グループ指導者に望ましい資質 ~コンセンサス実習~
①下のa~sまでの項目の中から あなたがグループ指導者に望ましい資質だと考えるものを5項目選んで、望ましいと考える順に、順位付けをしてください。 その理由も考えてください。
②グループメンバー全員が望ましいと考える項目を5項目選びグループメンバー全員による順位付けをしてください。 メンバー各位は他のメンバーの説に納得いくまで 自説を主張してください。ただし執着はしないでください。多数決、じゃんけん、くじ引き等、 葛藤を避けるための手段は取らないでください。
③このワークは 結論より過程を大事にします。各グループごとの コンセンサスを得ていった過程と その結果を分かち合い、質疑応答をします。
a. 健康でいつも快活に人に接し、また指導者としての重圧をあまり苦労することなく担ってゆける。
b. 無批判に人の考えに振り回されず、自主的に物事を考え発案し、これを実行に移してゆける。
c. 物事を多角的に考え、可能性を求めて 新しいアイディアを思いつくことができる。
d. 危急の場合も慌てないで、冷静に落ち着いて対応できる。
e. メンバーに役割を分担させ、その役割が充分果たせるよう、上手に援助することができる。
f. 自分の属する上部団体(または組織)の目的と理想に共鳴し、その実現のために熱心に協力している。
g. 自分の信じる主義あるいは信仰に確信を持ち、それに忠実である。
h. 現状に満足せず、進んで新しい方面を開拓する冒険的精神と勇気を持っている。
i. いつも先入観や偏見に捕らわれないで、また強い好き嫌いに支配されないで人に接したり 物事に対処できる。
j. ある一つの事柄については、メンバーの誰よりもすぐれた見識と技能を持ち、人を指導することができる。
k. 人を怒らせたり、叱ったりしないで穏やかに励まし導いて、彼らが進んで発言し、実行するようにすることができる。
l. 先に立って無理に人を引っ張ってゆくのではなく、自分はなるべく表面立たず、気長に人を導いてゆくことができる。
m. グループ全体のことに専念する時も、メンバーのことを忘れず、また一人一人のことに没頭する時にもグループ全体のことに気を配ることができる。
n. メンバーの要求を組み立てて一つの目標を作り出し、それに向かってグループの全力を集中させることができる。
o. 厳しい批判を受けたり、強く反対された時にも、また形勢が自分に不利になった時も、自制を保ち、あとで後悔するような言葉を口にしないでそれに処することができる
p. グループの持つ興味を高め広め深めて、その関心をグループの利害を超えて社会的なものにまで拡大することができる。
q. 自分をすでに完成したものと考えず、自分もメンバーとともに成長することを望んでいる。
r. 常に楽天的に物事の積極的な明るい面を観、不平不満を抱かずにおれる。
s. あなたの指導するメンバーから敬愛され、信頼され その人たちとしっかり結びついている。
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