http://dahnkobe.exblog.jp/5182343/ より
丹拝功とは永平寺の修行僧が、朝晩行をするとき己の欲望、迷い、恐れをすべて投げ出し、
仏の教えをそのまま体に染み込ますように体を折り曲げる動作で、一見単純な動作ですが、
この単純な動作の繰り返しで自己の汚れを洗い落とし、魂を純粋にする修練です。
今度のアースヒーリングフェスティバルに向け、沢山の会員さんが3000回の丹拝功を行いました。時間は大体7時間半から8時間くらいです。足腰が平気な人もいれば、下り階段が
苦しい人もいれば、明玄現象で苦しむ人もいます。
途中は様々な考え、恐れ、止めたいという欲望、楽になりたい体の訴えなど色々なマイナスパワーに打ち勝ちながら、3000回に挑戦します。
終わった後は、心がスッキリし自分に中心が出来ます。やり遂げた達成感と自分を取り巻く
環境に自然と感謝の気持ちがわいてきます。常に自分に問いかけて答えを求める人が感情に
流されずに中心を持つことが出来るのです。
丹拝功にはこのように数を意識するやり方もあれば、気運に乗って自然に体が動くままに行うやり方もあります。
礼&拝
ダンワールドでいう「バウメディテーション」、チベット密教での「五体投地」をイメージしてください。
【手順】
1.まっすぐ立って 天地を繋げるイメージをする。(百会から気運の柱を建てる)
2.地のエネルギーを感じながら 両手を肩の高さまで持ち上げる。
3.手の平を天に向け 天のエネルギーを受ける積りで 大きく回し 頭上で合掌する。
4.合掌して両手を 正中線にそって胸までおろし お辞儀をする。
5.合掌したまま跪き、正座。両腕を前に滑らして 地に額を付ける。
6.そのままの姿勢で両肘を立て、掌を天に向け 天のエネルギーを受ける。
7.合掌しながら立ち上がる。
(1から7を繰り返す。)
【フィジカル効果】
全ての骨と筋肉が自然に、全部動くように なっています。
特に濁ったエネルギーの溜まりやすい関節を刺激するのでエネルギーが浄化されます。
目を閉じてすると 片方に偏ることがあります。
これは、骨盤、脊椎、肩、首などが曲がっている、あるいは身体が正しい状態になっていないことから起こる現象です。
この時、曲がる側は緩んでいて、反対側は硬く緊張しています。
現在人の大部分が左右の均衡がとれていない状態ですが、この動作を通して、正常な均衡状態に戻ることができます。
【エネルギー効果】
礼&拝をする時、血はうずくまると頭に上り、立ちあがると足の方に下がり、気血の循環が起こり、胸と背中を通る大きな経絡(任脈・督脈)がスムーズに流れるようになります。
力を抜いた状態で礼&拝をすると、血流は毛細血管まで 十分にうまく流れ、力を入れると強く流れるようになります。全てのものが循環し、循環させることができるという法則がここに含まれています。
礼&拝は早く行うこともできますし、普通の速度で、あるいはゆっくり行うこともできます。早く行うと、気的な感覚は感じられませんが 汗が出て細胞が生き返ります。普通の速さで行うと、気が若干感じられます。エネルギーダンスをするように 気の感じに乗って行うと、気的な感覚が全て甦ります。
【メンタル効果】
怒ったままで礼&拝をする人はいません。
「伏し拝み、ひれ伏す姿勢」を取り続けると 自然に謙虚な気持ちになります。
自分にある観念と利己心、慢心、恨みを 捨てようという心が育ち平安な心を持つようになります。
http://brainyogazeze.blog.fc2.com/blog-entry-75.html 【バウ・メディテーション】より
バウ・メディテーションは、漢字で書くと丹拝功であり
「タンペゴン」と読み、「おじぎ瞑想」と言われます。
丹拝功をする時、その目的によってやり方が変わります。
考えや感情が多いときは、わざと早くして考え・感情を止めます。
でも普通は、自分の体を感じながら、特に基本姿勢を守るようにし、
丹田にエネルギーが集まるようにします。
そうすると、丹田からバネがのびるようにスッと立つことができ、
早く気運に乗って楽に動けるようになります。
丹田にエネルギーが集まることを精充と言います。
丹田にエネルギーが集まるには、考えをなくすこと。
そのために基本姿勢を守ります。
精充になると、次は胸の中丹田(第4チャクラ)にエネルギーが
集まります。これが気壮の段階。
胸にエネルギーのボールができて、このエネルギーを
使いたくて使いたくてうずうずするような感じ。
あるいは、感情の浄化が自然に起きて、過去に起きたことについて
「あれはあれで良かったんだ」と腑に落ちたりします。
精充と気壮のエネルギーは、物質的な質量を感じますが、
中丹田から上丹田に集まるエネルギーは精妙で
感じることが出来ません。
上丹田にエネルギーが集まるとき、神明になり意識が明るくなります。
否定的な記憶、考え、感情がなくなり、本当の自由を感じることができます。
丹田からバネがのびるように、エネルギーは上に昇っていくので、
基本姿勢を守れば、自然に神明になれるトレーニングです。
その中で、自分自身をウォッチングし、否定的な考えと感情を
浄化していきます。考えと感情のことを観念と言いますが、
私たちの魂は観念という黒くて厚い雲に覆われています。
いつも否定的なことを考え、体も重いです。
でも観念が浄化されてなくなっていくと、魂が明るく元気になります。
そうすると、魂は自分に必要なことを引き寄せる力を取り戻し、
私のために用意した私だけの人生を歩ませてくれるようになります。
魂を明るく元気にしてあげるためには、本を読んで知識だけ
脳に入れても仕方ありません。
私たちは普段、自分の考えや感情の区別をすることなく
意識活動しています。
何が考えで、何が感情なのか。
それらが出てきたとき、体はどうなのか。
また観念がなくなった時、自分の心と体はどんな風に変わるのか。
魂が明るい人は、意識も明るく、顔(表情)も明るく、性格も明るくなります。
明るいは全てにつながります。
魂が暗い人は、意識も暗く、顔も暗く、性格も暗いです。
暗いは全てにつながります。
神明・・意識が明るくなる体験を積み重ねると、
観察者の意識を持つことが可能になってきます。
現象に振り回されるのではなく、
現実を作っていくことがどういうことなのか、
それが自然にわかるようになるといういうことです。
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