『ほつまつたゑ』第二十九章

http://auwa.sakura.ne.jp/hutomani/hotuma/29ho.html  【『ほつまつたゑ』第二十九章】より

(フトマニ図は、宇宙根底の象徴であるの章)フトマニ図は、存在世界の象徴である。

存在世界は、非顕在と顕在の対立の統一である。非顕在は、見る実体である。顕在は、見られる実体である。

この存在世界は、見る実体と見られる実体にもとづいて成立している。

宇宙の基底の見る実体が、星の神の「私」意識である。

宇宙の基底の見られる実体が、時空のもっとも精妙なエネルギーである。

人間の「私」意識は、宇宙の基底の星の神の「私」意識から分離した。

宇宙の基底は、星の神の「私」意識と時空のもっとも精妙なエネルギーの対立の統一である。

宇宙の基底では、星の神の「私」意識を分けることは不可能である。

「私」意識を時空からも切り離す必要がある。

人間の「私」意識は、時空から切り離されている。

人間の「私」意識は、神の思念体の中にある。

神の思念体は、地球全体に重なっている。

人間の「私」意識は、地球全体の思念体の中の点である。

地球全体に重なる思念体の中の時空から切り離された点が、人間の「私」意識である。

人間が、時空との統一を達成するとき、人間の「私」意識は、地球の時空の中で生き続ける。

これが、フトマニ図のトホカミヱヒタメとアイフヘモヲスシの角度のずれに表現されている。

角度のずれは、魂の「私」意識が顕在世界から切り離されていることを意味している。

角度のずれが正されるとき、魂の「私」意識は顕在世界に生きることができる。

トホカミヱヒタメのそれぞれの魂は、非顕在世界から顕在世界に生きるようになるのである。

角度のずれは、魂の「私」意識が時空から切り離されていることを意味しているのである。

解説

星の神アナヒタは、フトマニ図の中に100万年前の魂プロジェクトで人間の「私」意識を時空から切り離すことによって神の「私」意識から独立させることができたことを組み込んでいる。

フトマニ図は、宇宙と人間の魂の根本的真理を組み込んだ図であり、魂が時空から切り離されたことまで表現したものは他にはない。

星の神々は、この図が宇宙の根本的真理を述べていることを知っている。

宇宙の根本真理にもとづいて成立していた文明がフトマニ文明だったのである。

キーワード

ワガクニオ ウバワンヤワト

これが、フトマニ図のトホカミヱヒタメとアイフヘモヲスシの角度のずれに表現されている

ワガクニが、フトマニ図のトホカミヱヒタメとアイフヘモヲスシ、の意味であり、ウバワンが、角度のずれ、の意味であり、ヤワトが、表現されている、の意味である。

今日の日本語として解釈できる言葉の並びがたくさんでてくる。

今日の日本語とはまったく違った言語体系であり、言葉の意味もまったく違うのである。

今日の日本語は、3世紀にフトマニ社会を征服した天皇とともに北部朝鮮半島からやってきた人々の古代朝鮮語を漢字で表記する中で発達したのであり、4500年前に奈良盆地にやってきた人々の古代日本語は抹殺されたのであり、今の日本人にはまったくの外国語になっているのである。

星の神は、存在世界を見ている。

存在世界は、顕在と非顕在からなっている。

星の神は、顕在世界と非顕在世界を見ている。

宇宙の根底から、全存在世界が星の神によって見られている。

顕在世界にも非顕在世界にも星の神から隠せるものはない。

神の「私」意識が宇宙の根底にあるためである。

フトマニ図では、神の「私」意識は、中心の左渦巻きである。

左渦巻きは、非顕在の見る実体を意味する。

図の中心から星の神の見る実体は、非顕在の魂の「私」意識とすべての顕在世界を見ることができる。

フトマニ図は、宇宙の根底の星の神があらゆるものを見ていることを表現している。

星の神は、時空と対立の統一の関係にある。

時空は、もっとも精妙なエネルギーである。

もっとも精妙なエネルギーは、フトマニの中心の右渦巻きである。

左渦巻きと右渦巻きの間の図形は、「対立の統一」を表現している。

対立の統一とは、二つは別の実体であり、互いを前提としていることを意味する。

中心の図形は、左渦巻き方向と右渦巻き方向の二つの線である。

これは、二つが別の実体であることを意味している。

二つの線が重なって一つの円をつくっている。

これは、二つの別の実体の統一が、一つの世界をつくっていることを意味する。

これが、宇宙の根底である。

解説

星の神アナヒタが、宇宙の根底における見る実体と見られる実体の対立と統一の関係と宇宙の根底の見る実体である星の神からは存在宇宙のすべてが見えていることがフトマニ図の中にあることを述べている。

さらにフトマニ図のもっとも中心の一つの図形に二つの別の実体の対立の統一として一つの存在世界が成立している意味が込められていることを説明している。

これらのことは、存在宇宙の根底の真理である。

人間は、存在宇宙の根底の成り立ちを知って生きるべきである。

存在宇宙の根底に神とともに生きる存在になることをめざして生きるべきである。

https://blog.goo.ne.jp/fumioyamashita/e/ab2705abd957671c25fc49c90db89444 【トホカミエミタメ】 より

「秘言」の最有力候補とされる(三種祓)の「吐菩加美 依身多女トホカミエミタメ」 とは、伊奘諾尊が禊ぎをしたとき実際に唱えたとされる、「遠つ神、恵み賜へ」に由来するといわれる。古代には亀甲の裏に刻んだ線のことを指し、「と・ほ・かみ・ゑみ・ため」の五つの線を焼いて占った。

表にあらわれたひび割れの形で吉凶を判断する太占(ふとまに)に用いられた。

陰陽五行説では、トは水、ホは火、カミは木、エミは金、タメは土とされた。

(三種祓)の古い形は

    ト ウ カミ  エミ タメ

天津祓 吐普加美 依身多女 

    カンゴンシンソン リコンダケン

国津祓 寒言神尊 利根陀見

     ハライ タマイキ ヨメ イタマフ

蒼生祓 波羅伊玉意喜余目出玉

であったが吉田神道(吉田卜部家)が周易八卦思想の国津祓いの部分を、やまとことばではないので削除した。

それで三種の祓い詞ではなくなったが『とほかみえみため』だけでも

とほを刀、かみが鏡、ためが玉で三種の神器を示すので三種の祓い詞とされている。はたしてこれが「秘言」なのであろうか。

fumio

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