健康自立力

http://profile.ameba.jp/emkanayoshi/    より

小さな新刊ができました^^

何だかんだ言いましても、食の問題は大切であると考えます。そして、いい物を食べても腸が健全でなければ意味がありません。それと、身体の仕組みから必要な栄養素がなぜ必要なのか。健康な身体になる為のヒントが生活の中にたくさんあることを知って欲しいと思います。

医療に対する考え方も改めて書きました。ここまで医療信者が多い理由は医学の権威を高めてしまった医学会とメディアの影響に外なりません。正しく「医療」を捉えることが患者さんの幸せに繋がります。

そして、たくさんの患者さんと接してきて、この世をどう生きれば良いのかが分からなければ、病気と向き合うことが出来ないとも感じています。ただ健康になりたい、死にたくないではいけないなと。そこがとても大切なのです。

更に、どうして私がこのような医師になったのかをよく聞かれるので、自叙伝をオマケとして書きました。どうぞよろしくお願いいたします

なぜ、脳外科医がこの様な本を書くことになったかと申しますと、脳卒中で運ばれてくる患者さんをたくさん診まして色々と感じる事があったためです。そして、後遺症を残して社会から離れてしまう前に何とかならないだろうかと、いつも考えていました。その方法を突き詰めていくと、まずは健康管理を自分でしっかり行わなければならないという当たり前の結論に至るのです。

そして色々調べまして、過去の経験と身体の働きを理屈から考え、医学にはない良かれと思われることもたくさん解りました。講演会でもその様なお話しをしますが、限られた時間ではお話ししきれません。そこで本にして欲しいと言う要望に答える形で出版に至りました。


この本は、**健康法というたぐいの本ではありません。簡単に申しますと、今の医療事情はこんなんですよーとか、「健康を害さない+健康を増進する生き方論」と思って頂ければ良いと思っております。

目次を見ますとEMのお話しが出てきますが、これは、Effective(有用な)Microorganisms(微生物群)の頭文字を取っただけです。元を正せば、地球上に昔からいる菌にすぎません。宗教と関係が有るのかという勘違いをされる方もおられるようなので、改めて訂正をしたいと思います。

お話しを戻しまして、人に有用な菌と言うことは、発酵の系統とご理解下さい。味噌も醤油も酒もキムチもヨーグルトも納豆も発酵です。我々が食べる作物も根っこに有用菌がいるから元気に育ち、腸内に有用菌がいるから健康に生きていけるのです。生きたまま腸に届く商品がCMでも見られますが、みな人に有用な微生物です。私はこの地上に必要不可欠で、かつ人に優しい微生物のことが好きなので載せております。

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2013年2月27日に、「続・健康自立力」が発刊となりましたクラッカー

先の健康自立力は「今の医療は変ですよー」「健康な体になるにはこうですよー」という内容で、医療にどっぷりつかるのではなく、自分の体は自分で何とかするための本でした。今回の「続・健康自立力」は、主に生活習慣病や癌を患っている方々の自立を助けるために書かれました。特に癌に関する記述割合は半分以上を占めています。あとは、「健康診断やガン検診、ドックの心得」、「アレルギーや膠原病(自己免疫疾患)の心得」、などなど盛りだくさんとなっております。

病院勤務から外へ出て、医療現場では患者さんが医療に翻弄され、患者さんの生の心の叫びも数々耳にしました。そんな方々のエピソードもふんだんに盛り込んでいます。この本の副題として「指南書」としてありますが、今病気であり、治療方針に疑問があったり、患者さんの希望を汲んで貰えなかったり、医療に対して困っている方に読んで頂ければいいなと思っております。

<目次:大まかに>

・病院利用の心得

  健診やドックを受ける心得 など

・アレルギーと膠原病・自己免疫疾患

・生活習慣病

・癌の心得

・病気に対する生活

・その他