「スリラー」の示唆

Facebook・牟田 康治さんとうこうきじ

コロナ患者が人食いで アドレナクロムが切れるとゾンビになることを 1982年 マイケル・ジャクソンの「スリラー」で示唆していたとはね


https://www.sonymusic.co.jp/artist/MichaelJackson/info/501687?f

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【マイケル・ジャクソン「スリラー」ショート・フィルム、公開35周年。作品にまつわる数々のファクトをご紹介。】 より

秋の定番イベントとして、日本でもすっかり定着したハロウィン。先日Spotifyが、過去3年の“ハロウィンをテーマにしたプレイリスト”の中で「最も聴かれたハロウィンソング・ランキング」(世界/日本)を発表しましたが、世界、日本ともに、マイケル・ジャクソンの「スリラー」(1982年)が1位という結果となりました。同曲は2018年11月10日付ビルボードHot100で31位にランクインを果たし、1984年4月7日以降の再浮上において最高位のカムバックも成し遂げており、「スリラー」が今や世界中でハロウィンを象徴する1曲になっていることがうかがえます。

「スリラー」がハロウィンのNo.1定番ソングになった背景には、世界一有名といっても過言ではないショート・フィルム(ミュージック・ビデオ)の存在が欠かせないということに、もはや異論を唱える人はいないでしょう。「スリラー」ショート・フィルムは、当時ミュージック・ビデオとしては異例の約14分に及ぶホラー映画風の作品で、特殊メイクでゾンビになったマイケルが、墓場から蘇ったゾンビたちを従えてダンスをするという画期的で刺激的な内容に、世界中が度肝を抜かれました。この作品でマイケルは、全く新しい楽曲のパフォーマンス・スタイルを確立し、その先駆者として、ポップカルチャー史において不動の地位を築いていきます。

「スリラー」ショート・フィルム

そんなマイケルのショート・フィルム「スリラー」は、1983年12月2日に世界で初めてMTVで放映され、本日で35周年を迎えます。ちなみに、日本では、<聖夜にスリラー>というキャッチコピーで展開された新聞の全面広告の前あおりをもってワールドプレミアから遅れること3週間、1983年12月24日のクリスマス・イブにオンエアされたTV番組『ベストヒットUSA』でフル尺で初公開されました。当時はもちろんSNSも動画サイトもない時代ですが、マイケルの先進性やほとばしる才気、比類なきスター性や作品のインパクトとクオリティは日本列島を一気に駆け抜け、いくつものバラエティー番組でパロディーになったり、全国至るところで老若男女がスリラー・ダンスを踊るなど、過去に例を見ない様な社会現象を巻き起こしました。以下に、そんな「スリラー」ショート・フィルムにまつわる数々の<ファクト>をご紹介。

・ユーチューブ公式動画の再生回数は7億2200万回以上

・初めてフィルムで撮影されたミュージック・ビデオ

・初めてMTVでワールド・プレミア放映されたミュージック・ビデオ

・初めて大スクリーンで公開されたミュージック・ビデオ

・初めて(そして唯一)アメリカ国立フィルム登録簿に登録され、アメリカ議会図書館でフィルムが永久保存されたミュージック・ビデオ。

・初めてインターネットでダンスが爆発的に広まったミュージック・ビデオ

・初めてIMAX 3Dで上映されたミュージック・ビデオ

・世界最大規模のフラッシュモブとしてギネス認定(2009年8月、メキシコシティに13597人のファンが集まり、マイケルと同じ振付で踊った)

そんな<初めて>尽くし、記録尽くしの名作を、35周年のアニバーサリーを機に、是非改めてお楽しみください。