氏を偲ぶ書籍

Facebook・日本李登輝友の会 【新刊】河崎眞澄著『李登輝秘録』のご案内

産経新聞連載の「李登輝秘録」が単行本として出版 李登輝元総統も推薦

産経新聞の論説委員で元台北支局長の河崎眞澄(かわさき・ますみ)記者(写真②)により、昨年4月3日から今年2月2日まで産経新聞に連載した「#李登輝秘録」が7月末に産経新聞出版から単行本として出されます。本のタイトルも連載と同じく『李登輝秘録』(写真①)だそうです。

折しも今年は #李登輝元総統 が総統を退任されてから20年という節目の年。お元気なうちに出版の運びとなり、李元総統も本書に下記の推薦の辞を寄せられています。

「日本の新聞記者が冷徹な目で、台湾がたどった民主化への苦難の道を、ここまで明確に綴った記事は例がない」

連載は第1部「虚々実々の両岸関係」に始まり、第8部の「日本よ 台湾よ」まで78回にわたりました。第1回から、ほとんど表舞台に出ることはなかった “李登輝の密使”と言われた国策顧問の曽永賢(そう・えいけん)氏を登場させ、1995年7月初め、曽永賢氏へ中国共産党幹部から極秘電話がかかってきたという「秘話」から始まり、度肝を抜かれた方も多いようです。

部ごとに必ず「秘話」が織り込まれ、#日本李登輝友の会 の公式メルマガ「#メールマガジン日台共栄」でも部の初回と最終回を紹介してまいりました。単行本も連載と同じく第1章から第8章とし、連載を綿密に修正し加筆したとのことです。また「幻の講演原稿『日本人の精神』」全文と「李登輝と家族の年譜」が付いているそうで、早く読みたい気持ちが高ぶって来て、なんとも楽しみです。

日本李登輝友の会では、会員の皆さまにぜひ読んでいただきたいという本を、本会の「取扱い図書」すなわち推薦図書としてご案内しています。書店よりも廉価で、しかもご自宅にいながらにして受け取れるという特典付きです。近々、会員の皆さまには本書を「取扱い図書」としてご案内します。楽しみにお待ちください。


折しも今年は、李登輝元総統が総統を退任されてから20年という節目の年。産経新聞論説委員で元台北支局長の河崎眞澄記者により、2019年4月3日から2020年2月2日まで産経新聞に連載され、好評だった「李登輝秘録」が7月末に単行本として出版されることになった。

李元総統も「日本の新聞記者が冷徹な目で、台湾がたどった民主化への苦難の道を、ここまで明確に綴った記事は例がない」と推薦の辞を寄せている。

連載第1回で、ほとんど表舞台に出ることはなかった“李登輝の密使”と言われた国策顧問の曽永賢氏を登場させ、1995年7月初め、曽永賢氏へ中国共産党幹部から極秘電話がかかってきたという「秘話」を紹介しているように、本書には「台湾民主化の父」李登輝に関するたくさんの秘話とともに、台湾が民主化に成功した軌跡も解き明かしている。

「幻の講演原稿『日本人の精神』」全文と「李登輝と家族の年譜」も付き、台湾関係者のみならず日本人必読の一書。

https://www.amazon.co.jp/%E7%86%B1%E8%AA%A0%E6%86%82%E5%9B%BD-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AB%E4%BC%9D%E3%81%88%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8-%E6%9D%8E%E7%99%BB%E8%BC%9D/dp/4620323691/ref=sr_1_15?dchild=1&hvadid=335395945190&hvdev=c&jp-ad-ap=0&keywords=%E5%8F%B0%E6%B9%BE+%E6%9D%8E%E7%99%BB%E8%BC%9D&qid=1596117077&sr=8-15&tag=yahhyd-22 より

「日・米・台」で築け、アジアの平和! 哲人政治家・元台湾総統が叱咤激励! Gゼロ(米一国支配の終焉)時代のニッポンの進むべき道。

<目次>

第一章 新しい日本のレジュームの構築

憲法改正は真に自立した証/アメリカ一極集中の終焉/集団的自衛権容認の影響力/戦争放棄は生存放棄/安倍政権が抱える問題/お金が商品になる時代/第三の矢はイノベーション/原発問題は第三の道を選べ/「日本精神」を失うな/「日台」と「日韓」の違い/尖閣諸島は日本のもの

第二章 日本の極東アジア戦略

台日米の相互補完的協力/中国経済台頭の光と影/日本のインテリジェンス力/北朝鮮への近視眼的な対応/アジア向け援助システムの構築/大中華主義の脅威/二つの対等な政治実態/アメリカを理解していない日本/中国を世界の舞台に引き出す/台湾を制する者は中国を制する

第三章 日本人として生きる

先の大戦に従軍して/「日本人」として戦った兄と私/日本が築いた精神的土台/台湾の歴史と日本の足跡

第四章 戦争を考える

人間とは何か/戦争と平和/平和を実現する方法/国際政治の主体は国家/戦うことは人間の本能

第五章 信仰は力なり

蒋経国総統からの信頼/「蒋経国学校」で政治を学ぶ/指導者は「私」を超越する人/リーダーに必要な信念と衿持

第六章 人生哲学と宗教

「私は私でない私」という生き方/信仰とは神との出会い/死んだら自然に還るだけ

第七章 第二次民主革命

「台湾人とは何ぞや」/台湾と中国は別個の「存在」/「託古改制」思想の呪縛/「脱古改新」という新しい概念/特殊な国と国との関係/台湾のパラダイムの変遷/「脱古改新」は世界的価値/政治を変えるのは「若い力」/「第二次民主改革」の必要性

第八章 台湾の同胞たちへ

台湾の主体性の確立/台湾人に生まれた悲哀/二つの異なる文明の衝突/「脱古改新」でアジアの民主化

https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E3%83%BB%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E3%81%AE%E4%B8%BB%E5%BC%B5-PHP%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9D%8E-%E7%99%BB%E8%BC%9D/dp/4569823645/ref=reads_cwrtbar_2/357-1112211-7215400?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4569823645&pd_rd_r=020fc17c-58ab-4103-b129-7dbb9ea947aa&pd_rd_w=sQs7J&pd_rd_wg=2iWvp&pf_rd_p=4b9baafe-7fd8-4810-9492-1f84db78a43a&pf_rd_r=3RE05PMCDK3NFPXWDEEP&psc=1&refRID=3RE05PMCDK3NFPXWDEEP  より

台湾の民主化を成し遂げ、哲人政治家と称される著者は、台湾人は今こそ「日本精神」を顧みなければいけないと説く。日本統治時代の日本人が持っていたとされる「誠実」「勤勉」「奉公」「遵法」などを胸に、台湾との統一併合をめざす中国と対峙せよと語るのだ。ベストセラー『台湾の主張』から15年、92歳になった著者が、ここに新たな「魂の直言」を放つ。新渡戸稲造や後藤新平からの影響、農業経済学者としての活躍、台湾総統としての孤独、中国の軍事膨張に対して示した毅然たる姿勢……。そして、新たな民主化への道を歩み始めた台湾と、日本の今後を見据え、東アジアの平和のために進むべき道を説く。

◎映画『KANO』のこと◎「/犬が去って、豚が来た」/◎組閣での「ウルトラC人事」/◎中国の軍事的恫喝に屈せず◎/中国への傾斜を加速させる馬政権◎/ヒマワリ学生運動が起きる◎/日本の集団的自衛権行使を歓迎する◎/日台の絆は永遠に