ストレスが原因免疫力が低下する?

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ストレスこそが免疫力を低下させる最大の原因です。

ストレスの原因は、寝不足や暑さ寒さなどの気温の変化、空腹、不安、悲しみ、落ち込み、怒り、不満、薬の飲み過ぎなどです。

心や体に負担がかかると自律神経のバランスが崩れます。

ストレス

この自神経のバランスの乱れこそが免疫力を低下させるといわれています。

自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスがとれているときが正常なのですが、過度のストレすがかかると、交感神経が優位になりアドレナリンの分泌され、顆粒球が増加します。顆粒球が増加すると、活性酸素を増加させます。

活性酸素は、組織破壊や細胞の老化や血行障害などを引き起こし、さまざまな病気を発症させます。

そして、このように免疫力が低下した時に、ステロイド剤や消炎鎮痛剤を使用すると、さらに交感神経を優位にするので症状を悪化させることがあります。

また、ここで注意が必要なには、ストレス過剰だけが免疫力を低下させるのではなく、リラックス過剰も自律神経のバランスを崩す原因であることです。

リラックス過剰とは、腹いっぱいご飯を食べてまったく動かないような生活をしていると、リラックス神経である副交感神経が優位になります。

副交感神経が優位になると免疫を司るリンパ球が増加します。

リラックス生活をしていると白血球中のリンパ球が増え、免疫力を高めます。

ところが、このリンパ球も増えすぎると過剰反応を起こし、本来は無害な異物に対して敏感になり、粘膜のアレルギー反応を引き起こすことがわかっています。

副交感神経が優位になると、プロスタグランジンというホルモンの分泌が盛んになり、リラックス過剰になるとプロスタグランジンの活性が高まり、血流量が増え、知覚神経が過敏になって痛みやかゆみが強くなったり、炎症が激しくなったりするわけです。

ですので、ストレスがありすぎてもなさすぎても病気の原因ということですね。

要するにバランスの問題です。

自律神経のにバランスをとるように心がけることが大切といえます。