カタカムナ文字・文献の発見者・楢崎皐月氏

コピー元 https://matome.naver

カタカムナと言えばこの人【楢崎皐月(ならざき・さつき)】氏という天才科学者が1949年に カタカムナ文字を入手して解読に成功したというもので、カタカムナの解読そのものは戦後ですから比較的あたらしいといえます。

楢崎氏は日本の物理学者・電気技術者。 1899年山口県生まれ、北海道育ち、1974年没。 「ケガレ地」、「イヤシロ地」という名前で土地の良し悪しを研究した、「静電三法」で有名です。  晩年は「カタカムナ」の研究に没頭したと言われています。

1949年(昭和24年)楢崎氏が兵庫県六甲山系の金鳥山で地質調査中に見る機会のあった古文書のことです。 その古文書は、父親が「カタカムナ神社の宮司」であったという「平十字」と名乗る猟師から、見せられました。

カタカムナ古文書には不思議な文字が書かれていました

そこに書かれていたのは円と直線で作られた幾何学的な文字であった。(下図参照) 楢崎氏はカタカムナ音声符が片仮名の起源としていると見ておりました。 この文字を八鏡化美津文字を略して八鏡文字(はっきょうもじ)、化美津文字(かみつもじ)又は上津文字ともいう。

これが、「カタカムナ ウタヒ 80首」で、それらは上記の図のように、渦巻き状に綴られた幾何学的な文字であった。

平氏によると、「この御神体は、目にしただけでも、目がつぶれる」と言い伝えられてきたそうである。楢崎氏は、これを見た瞬間、彼が満州滞在時代に、老子教の「蘆有三(ロウサン)」という道士から聞かされていた、上古代に日本に存在したという「アシア族」の八鏡文字(ハッキョウモジ)ではないかと直感した。

そして平氏にその巻物の書写を願い出たのだ。平氏はそれを許可し、それから彼は、金鳥山の楢崎氏が居住する穴倉に御神体を毎日持参し、書写を見守ったという。この時、写し取られたモノが、「カタカムナ文献」として残されている。

その後、楢崎氏は、長年の研究を重ね、古事記その他の古文献を参考にし、カタカムナ文字の解読に成功した。

カタカムナ文献とは、カタカムナ ウタヒ80首からなり、基本的には5音・7音の区切りで詠われているコトから、日本の和歌や俳句の源流であると言えるかもしれない。

又、古事記の「上つ巻」に登場する御神名が、天石屋戸の物語のところまで、その順番でほとんど登場するので、古事記編纂で、稗田阿礼が誦習(ショウシュウ)した際に参考にしたという帝紀、旧辞の一つである可能性もある。

カタカムナ ウタヒの内容は、「カタカムナ」という生命の根源が、すべての生命、物質の核であり、そこからトキトコロが発信放射され、生命活動が維持されている・・・そしてこれは、宇宙の全ての物質、生命体の中に相似なる象(カタチ)として存在するという、その摂理が、潜象物理として描かれているのである。

カタカムナ人は宇宙は次のようになっていると教えてくれています。

●カタカムナではまずわれわれの住んでいる「物質世界」がある。

●「その背後に物質世界を作り出している潜像世界(多次元世界)が存在している。

カタカムナの潜像世界とは

カタカムナの宇宙論においては、現代の様な「物質文明、物質宇宙」は高次元宇宙の「投影像」であるといわれております。 ここで言う「投影像」とは「ホログラフィック」なものを言います。 また生命の起源(All Life of Origin)は、時空表現された物質宇宙ではなく「高次宇宙」にあるのです。

物質文明もしくは物質宇宙とは 3次元(縦 ・ 横 ・ 高さ)に時間軸をいれた 4次元の世界のことを言い、われわれが物理的に確認出来る世界のことを言います。 残念ながら、この世の中は 物質崇拝主義となっており、カタカムナの言っている「宇宙論」に比べると 次元の低いところに 価値を見出しております。

この「高次宇宙」とは、5次元以上の世界を言い われわれ人類ではまだ解明されていない 10次元、もしくは一説には13次元まであるといわれている世界のことです。 この多次元世界・潜像世界は「アマ始元量」と呼ばれる究極粒子(この粒子はおよそ10のマイナス80乗センチメートルと推定している)およびその複合体で出来ている。

この潜像世界が宇宙の本質であり、その世界にはアマナと呼ばれるヌシ(創造主)が存在しています。 アマナは究極粒子の集合体そのものである。

また、カタカムナでは独自の宇宙論を展開しています。

地球が存在している宇宙は、一定の大きさを持つ球状(宇宙球)で膨張しづづけてはいない。 この宇宙球の外側は、超微粒子のエネルギーの存在する世界が無限に拡がっており、そこには無数の宇宙球が存在する。 結局、宇宙は無限と言うことになる。

生命の起源は われわれの知っている「物質宇宙」ではなく、「高次宇宙」にあるのです。 地球での生命表現は全て高次宇宙にその原版「ブループリント ・ 設計図」があり、その投影像がそれぞれの生物として映しだされていることになります。