第五チャクラ:表現

http://www.timeless-edition.com/archives/11829  より

第五チャクラは首の後ろの中央に位置し、私たちの「表現」を象徴します。個人の魂を世の中に表現することに対応します。色のスペクトルは青が対応しています。

第5チャクラの特徴・テーマ

キーワード: 表現、コミュニケーション、正直、創造性、テレパシー、真実、直観、共感など

表現

第3チャクラは表現を象徴します。この表現というのは、自分の魂からの表現です。自分がどんな人で、自分の人生で何をするのか、自分の真実を表現することを司ります。そのため、他人に流されることはありません。自分の中の真実だけに耳を傾け、正しい方向に進んでいくことができます。魂からの表現は、驚くほどのパワーをもち、人に影響を与えます。そして、自分の望むように歩む手助けをしてくれます。

コミュニケーション

第5チャクラは、自分の真実を表現することと同時に、相手の話にも耳を傾けて、深い理解をする、双方のコミュニケーションでもあります。そこから、交渉や議論、教えること、学ぶことに関わります。魂から発せられる創造的な双方のコミュニケーションは、自分の知らない世界を教えてくれます。そのため、第5チャクラは発展や進化につながるチャクラでもあります。

他人とつながる

第5チャクラのバランスがとれている時のコミュニケーションは、お互いが繋がっています。相手の話す真実に対して、深く共感をすることができます。お互いがつながる方法は、言葉を使った会話の場合もあれば、触れることや、音楽や歌や絵画といった芸術作品を通じてつながる場合もあります。

思考や感情の一致

第5チャクラのバランスがとれていると、自然と思考や感情が他の人と一致し、偶然のような出来事が重なることがあります。例えば、今思っていたことを隣の人がやってくれたり、探していたものを急に誰かが見つけてくれたりすることです。これは自分の考えが明確なほど、起こりやすい現象です。

透聴力

第5チャクラは、自分の内なる声に対する透聴力と関係しています。心の中では、沢山の雑音があります。自分のエゴや浅はかな考え、内容のないニュースに対する感情・・・きりがありません。それとは別に、もっと深い部分にある、自分の魂を導いてくれ、方向性を明確にしてくれるような内なる声があります。第5チャクラは開いていると、それに対する透聴力がもたらされます。

直観力

直観は、第5チャクラのバランスが取れているときの表現に不可欠なものです。私たちは直観力を鍛える必要があります。鍛えるためには、自分の直観力を信じ、直観で沸き上がったことを実際に実行します。そうすることで、より直観が舞い降りるようになっていきます。また、他人にどう思われるか気にすることをやめたり、創造的なものづくりをしたりすることも直観力を高めます。

優柔不断と本心

優柔不断の人は、相手からどう思われるかが気になり、相手に合わせて異なる反応をします。そこには自分の真の表現は無いので第5チャクラを乱す要因となります。自分の感情に気づけていないか、若しくは心の中では自分の考えがあっても、表面上は違うことを言っています。他人に納得してもらうための表現ではなく、自分が納得する表現をすることが大切です。

集団的思考に影響されない

集団的思考は、職場や地域など色々なところに漂っています。私たちは、人が考えていることに同調することができます。そのため、無意識にしていると、集団的思考が私たちの考えを支配してしまって、良くない方向へ向かわせてしまうことがあります。例えば、「上司より早く帰りにくい」という職場の雰囲気があったとします。これは長い間積み重なったネガティブな集団的思考かもしれません。それに理由もなく同調している場合、第5チャクラは開いていません。他人の考えや習慣ではなく、自分の経験や考えに基づいた判断ができることが重要です。

愛のない表現から距離を置く

世の中には、愛が欠如しているようなことが沢山あります。人の不幸をネタにする週刊誌やワイドショー、気分を落ち込ませるような映画や物語などです。こういったものにエネルギーを同調させてしまうと、私たちは世の中を悪く言ったり、人の悪口を言ったりしはじめます。実際に声に出さなくとも、ネガティブな思考に侵されます。そのことは第5チャクラのバランスを崩してしまいます。もっと自分を高めることにエネルギーの焦点を合わせ、チャクラを開かせることが重要です。

抑圧された表現

感情を押さえ、それを表現することができなくなっている人は、チャクラのバランスが崩れています。そういった人は、子供の頃に自由に表現することができなかった場合があります。若しくは、他人を怒らせることを恐れて、自分の感情を抑えたり、他人と一線を引くという形で表現を抑圧する場合があります。表現が抑圧されると、内側に怒りが生まれます。そして他人に対して攻撃的になったり、若しくは自分に対して破滅的になります。溜めていたことが一気に爆発してしまうこともあります。このような場合は肉体的にも、喉に関する症状が現れる場合があります。

第5チャクラと関連する症状

バランスが取れている状態

第5チャクラのバランスが取れていると、正直なコミュニケーションができます。自分の魂にと調和したものだけを発信します。そのため、相手に合わせたコミュニケーションは取りません。言葉の影響力を知っているので、人に元気を与え、平和を呼び込むような真のメッセージを伝えます。また、芸術的な直観力もあります。

バランスが崩れた状態

第5チャクラのバランスが崩れていると、コミュニケーションの障害が現れます。対応する肉体には何かしらの不調が現れます。喉の痛み、リンパ熱、肩の凝り、咽頭炎、甲状腺炎、副甲状腺腫瘍、咽頭がんといった症状も当てはまります。

エネルギーの不足

チャクラが閉じ、エネルギーが不足していると、自己表現が上手くできません。それは他人と本気でコミュニケーションを取ろうとする意志が不足するという問題を生じさせます。他人に影響されやすいので、頼りなく、考えが矛盾しているように感じます。肉体的には、第5チャクラに対応する部分の変性疾患や機能低下が原因の疾患として現れます。

エネルギーの過剰

逆にエネルギーが過剰すぎると、口数が多くなりすぎます。それも人のうわさ話やゴシップなど、上辺だけの会話だけを沢山話す傾向があります。また、独断的で傲慢な性質が出てきます。肉体的には、第5チャクラに対応する部分の炎症性疾患や悪性のがんなどとして現れます。

第5チャクラを開く・活性化・バランスをとる

チャクラのバランスをとる方法は色々あります。自分自身に向き合い精神面を成長させることも重要です。ヨガや瞑想もチャクラのバランスを整えます。一番上の表にあるような、チャクラに対応する色やマントラ、シンボルなどを生活に取り入れることも一つです。特に自然にはチャクラを整えてくれるもので溢れています。ここではチャクラのバランスを整える代表的なアロマとパワーストーンを紹介します。

アロマ

第5チャクラに共鳴する代表的な精油は、カモミールです。第5チャクラに対応するブルーをしています。真実を語る手助けをしてくれます。ジャーマンカモミールは濃いブルー、ローマンカモミールは薄いブルーもしくは透明です。ユーカリやペパーミントのような鼻やのどをすっきりさせるような香りも第5チャクラに対応します。

カモミール・ジャーマン、カモミール・ローマン、ユーカリ、ペパーミント、ティーツリーなど

パワーストーン

ブルー系の色のパワーストーンは第5チャクラと共鳴します。アロマとパワーストーンは似たようなエネルギーの質を持っているものが沢山あります。ブルートルマリンはジャーマンカモミールと似た性質を持ちます。ローマンカモミールは、アクアマリン、アマゾナイト、アクアオーラと調和していて、すべて真実の表現と関わります。

ブルートルマリン、アクアマリン、アマゾナイト、アクアオーラ、ターコイズ、ソーダライト、セレスタイト、ラスピラズリなど

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