https://ponta2.com/archives/1070.html より
生姜の恐るべし効果と効能
生姜は、食材や生薬として利用されています。日本では『古事記』に記載があるように古くから用いられてきました。薬効が高く外部から侵入する異物に対して防衛機能が働きます。
西洋では、肉の臭みをとる香辛料として。中国やインドでは古来より湿布剤や、漢方薬として愛用されていました。発散作用・健胃作用・鎮吐作用があるとされています。
「発散作用」は主に発汗により、寒気を伴う風邪の初期症状の治療に使われ、「健胃・鎮吐作用」は胃腸の冷えなどによる胃腸機能低下などに使われることが多いようです。
生姜を加えた葛湯は身体を温めて免疫力を高めるため、風邪の療法によく用いられます。また生姜には腸管の活動を活発にさせる作用があり、便を積極的に排出させるのでデトックスにはもってこいの食材といえます。
生姜の皮の効果
生姜の成分には、生姜の皮のすぐ下の部分から抽出される精油に含まれる成分と、しょうがの澱粉質に含まれる成分「オレオレジン・ショウガオール・ジンゲロール」があります。皮は、利尿作用が高く足のむくみや、だるさが気になる場合は、皮をたわしでこすって洗い、皮ごと調理しましょう。
生の生姜の効果
生の生姜の成分、ジンゲロールには、吐き気をとめる効果もあるといわれており、生姜のしぼり汁は、つわり、乗り物酔いなどに効果があります。また、生の生姜には糖質や脂肪の吸収を抑える作用があります。
加熱した生姜の効果
加熱した生姜は、体脂肪を分解して筋肉で消費されやすくする働きもあるようです。生姜を100℃以下の温度で加熱したり、蒸したりすると、より辛みの強いショウガオールという成分に変わってきます。腹部の血行を高めるため、身体を芯から温めます。
冷え性の改善や、ダイエットの為の代謝を高めるには、加熱した生姜を用いるといいですね!風邪(発熱がある場合)には、生の生姜をすりおろし、蜂蜜やレモンと一緒にお湯でわって飲むと発汗作用によって汗をかき、熱を下げる効果があるといわれています。
乾燥した生姜の効果
乾燥すると香りは失われやすいですが、お腹を温める作用がアップするので、お味噌汁にいれたり、お茶パックにいれて、バスタブに浮かべてみましょう。ポカポカと体が温まりますよ♪冷え性の方は是非、試してみてね!
★干し生姜の作り方
よく水洗いした生姜を皮ごと1㎜ほどに薄くスライスします
ザルなどに重ならないように並べて天日干しにし、時々ひっくり返します
原型がなくなるくらい乾燥すればOK!
密閉容器にいれて冷暗所で保存します
料理にあわせてハサミで小さく切って使うといいですね
凍らせた生姜の効果
膠原病、飛蚊症、ヘルニア、糖尿病、高血圧、肥満、リウマチ、関節炎、うつ、便秘、むくみ、自律神経失調症などの方が試して効果のあった方法らしいです。
毎日簡単に使える生姜氷を作って温かい飲み物にポン!と入れるだけ。生姜を丸ごと凍らせて使うごとにおろして使うのもいいですが、最初からミキサーにかくはんさせて凍らせておくと便利です。
★生姜氷の作り方
【材料】生姜200gに対して水を100ml
生姜を一口大の大きさに切ります
ミキサーに材料の生姜と水を入れます
ドロドロになるまでかくはんします
フリーザーパックに平らになるようにいれて冷凍庫へ
固まってしまう前に一度取り出して、パリッと割りやすいように箸で軽く押して筋をいれます(正方形な感じで1回分が目安)
★生姜紅茶の作り方
「痩せる!」と評判の生姜紅茶は身体をポカポカ温めて代謝を上げ、グングン痩せさせてくれます!
紅茶のもつ抗酸化作用や、血流改善作用のあるテアフラビンという色素成分がカラダを温めてくれるということです。
【材料】
生姜・・・一片
紅茶・・・1杯分
蜂蜜または黒糖・・適量
生姜をすります(ティースプーンに半分ぐらい好みにあわせて)生姜氷をつくっておくと便利ですね
紅茶の中に入れます
そのままでも飲めますが甘味が欲しい場合は蜂蜜か黒糖を少量
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