1970年までは、糖質・脂質・タンパク質が健康に不可欠とされていました。
1970年~2000年までは、ビタミン・ミネラルが不可欠なものとして強調されました。
しかし、2000年以降は体内酵素が健康にとても大切だと言われています。
酵素は、
・食べ物の消化吸収を高める
・吸収された栄養を体中に届ける
・活性酸素・有害物質を除去してくれる
結果⇒自然治癒力を高めてくれる効果があります。
体内で作られ酵素には、消化酵素と代謝 酵素の2種類があります。
消化酵素は食べ物を体内で消化して、必要な栄養素を取り
込むために必要な酵素で、唾液など の消化液に含まれるほか、腸内微生物が消化酵素を作り出します。
代謝酵素は、身体の各細胞の形成、免疫力や自然治癒力、体を動かしたり、思考するなど、すべての生命維持活動を行う酵素です。
体内酵素が不足するとどうなるのでしょう?
誰でも生まれたときは体内酵素が十分にあるのですが、その量は生まれながらに 個人差があり、しかも一生で作られる量には限りがあるようです。
体内酵素が不足すると、栄養素が十分に吸収されない。
体内の毒物の解毒作用が弱まる。
神経やホルモン系のバランスが崩れる。
免疫や自己治癒力が弱まるなど、生命維持活動 に支障をきたします。
体内酵素を補うには食物酵素を摂取する必要があります。
具体的には
・生の野菜、果物、魚介類を食べる。
・納豆、ぬかづけ、みそ汁などの発酵食品を食べる。
・玄米などの未精製の穀物を食べる。などです。
但し、酵素は熱 にとても弱いので加熱して調理すると酵素の働きはなくなってしまい ます。
日本人は酵素国民と言われるほど 発酵食品の恩恵に預かってきました。
しかし食品管理衛生法に適合するため市販の食物酵素はほとんどが加熱されることになりました。
☆そこで手創り酵素のお勧めです。
わたしは 梅のシーズンに 毎年梅の酵素を20K漬けています。
酸味のきつい梅酵素をベースに ゴーヤ、アロエ、どくだみ、ヨモギ、銀杏、びわ、南瓜その他の種、ニンジン、 残り物の野菜とかで、季節の甘い酵素を創り、梅酵素に加えて年中楽しんでいます。
創り方は
・材料の下ごしらえをします。
梅の場合はフォークで表面に穴を開けます。
他の材料は2㎝位の薄さにスライスします。
(適さない材料:ニンニク玉ねぎの類、キューリ、白菜等 ぬかみそ漬けに向くもの)
・白砂糖を材料の1.1倍(重量)用意します。
白砂糖は吸湿性が良い上、発酵過程で蔗糖が果糖に変わるのでヘルシーです。
・砂糖、材料、砂糖、材料、砂糖・・・と交互に付け込みます。
底と表面は砂糖にします。
・漬けたものは7日間、朝晩かきまぜます。(酵素は生き物です。
かき混ぜる人に必要な酵素菌が育つと言われます。)
・3日目にバイエム酵素(アマゾンで安く売っています。
粉末のものです。梅10キロに対して10グラム程度です。)を入れます。
・7日後には梅を取りだします。
・梅を取りだした酵素は手ごろな瓶に入れて保存しますが 発酵を続けるので 瓶の蓋は
密封しないでください。
・5年後でも 熟成が進むだけで、おいしくいただけます。
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