはあれで風情だからです。冬は渡り鳥が蓮に身を寄せ、蓮の間を泳ぐ姿が素敵なものです。それに刈ってしまったら種が落ちません。自然に手を加えなければ保てませんが、ありのままの姿を寛容に眺めるのも自然の楽しみだと思います。
[14] もりを
あの~、佐賀と蓮ってなにか深い関係があるんではないですか?
何故、蓮なのか...
ちょっとググッてみたら、佐賀藩のなかに蓮池潘と言うのはあったそうですよ。蓮池公園もあるし、白石ではレンコンが名産ですよね。
なにか、深いわけでもあるのではないでしょうか?
僕にとっては、お堀は蓮。そして、雷魚が泳いでいるイメージです。
外来種の亀がいると書かれていますが、それは大変な事です。
外来種生物を容認するのはとても危険な事。生態系が一旦破壊されれば、失われた環境を取り戻すのはとても大変ですよ。
また、公園の管理と言う事で言うと、単に景観だけでなく、多様な生き物が生活する一種のビオトープと考えられませんか?花の時期は良いけどそれ以外の時期は、刈って別のものを植えるって言うのは、管理と言うのとは違いますよね。それはまるでディズニーランドのような人工環境です。公園とは、もっと、自然を旨く利用する方が良いと思いますよ。枯れた蓮の池でも生き物は沢山暮らしているはずです。
枯れた蓮よりも、池に不法に投棄されるゴミの方が心配です。また、家庭廃水も気になります。ご存知ですか?味噌汁1杯がどれだけの水を汚染するか。棒ラーメンの出汁、ほんの少しで水槽のメダカは全滅するんですよ。堀や湖、河川は富栄養化によって、バランスを崩すと生態系が破壊され、悪臭などの問題も発生します。
佐賀は昔から田んぼへの治水のためにクリークを発達させてきました。がばいばぁちゃんで描かれたように、川は暮らしの一部でした。そしてお堀は、フナや雷魚がいてそれ以外にも沢山の水生昆虫や生き物の宝庫でした。
蓮の池、僕は素敵だと思います。
沢山の自然が豊かにそして、バランスよく残る佐賀の街はステキだと思いますよ。冬枯れの寂しさは、確かにありますが、そうした四季の変化も大切な事だと思いますよ。
[15] かっきー
やっぱり枯れた蓮の良さもわからないとね♪お堀の蓮なくなる何年か前から景観をよくする為結構県が蓮刈ってたんだよね。アカミミガメだけのせいじゃないよね!
[16] マーチャン初級介護人
> かっきーさん
生命の営み、枯れたわびしさもまた美しいですね~。
しかし、県の刈り取りは初耳でした。
ミシシッピアカミミガメの生息なんか近年始まったことではないので、消滅の原因とされたことに疑問を持ってましたが………
[17] ぱぱんだ
ハスの池、と思っているところから考え違いでしょう。
あそこは、お城の堀。しかも佐賀城公園という公園です。
ハスをどうしても自由奔放に繁茂させたいのなら、クリークとか休耕田を
利用してすればいいと思いますが。
公園の中なのに、管理を否定するというのなら、はなから話がかみ合いません。
ハスを県を刈っていたとは初耳ですが、そうであればきちんと管理者としての
役目を果たしていたということです。野放図に繁茂させればいいという訳じゃ
ないのは明白です。
ハスの枯れたのをどうしても「わびさび」で強弁されたいかたは、北堀一面に
ハスを植えて枯れた姿を放置できるのでしょうか。
枯れたハスを除去することがそんなに悪いのでしょうか?理解できません。
公園である以上、堀のハスはあくまで植栽の一部であり、自然なんかじゃないと思いますが。そもそもあんな街中に自然に生えるハスなんて あるのでしょうか。もしくは、江戸時代、鍋島の居城の頃から自生していたのでしょうか。
前のままに戻せと思う方も多いかもしれませんが、繁茂しすぎたり、枯れたものがそのままだと景観上かならずしも好ましく思わないひとだっているということも理解するべきだと思うのですが。
私なら、冬枯れの桜と堀の水面を渡る風の波紋で、わびやさびを感じることもできますが、レンコンの枯れたのがないとだめですか?
わびさびってそんな表面的なものとは違うと思いますが。
[18] チャリダー小松
蓮が枯れてる姿が景観上好ましく無いと思う方がいる。
逆に、それに風情を感じる方もいる。
感性の問題なので、何を以てわびさびかを論じても答えは出そうにないと感じます。
刈り取りも公園管理の一環だというのは正論だと思います。
そして、なぜ佐賀城のお堀に蓮なのか?、という視点は面白いと思います。掘り下げてみる価値があるかも知れません。
ちなみに私自身は、枯れた蓮に特段の情緒も感じなければ別に見苦しいとも思いません。
まぁ、咲くこともあれば枯れることもあるだろうといった程度です。
つまらない結びで申し訳ないですが、まぁこういう考え方の人間もいるよって事で。
[19]
元お城のお堀だから蓮が植えてあるんじゃないですか?
もし何かあったときの非常食だからお城のお堀に蓮を植えることはお城なら昔からよくあるはなしです。それを昔の姿に戻してるだけのはなしです。蓮は花から根まで食べられますから。
公園整備前にちょっと刈り込んで中央に寄せたんですよ。
でも佐賀市内も大分治水が進んで養分が減ったんでしょうね。種が水に浸かってれば弥生時代の蓮だって咲きますからね。
蓮の葉によく水玉落として遊びました。
[20] ぱぱんだ
私は出来るだけ事実を確認できたものを書くようにしています。
自分の考えの時は、「・・・と思います。」と、極力書くようにしています。
なかなか興味のある記事を見つけましたのでご参考までにご紹介します。
http://yuttura.area9.jp/article/0038410.html
きちんと調べをされた方がいらっしゃるようです。
上記ブログにあるとおり、お城を守る堀の機能として、防御上危険とも
いえるほど繁茂するハスを放置するはずないと思います。
江戸時代からハスが繁茂していたというのは事実なのでしょうか。
また、私が航空写真から推察したとおり、県の土木課が一定の管理をしているようですね。しかも、西堀へは「植栽」の一環としてハスを植えていたらしいことも書かれております。
また、蚊の発生に近所の人が苦情を言っていたようですが、ハスと関係があるのか、いまひとつ判然としませんね。
ハスが消えた原因も、亀だけではなく、ザリガニや水質悪化の影響、そして自然の象徴みたいにどなたかが言ってらっしゃいましたが、野鳥もかなり怪しいみたいですね。
そういえば、堀端を散歩してた時、水鳥が盛んになにか水中のものを食べているのを見たことがあります。そのときは、一体何があるのか?何を食べているのか全く見当もつきませんでしたが、もしかしたらハスの若芽を食べていたのかもしれませんね。
上記ブログからのリンクです。鳥の食害に付いて書いてあります。
http://narc.naro.affrc.go.jp/kouchi/chougai/wildlife/faq_j.htm#renkon
学者の方や、地道にこの問題を研究されている方の話は説得力もあり、私自身も大変勉強になります。
上記ブログにある言葉、
【引用】「復元と復原。復元にしても、どこに復元ポイントを求めるのか。」
という問題意識にはとても賛意を覚えます。
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