アファメーション

アファメーションとは「自分へのポジティブな宣言」であり、潜在意識を味方につける手軽な方法です。

ナポレオン・ヒルを始め、ジョセフ・マーフィーや、多くの成功研究家達、心理学者たちが「潜在意識の強大な力を、上手に活用することが必要だ」と言っています。

潜在意識の強大な力をポジティブに引き出すためには、前向き・肯定的な考え方をする必要があります。潜在意識は集合無意識、ゼロフィールドに近い領域と言えます。ゼロには±がないですね。(ポジティブ・ネガティブではないことに注意)アファメーションの言葉は 肯定的表現にする必要があります。

潜在意識に刻み込まれた習慣的な考え方そのものを変えていくアプローチが必要です。

そのためには

①強いインパクトと繰り返しです。一般の学習と同じです。手軽に潜在意識を変えるには、何度も何度も繰り返すことが有効です。今日の朝そして夜、つぎは翌朝、そしてその夜、・・・というように「反復することは潜在意識に定着した考え方のクセを、確実に変えていく力」を持っています。

②筋肉を巻き込む(クロスパターニング、鏡を使った目のシフティング)

③「特別無条件同化暗示感受習性」の活用もお勧めします。

アファメーションに筋肉を巻き込む方法があります。クロスパターニングをしながら アファメーションすると 全能に 情報を刻みこむことになります。

クロスパターニングの代わりに「鏡を使った目のシフティング」も効果的です。 目の筋肉は脳に一番近く 目の筋肉を巻き込むヒーリング方法はよく知られています。 日常的に簡単なのは 鏡に映る自分の瞳を見てアファメーションすることです。最初は両目で両目を見て数回 声に出します。 次は両目で鏡に映る自分の左目を見て数回、次は両目で鏡に映る自分の右目を見て数回 アファメーションします。南裕さんの紹介するミラー催眠術 (コンプレックスを克服する自己暗示)箱の技法だと考えられます。

また「特別無条件同化暗示感受習性」を活用するのも有効です。人間の夜の寝際の心は、 「特別無 条件同化暗示感受習性」という状態 になっています。アファメーションの言葉をBGMに吹き込んで入眠時に聞くとよいでしょう。

アファメーションの文章の作り方

1) どんな自分になりたいか、何を実現したいかを考える

2) そのブロックになっているもの、足りないものを考える

3) アファメーションの文章を作る 。何がブロックか、何が足りないかを認識したら、それを自分に宣言する文章を作りましょう。言葉にすることでとても強いパワーになります。

4) アファメーション文章のポイント① 断定的、肯定的な表現を使う。 潜在意識は、否定語をイメージできません。例えば「XXしたくない」と言っても「・・ない」の部分を認識しないので、一番避けたい「XX」の言葉だけにフォーカスして、XXを引き寄せる結果になってしまいます。

5) アファメーション文章のポイント② 結果の言葉で書く(ソリューションフォーカストアプローチ)

6) アファメーション文章のポイント③ 一人称で書く(過去と相手と客観的出来事は変えられないのが鉄則)

7) 朝と夜、アファメーションを宣言する (人は、睡眠中に脳を整理して、必要な記憶、不要な記憶をふりわけるので、その前に強力な言葉を投げかけておくと有効です。「特別無条件同化暗示感受習性」を活用)

8) 携帯メモや紙に書く(ビリアリゼーション)

9) 宇宙の力にゆだねる(変わらない自分を意識すると 脳は変わらないことにフォーカスします)

10)前提を考慮します。ひすいこたろうさんの文を参考にしてください。

ひすい こたろう 「幸福になろう」 という思いの裏側には いま、幸福じゃないという前提がある。でも、「幸福を受け入れよう」 と思えば、 そもそもの前提は幸福だ。「思考」が現実化するんじゃない。「前提」が現実化する。あなたはいますぐに幸せになっていいし あなたは十分に豊かであっていい。 そういう存在であることを受け入れ、認めよう。いまこの瞬間に! 認めたものが現れる。これがこの世界の真実だ。さあ、今日も行ってらっしゃい^^