あるがままに

Facebook・牟田 康治さん投稿記事

日本人は 古来自然を愛し 自然とともに生きてきたといわれ 日本人は自然に対する豊かな感受性をもち 日本文学の代表である和歌においては 自然の景物や季節の移りゆきに託して 詠み手の心がうたわれてきたという伝統がある

なので日本人はアセンションではなく 穏やかで 中庸で いながらにして強い精神を持つ

ただ古来日本の精神に回帰するだけでいい


Facebook・清水 友邦さん投稿記事

仏教は「この世で生きることは苦だ(一切皆苦)」と説いています。肉体は必ず老いて衰え死にいたります。生老病死の四つの苦は誰も避けることができません。しかし現代社会はこの四つの苦を避けようとする傾向があります。

マインドはあるがままが嫌いです。自己イメージに合わないことが起きるのが嫌なのです。

生老病死は痛みや恐れがあるのでマインドは逃げようとします。なるべく楽に通り抜けようとして、それに直面しようとはしません。

世の中には病気や人生の失敗などの困難を経験して、深みのある魅力的な人物になった人が大勢います。苦悩は人の苦しみを感じ取れる共感能力を育てます。自分の不完全さを認めて、受け入れると相手の不完全さも認めることができるようになります。

自分のことしか考えない思いやりに欠けていた人が相手の立場で物事を考えられるようになった人もいます。

苦悩は心を豊かにさせ、人を成長に導くこともできるのです。生老病死は偽りの自我に気づかせてくれるチャンスです。自我の枠組みにゆらぎがおきると過去に否定したエネルギーと再び出会います。死のイメージは過去に植え付けられた記憶からもたらされた実体のない恐れです。その衝動に気づいて、あるがままに受け入れることが出来れば、統合された自我の再生が起きるでしょう。

生老病死を新しい自分に再生させるイニシエーション(通過儀礼)と理解して、それとしっかり向き合い自覚して直面すれば、意識の成長が起きます。

この世界には宇宙全体を貫く命の流れともいうべき潮流が在って、その生命潮流にたいする信頼感を持つ事が出来れば、より幅のひろい自己の全体性を取り戻す事ができるでしょう。