ブレーン・オペレーション・システム

私たちは問題解決の方法を因果関係に求めてきました。伝統的な心理療法では, 家族歴・成育歴情報から発症の原因を探り, 面接過程をクライエントの内面的成長として精神分析学的に解釈することが多く多大な時間を必要としました。
クライエントは渦中に嵌ったまま現実の時を過ごすことになるので 問題解決ができないまま時には数年の歳月を送ることになりました。
ブリーフセラピーが試行され、「ソリューション‐フオーカスト・アプローチ」がよく知られることになりました。
クライエントは自分たちの問題と解決の方法について一番よく知っていて、そのために必要な強さと資源を持っているという前提のもとに、過去や現在のことよりも将来に、問題にではなく解決の方へと焦点を合わせるというのが、ソリューション‐フオーカスト・アプローチ(SFA)の原則です。

人間の脳は「時間」を判別できないとは?時間とは単なる約束事にすぎないことはよく知られています。しかも人間の脳には今しかありませんから、各個人ごとの心身が理解する過去、現在、未来を一つのライン(時間軸)とした脳内タイムラインが存在します。
自分の脳内タイムラインを観る簡単なエクササイズがあります。二人一組で行います。
①日常的に繰り返す行為を一つ選びます。(例えば朝起きて歯磨きのシーン)そのシーンがどこにイメージされるかを手で示しオブザーバーが記憶します。
②昨日の朝起きて歯磨きのシーンがどこにイメージされるかを手で示しオブザーバーが記憶します。
③一週間前、一か月前、一年前・・・と過去を同じシーンで遡ってゆきます。
④未来も同じ要領で見ます時間軸は左から右とか、後ろから前にとか考えられていますが 脳内タイムラインは過去も未来も前に有ったり、未来が消えたり、円環になったり・・・様々です。
先ずは脳内タイムラインをイメージで整え、問題解決(願いの実現)をもたらすワークをご紹介します。問題解決ができたつもりになり、『まるで』それができた『かのように』考えること。「もし、それが・・・出来たとしたら」など。障害のように見えるものを心の中で飛び越え、望ましい目標に達成したととらえ創造的な問題解決を促進する枠組みです。
ワークの流れ
①ワークの準備「現在」「目的達成を阻むハードル」「ゴール(目的達成点)」の3枚のフィールド(「現在」「目的達成を阻むハードル」「ゴール(目的達成点)」と記した紙)を用意し順に並べます。(脳内タイムラインを直線にイメージするためです。脳には実体験もイメージ体験も同じ作用をします。)
②現在のフィールドで自分に以下のように尋ねます。
「願いが叶うと 日常生活にどんな変化が起こりますか?」「願いが叶うと ライフスタイルにどんな変化が起こりますか?」「願いが叶うと 人間関係にどんな変化が起こりますか?」「その願いにどんな意味と価値がありますか?」「願いが叶った自分をイメージできますか?」「どんな気分ですか?」
④ゴールのフィールドまで一気に進み 願いが叶った状況を実体験のようにイメージ化した後、以下のように尋ねます。「体の感覚はどうですか?」「周りの人はどんな目で見ていますか?」「あなたに対してどんな評価の声が聞こえますか?」⑤ゴールのフィールドで後ろを振り向いて 尋ねます。「願いが叶うことを妨げているものは何ですか?」「今の状態にどんな利点がありますか?」「なにがあると 壁を越えることができますか?」「具体的に何をする必要がありますか?」「できることは何ですか?」

癌を敵視して戦おうと頑張る程、がんを引き寄せる~~~脳は肯定/否定の違いが判らないから

肺がんのステージ4で余命3カ月と宣告された後の昨年夏に撮影した青春群像劇で、大林監督は「余命3カ月と言われ、1年4カ月も生き延びています。あと30年は生き延びて、映画を作ろうと思っている」とさらなる意欲。既に新作の準備に入っているそうで、高畑勲監督夫人から贈られた花束を掲げ、「最近、高畑監督と山田洋次監督と老人3人が仲良くしている。戦争を知っている世代が後世に伝えるために頑張っています」と話した。

「がんは宿子で、私が宿主と考えるようになった。がんも一生懸命生きようとして私の体をむしばんでいるが、私が死ぬとがんも死んでしまう。だから、もっと利口になって仲良く生きようじゃないかと話している」と闘病に懸ける思いを明かした。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw3152900