願望実現が思わしくないとき、モチベーションを高めることを求められます。
手っ取り早くモティベーションを上げるため、自己啓発セミナーが勧められます。
自己啓発セミナーではテンションや気分を高揚させる様々なアプローチがされます。
大音量の音楽を聞かせつつ、いたるところに感情をゆさぶる演出が盛りこまれます。また、激しく体を動かしたり、大声で叫ぶワークなどを取り入れて、参加者の脳内のドパーミンを増やします。ドーパミンは喜びとか快楽を司るホルモンです。
しかし演出が取り去られてしまうとともに、高揚感は消え、ドパーミンは分泌も終わります。
ですからセミナーに参加して、終わったあとモチベーションが下がってしまう人もいます。
こんな人は 日常の現実の世界に戻ってのギャップが大きいので 低いときの自分を責めてしまいます。そうするとますますモチベーションは下がり、時にはうつ状態にさえなることがあります。自己啓発セミナー参加者の自殺さえ問題になりました。
このような人たちにとっては、自己啓発のやり方は、自分に合 っていないやり方だと言えます。逆に言うと自分に合っているやり方があることを知る必要があります。
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テンションや気分を高揚させるアプローチ以外にモチベーションを上げる方法として脳の機能に即した、合脳的アプローチがあります。
例えば 目的を紙に書いていくといいと言われます。脳の働きと、身体、筋肉は密接に関連して いるので、実際に紙に「自分はこういうことを学ぶ」とか、「自分はこういう ことを習得する」ということを書くと、よりトータルに 目的を自覚することになります。(末梢神経と中枢神経の連携)
人間は五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)=サブモダリティを通して、外部情報を取り込みます。自分が得意なサブモダリティを知り、うまく活用することも合脳的アプローチと言えます。
NLP・神経言語プログラミングではその人、個人の五感の特徴を代表システムと呼びます。
代表システムを知る方法は、目の動きや発する言葉やボディーラングエージ等で知る事が出来ます。
視覚優位の方の特徴は、 目線は上方に向く傾向があり、言語に関しても「~話が見えてこない」など視覚に関する言語表現を用います。
聴覚優位の方の特徴は、 目線は横左右に向く傾向があり、言語に関しても「~ように聞こえる」など聴覚に関する言語表現を用います。
身体感覚優位の方の特徴は、 目線は下方に向く傾向があり、言語に関しても「~のように感じられる」など身体感覚に関する言語表現を用います。
目的意識を持つこともモティベーションを高めることになります。
イソップ物語の三人のレンガ職人の話はモティベーションと目的意識の関連を寓話的に伝えます。
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ある人が道を歩いていると、一人の男が難しい顔をして、道のわきでレンガを積んでいました。そこで、その人は、男に尋ねました。
「何をやっているのですか?」
「見たらわかるだろう。レンガを積んでいるんだよ」
男はグチを言いながら、作業を続けていました。
しばらく行くと、別の男がレンガを積んでいたので、同じように尋ねました。
「何をやっているのですか?」
「ここで大きな壁を作っているのさ」
「それは、大変ですね」
「なんてことはないさ。この仕事のおかげで、家族にメシを食わせることができるのさ。だから、大変なことはないよ」
男は仕事に感謝していることをいいながら、一所懸命に作業を続けていました。
さらに行くと、今度は別の男が楽しそうにレンガを積んでいたので、やはり声をかけました。
「何をやっているのですか?」
「私はここで、歴史に残る立派な大聖堂を作っているのです」
「それは大変ですね」
「そんなことはありません。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うのです。素晴らしいことです」
男は嬉しそうに答えてくれました。
三人の男の言葉をどのように受け取りましたか。これは、仕事に対する考え方の違いを分かりやすく説明した寓話で、知っている方もおられると思います。
最初の男は、作業をしています。そして、現状に対する不満をグチっています。毎日同じような作業を続けて、いつも不満にさいなまれています。
二番目の男は、ライスワーク(食べるための仕事)をしています。少なくとも仕事のおかげ手家族を養っていけることには感謝していますが、そこには、仕事の目的というものはありません。ただ、与えられた仕事をこなしていくだけです。
三番目の男は、仕事の社会的意義を理解しています。そして、仕事をすることに生きがいを感じています。前のふたりと同じ作業をしているのですが、疲れるどころか、生きがいを感じてやっているので、やりがいを感じています。
仕事の目的を理解しています。社会的な意義も理解しています。なによりも、この仕事に生きがいを感じています。
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しかし五感で捉えたすべての情報を私たちの脳は取り込んでいるわけでありません。
(意識の傾き)
目的を意識化し、自覚して初めて 目的達成に必要な情報の取り込みは可能となります。
情報を取り込むべきか否かを判断しているのが『RAS(Reticular Activating System=網様体賦活系)』です。
眼に入っても認識できない(見ても見えない)現象を専門用語で『ス コトーマ』「心理的な盲点」と言います。
ストコーマが生まれる要因は
1:知識がない(から見えない)
2:自分にとって重要ではない(から見えない)
願望実現に必要な情報がたとえ周囲に氾濫していたとしても、目的が意識化されていないと情報はただの騒音にすぎなくなります。
潜在意識の情報を書き換えて 目的達成に対するブレーキを外す方法もあります。不合理な信じ込みを特定して、解消することやアファメーションがこれに該当します。脳の統合と言えます。
脳の『シナプス』という神経回路の組み合わせによって、人格は、変化します。人格の語源は仮面、役割。状況、関わる相手によって自分から引き出される役割は変わってきます。
人間は、多重人格性
朝、気分よく家を出たとします。、満員電 車に乗ったらどんな気分になりますか?朝は、気分が良かったとしても。憂鬱な気持ちになってテンション下がりますよね。足とか踏まれたら、どうですか?最悪な気持ちになりますね。 これって、その時で、感情 だったりとか、おそらく体の表情とかも違っているはずです。これは、脳科学的 には人格が違うっていうことです。
(アゥェアネスカード参照)
脳は放射思考であることもお忘れなく☆
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