シュメールとユダヤの関係

https://ameblo.jp/enkieden/entry-12607753461.html 【シュメールとユダヤの関係】より

世界最古の文明はメソポタミアで始まった。旧約聖書はユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖典であるが、旧約聖書の最初に記されている「創世記」はシュメール神話の影響を強く受けている。

創世記に記される最初の人は「アダム」で、私見では4、600年ほど前のメソポタミアの王だと考えている。

アダムの10代目が「ノアの方舟」で有名なノアで、4、300年ほど前の人である。ノアの11代目がアブラハムで、4、000年ほど前の人である。

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アブラハムはメソポタミアの都市国家ウルで生まれ、母はシュメール人であった。アブラハムはシュメール人の耕す農地周辺で遊牧を生業としていた。メソポタミアでは遊牧民をヘブル人(ヒブル人)と言っていた。後にユダヤ人がヘブル人(ヘブライ人)と呼ばれるようになる。

シュメールは、4、000年ほど前に東方(イラン方面)からやって来たエラム人に滅ぼされてしまったので、メソポタミアで生活できなくなったアブラハムは父のテラや一族と共にカナン(パレスチナ)に向かって移住を始める。父は途中のハラン(トルコ)で亡くなった。

アブラハムはカナンに住み、妻はシュメール人のサラと、サラの召使いのハガルであった。サラの産んだ子孫がイスラエル人(ユダヤ人)になり、ハガルの産んだ子孫がアラブ人になった。アブラハムは更にケトラを妻とした。

アブラハムと妻のサラは、ヨルダン川西岸地区のヘブロンにある「マクペラの洞穴」に埋葬された。この洞穴はユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地となっている。

シュメールが4、000年ほど前に滅び、その後、鉄器で有名なヒッタイトがアナトリア(トルコ)に出現、中近東一帯を制した。「ヒッタイトより1、000年古い鉄の塊」

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シュメールの彫刻に「太陽紋」が多く見られるが、日本の皇室の「菊花紋」

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と同じである。   

シュメール人は自分の国を「キエンギ(葦の主の国)」と呼んでいた。日本は「豊葦原の瑞穂の国」と云う。シュメールと日本は「葦の国」です。

日本語とシュメール語はどちらも膠着語で共通している。

日本とシュメールの共通性を初めて指摘したのは、元禄3年(1690年)に日本に来たドイツ系オランダ人医師・博物学者のエンゲルベルト・ケンペル(1651年-1716年)であった。シュメール人が祖国滅亡後、日本列島に大挙移住したと提唱した。

日本の磐座(いわくら)にシュメール文字が刻まれていると云う。熊本県阿蘇郡南小国町の「押戸石の丘(おしといしのおか)」をご覧ください。   

山口県下関市の「彦島八幡宮」にもペトログラフがある。

アブラハムとサラの子孫でシュメールの血と文化を受け継いだイスラエル人(ユダヤ人)も日本の文化に大きな影響を与えている。

ユダヤ人は陸のシルクロードを通り、また海のシルクロードを渡って西アジアから東アジアにやって来た。そして、終着点は日本列島であった。

欧米人は日本に来ると、カルチャーショックを受ける人も多いが、ユダヤ人は逆に同質性を感じる人もいるようだ。

「日ユ同祖論」には同意しないが、日本人とユダヤ人の遺伝子には近い部分がある。

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ユダヤ人のY染色体遺伝子 | 古代史探訪

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