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7つのチャクラは、人のエネルギースポットとして考えられています。ヨガとアーユルヴェーダには、7つのチャクラを活性化させる知恵や術があり、これらは密接につながっています。今回はチャクラとヨガ、アーユルヴェーダとの関わりを解説します。ヨガ、アーユルヴェーダを深めたいと考える方、是非ともご参考ください。
チャクラをはじめとして、東洋の”気”、西洋で言う”オーラ”など、人に見えないエネルギーが存在すると考えらはじめたのは、20世紀初頭。インドの知識をもとに、西洋の神智学、生命哲学などが統合されていったと言います。
現代で、こうした見えない人のエネルギーを信じるのは、これまで一部のスピリチャルマニアだけでしたが最近では様子が違います。病気や疾患への直接的な対処が主である現代の西洋医学に対し、アーユルヴェーダ、マクロビといった東洋を中心とした予防医学・代替医療がムーブメントとなって起こっています。
そしてヨガの世界的なブームを背景に、インド、東洋哲学がクローズアップされてきました。
チャクラとマルマで説明した通り、アーユルヴェーダとヨガはチャクラを通して繋がっています。また、鍼灸で言う経絡(ツボと神経の経路)上にマルマとチャクラが位置することなども手伝い、私たちの体調にチャクラが関係があることは、あながち間違いではないのです。
チャクラと色 – 人の魅力を伝える表現の関係
チャクラは、私たちの何気ない言葉の中にも見て取れます。
脊柱を通っている7つのチャクラ(メジャーチャクラ)は、各チャクラを出入りするエネルギーの周波数が皆違います。虹の七色と同じように、それぞれ固有の色を持っているとされ、ちょうど私たちが見えている太陽光線も七色の波長を含みますよね。
つまり色とは「光」のことでもあり、チャクラを出入りするエネルギーも一種の「光」と考えられています。人間を英語でhumanといいますが、「hue」は色を、「man」は人を表すため、人間の語源を「色の人」ととらえ、「あの人はキラキラしている。」や、「色気がある。」などの言葉も、このような語源から来ていると考える説もあるのです。
また、私たちは目立っていて、魅力的な人を表現する際、「あの人はオーラがある。」などとよく言います。
チャクラのエネルギーは人のオーラと捉えられるかもしれません。キリスト教や仏教の宗教画には、頭の上に後光が描かれており、それらは第7チャクラが白や金色の輪(光背)として描かたと言われます。
7周期で人の成長に関連する7つのチャクラ
7つのメジャーチャクラは、それぞれ、人間の成長に関連した重要なテーマを持っています。ヨガにおいても、7つのメジャーチャクラと、7年の期間を関連させていますね。
第1チャクラの誕生と人の誕生を一緒に捉え、チャクラを7年ずつ通過していき、新たな7年周期が始まる毎に、種類の異なる人生経験を与えてくれるという意味でもあります。
それぞれのチャクラに対応している年齢やキーワードなどは、後ほどご紹介しますが、例えば、13歳の子どもたちは、仙骨のあたりにある第2チャクラの周期に対応しており、ありとあらゆる全てが、第2チャクラの影響下にあります。
第 2チャクラのキーワードは、官能性や創造性、熱意、創造性と限界の探求。これらのことから、この時期は性的な自我に目覚め、自立を求め、親の干渉や影響を打ち破る時期を計画し始める時です。
また、98歳の場合、その年齢は第7チャクラ(王冠のチャクラ)の影響下にあり、第7チャクラのキーワードは内的な責務の時期、統一、悟り、内的な魂の変わり目、熟慮と瞑想を意味します。
98歳ともなると、7年周期を全てを経験し、一体性と悟りの中にあり、全面的に王冠のチャクラの中に生きているなど。
それぞれの周期の変わり目は特別な時期で摩擦を起こす可能性もありますが、その出来事や個人の行動やふるまいによっては、さらなる光を放つことができる時期でもあるのです。
チャクラとアーユルヴェーダ、ヨガの関係
チャクラは前回お話ししたように、アーユルヴェーダのマルマ(急所)だけではなく、アーユルヴェーダの体質チェックにも登場した、五大元素(空、風、火、水、地)とも繋がりがあります。五大元素は身体の各器官とも連動しており、これは、五大元素に対応したそれぞれのドーシャ(体質)がバランスを崩したときに、不調となって現れやすい箇所とも関係しています。
ふと身体の不調を感じたり、最近なんだかうまくいかないなと感じているときは、実はそれに対応したチャクラのバランスが滞り、エネルギー循環がうまくいっていない状態にあると考えられています。
7つのチャクラは全て連動しており、仮にどこか一つのチャクラが滞ると、その働きを補うために、他のチャクラが活性化しすぎてしまうことがあります。
このような場合には、そのチャクラに対応した色のものを意識的に食べたり、持ち歩いたり、周りに置いたりすることも効果的と言われていたり、アーユルヴェーダにおいて食事のレシピやマッサージなどの処方が考えられています。
また、バランスを崩したチャクラに応じたヨガの瞑想やアーサナがあり、ヨガで対処することでエネルギー循環を良くし、体調や環境を整えるのです。
ヨガ、アーユルヴェーダを深めるならチャクラを知ろう
このように、脊柱に沿って在る各チャクラは私たちの精神と身体に深く関係しています。そして、各チャクラの特性や性質に応じ、アーユルヴェーダとヨガにはそれぞれを活性化するための知恵と術があり、全てが繋がっているのです。
つまりチャクラは、アーユルヴェーダやヨガを深めていく上で大切になる考え方なのです。
それぞれのチャクラを浄化し、バランスを整えるクリスタルやアロマ、ヨガのアーサナ(ポーズ)もありますので、各チャクラ別に後ほどご紹介していければと考えていますが、まずは7つのチャクラについて簡単に下記しておきます。
7つのチャクラ完全ガイド
ヨガとアーユルヴェーダを深める上でチャクラを理解すべき理由ヨガとアーユルヴェーダを深める上でチャクラを理解すべき理由
チャクラは、ヨガだけでなくアーユルヴェーダとも深い関係にあります。ヨガを上達する、もしくはアーユルヴェーダを深めるためにチャクラを理解することは大切なのです。
ここではチャクラのヨガとアーユルヴェーダとの関わりについて解説しています。
第一チャクラのバランスを整える5つの方法第一チャクラ 活性化
大地にしっかり根をおろし、根源的な生きるためのエネルギーを発生させるチャクラ。バランスを崩すと自分の人生を否定したり、または反対に利己的になったりします。
第2チャクラ
第二チャクラ 活性化
自分自身の深い部分と関連し、彩りのある人生を意味します。第2チャクラのバランスが良いと自己肯定感が生まれ自信や信念が生まれます。一方、バランスが悪ければ自分らしさがなくなり、人生に不満をもったり、漠然とした不安を感じたりするようになります。
第三チャクラ
第三チャクラ 活性化
集団の中で自分らしさを維持でき、他人と自分への信頼を高めるエネルギーが出入りしていると考えられてます。第3チャクラのバランスが良いと強い意志と勇気と行動力がでます。一方、バランスが悪いと、周囲をコントロールしようとしたり、すべての物事に対して、敵対心を持つと言われています。
第四チャクラ
第四チャクラ 活性化
7つのチャクラの中心で、それぞれをバランスをとる役割があります。自分と周りの人々、そしてこの世の全てに無条件の愛を感じるためのチャクラ。第4チャクラのバランスが良いと、自分をそのまま受け入れることができ「あるがままの自分」を受容することができるようになります。バランスが悪いと、我慢体質になったり、精神的にダメージをため込んだり、無感動になります。
第5チャクラ
第五チャクラ 活性化
円滑なコミュニケーションをとるのに重要と言われるチャクラ。第5チャクラのバランスが良い時は、周囲の意見を尊重しながら、自分の主張を上手に相手に伝えることができます。バランスが悪い場合、周囲の意見に耳を傾けることができなくなりコミュニケーションがうまく取れないと言われます。
第6チャクラ
第六チャクラ 活性化
直感、洞察、予知、想像力などに関わるチャクラ。第6チャクラのバランスが良い場合は、自分本来の目標や夢を見つけ、新たな道を切り開いていくことができます。一方、バランスが悪い場合は、自分に起きることの全てに否定的に捉えてしまい、目標や夢、生き甲斐を感じられなくなります。
第7チャクラ
第七チャクラ 活性化
バランスが良い場合は、解脱の状態を意味し宇宙とつながると言われています。解釈として、人生において起きること全て、ポジティブ・ネガティブな全てに対し必然であると感じ、受け入れることができます。バランスが悪い場合は、自分におきることをすべて否定的に捉えてしまい、「恐れや心配」の多い生き方になります。
以上に記載した7つのチャクラ。今後、7回に分け、順を追って各チャクラごとにバランスを整える方法について記事にしていきますので、お楽しみに。
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